前回ブログをアップした翌日の10月8日、カウンターを覗くと
閲覧数(PV)が753、訪問者数(IP)279と、ともに過去最高
最近アクセス数が少しずつ増えているのは新規参入の方も
増えているのでしょうか
拙いブログですが覗いてくださるだけでも嬉しい限り 感謝です。
ただ当初私もそうでしたが、初心者の方や気軽に
オオクワガタブリードを楽しみたい方は
「専用ブリードルーム、冷やし虫家、ショップレンタル棚」
といったいきなりバリバリの管理飼育は少し敷居が高すぎる
ように感じます。
コア過ぎて裾野が広がらない
そんなわけでHPの方ですが
気軽に楽しもう!国産オオクワガタ常温♂80mmに挑戦!
と題して常温軒下飼育のオオクワガタ成長記録を綴ろうと思います。
80mmを越えてくると、やはりそこそこ迫力がありますからね
常温でも80mmオーバーが誕生する血統なんて良いかもしれません。
やはり問題は冬温度でしょうか?
ボチボチHPも更新しなければです。
さて遠征記その2となる話題に移ります。
TPバーベQオフ会の興奮覚めやらぬ翌日、愛知県から静岡県へ移動
目的はメルリンさんブリードルーム訪問です
浜松駅で東京から来られた主水さんと待ち合わせて、
念願のメルリンさん宅へ
昆虫フィールド号NO74号でメルリンさん特集記事がありましたので、
おおかたのイメージはしていましたが、ブリードルームの
第一印象はとても清潔感がある。
おっと、飼育温度は意外と〇〇〇なんですね。
早速ブリードルームにて2011年度の今年羽化した
3番、10番の85mmを拝見
やはり形状は種親♂に似るんですね。
どちらも2009年11番に似て太さはそれほどないが、
自然体の姿で85mmオーバーという印象の個体。
ふむふむ、これならまだまだ伸びそう
続いては2011年最大個体10番86.6mm
これは流石にデ・デカイ
そして我が家昨年の種親同腹2009年2番84.1mm、
84.3mm伝説の2009年10番86.1mmと
ビックサイズのオンパレード
大切な個体にも関わらず 手に載せて拝見させて貰いましたが、
それにしても同じ久留米でも形状や重量感が全く違うんです。
好みでいえば、バランスが良く大顎も長い
2011年10番86.6mmなんですが、記憶に残った個体は
2009年10番86.1mmでした。
なんともいえぬ存在感と重量感に力強さ。
説明不要なんです いつかこんな個体を作出してみたい
と思いましたね。
そして噂の2011年2番羽パカ87.2mm。
上翅の撓みが無かったら・・・
この完品まで紙一重の要因は、最終羽化ステージの
飼育管理なんでしょうか?
温度変化か? それとも個体のポテンシャルか?
それにしてもこの個体は頭部の形状が他と明らかに違うんですね。
突然変異なんでしょうか?
また自己採集からの香川産F1.80mm。
それでもメルリンさん曰く、WDから累代を重ね大きくしていくことは
相当難易度が高いようです。
天然採集個体は、クワガタらしい自然なプロポーションがまた大型
とは違った魅力がありますね。
それにしても貴重な体験でした
その後メルリンさん、主水さんとマツノインセクトさんへ。
私も今年2回目
マツノさんでも86mmと85mmをまたまた拝見させてもらいまして
そして巨大♀56mm、57mmも
流石の松野さんも「この大きさになると産卵するか分からんね」
と、言うとりました。
管理ラベルを見ると飼育期間は1年を越えていましたね。
このあたりの久留米最終羽化ステージにヒントがないものか
しかし1日でこんなに沢山の国産オオクワガタ大型サイズを見ると
なんだが簡単に85mmアップを出せそうな錯覚を覚えますが、
マツノインセクトさんの飼育数は今期久留米だけで50ラインですから。
そしてメルリンさんにしても羽化ステージに至るまでの様々な
コントロール作業がある。
全国のオオクワガタブリーダー数、完品羽化頭数は
分かりませんが85mm以上の超大型サイズとなれば数千分の
1以上には違いないと。
もしかすると1万分の1程度かも知れません。
血統に頼るだけでも、餌や添加剤の要素だけでもない。
点ではないにしろ、経験に基づいた飼育スキルが大きな
ウエイトを占める。
逆にそんな難しさを改めて感じました。
難易度は高いと・・・
そんなこんなで最後は美味しいカレーうどんを御馳走に
今回はお忙しい中、我々を温かく出迎えてくれたメルリンさん。
地元の祭りの準備にも関わらず、時間を作って下さった松野さん。
そして長時間に及ぶドライブに帰路は我が家まで送って下さった主水さん。
この度は本当に有り難うございました。
この恩返しは、やはり素晴らしい羽化報告しかないでしょう
頑張りますョ~