先週のオフ会の余韻からか、知的好奇心が目覚め始めまして。
我が家で今期トライしております、たんぱく質添加剤配合量パターン比較の検証ですが、
その実験結果と、オフ会での情報から、ひとつひとつ結びつく事柄を幾つか発見することが出来ました。
詳細について現段階では記述出来ませんが、
どうやら、炭素原子と窒素原子の比率(所謂、C/N比)を考慮し、添加剤の量を調整すべきのようです。
また加水分解の分解速度についてや、環境、湿度により、大きく変ることも今回で体験出来ました。
菌床は完全に生き物ですね。
アカモビさんありがとうございます。(__)
幼虫にとって吸収の良い栄養源となる餌を長く喰わせ続けること。
分解の速い栄養源は雑菌に侵されるリスクが考えられる。
環境の違いによる影響については、2013年AKVプロジェクト(添加剤・久留米・検証)
で見えてくるように思います。
そのAKVプロジェクトですが、同じ種親から採れた幼虫(♂×♀2)を、菌床及び添加剤配合量と重量を統一し
6名によるそれぞれの飼育環境下で、10頭(5頭×2)ずつ計60頭を1年間飼育する企画です。
そんな環境と餌による検証も楽しみなところですが、
やはり2013年自己ブリードが一番の楽しみには違いはありません
その自己ブリードの組み合せについては、目下構想中(妄想中)なわけですが、
今期はマツノ843ギネス(マツノインセクト2003年.久留米♂84.3mm.KUWATAギネス個体)
の配合量の濃さについて、検証を試みたものの、ブリードの失敗(血の濃さの影響も考えられる)
となり道半ばとなりまして・・・
マツノ843配合量100%のブリードとなるインラインF3
(shima1007.H21-7-3♂82.7mm×H21-7-17番.♀52.5mm)の産卵失敗が痛かった
そして配合量75%の組み合せとなる
(shima1007.H22-6-23♂81.7mm×H21-5-14番.♀52.5mm)は産卵したものの5頭が全て★に。
血の濃さによる影響か、そもそも弱い個体であったのか、それとも血が濃いから故に弱かったのか・・・
良く分かりませんが、血の濃い組み合せですとメルリンさんでも不全が多い要因に挙げられることは事実。
shimaさんにもインラインの組み合わせは反対されましたからね。
反対されると、やりたくなりませんか
その次の世代の組み合せ如何では大化けする可能性もあるわけでして。
よって今期の反省を踏まえ、2013年の我が家では、
サラブレットの配合論をヒントにして以下のような組み合わせを構想中です。
4分の3同血 血統を2代遡り、父父、父母、母父、母母の4つの内、3つが同じ。
血統の系統は父と母で異なっても構わない。
4分の2同血 血統を2代遡り、父父、父母、母父、母母の4つの内、2つが同じ。
血統の系統は父と母で異なっても構わない。
4分の1異系 血統表の祖父母において、3頭が比較的似たタイプの血統で
残りの1頭だけが異系血統(強くインブリードされていればなお望ましい)。
その他に
マツノ2003年843の血
メルリン2007年19番の血
メルリン2009年10番の血
shima1007.2009年6番の血
久留米産地では、とてつもない実績と可能性を秘めた血。
当然ながら超優良個体を生んだ「血と配合」を、構想(妄想)する日々。
この段階がブリードの楽しみですね
私の場合、飼育管理について、もっとシビアにやらないと駄目なわけですが。
どうも性格がO型気質でして拘るところはとことん拘りますが、基本的に大雑把なんですね。
ベーシックな部分がとても大事です。
と、備忘録で残しておくことにします 有言実行ですな