ド派手にとはいかず・・・
1月25日に我が家2014年度ブリード3本目への交換(♂のみ)
を完了しました。
初令での割り出しからボトルへ即投入し大半が210日目での交換。
2本目交換が110日目でしたね。
3本目交換までは100日間。
全国のチョネットワークブリーダーの皆さんも、大いに気になる
3本目への交換結果ですが、
う~ん1本目のようにはいかず。
期待していた程には伸びしろが少なかった。
実はもう少し伸ばせると妄想しておりました・・・
暴れ(食上げ)は10頭(12%)程。 ここは想定の範囲内。
我が家では今期断熱対策の他、冷房から暖房へと切り替える
タイミング時に合わせた2本目の後半。
昨年迄のエアコン管理(暖房運転)を変更し、気流を発生させず
乾燥を抑制するべくオイルヒーターを使用しています。
ただそれでも虫蔵さん、Gullさんも話題に取り上げていたように、
今期我が家にて使用している菌床ボトルの水分量が、
想定以上に少ないといった影響があるのかもしれません。
上半分を喰っておらず、底に居食いという幼虫が多かった。
餌の特性とボトル形状。そして飼育環境が各々違うため
このあたりは経験か。
ただこれは飼育環境の改善により対策は十分可能とみています。
もうひと工夫でしょう。
しかしです。
2012年度自己ブリードの種親をあえて使わず、
久留米産地として実績十分な血を集結させて挑んだ
まさに血に拘るOOKUWA BLOOD.2014年度。
その血統ポテンシャルについて、ここまで十分に堪能している
レベルといって良いでしょう。
昨年より確実にレベルは上がっているわけで。
上を見たらキリがない。
久留米も発展途上であることに疑う余地はありません。
後半にも伸びてくる久留米。
ここから羽化ステージが本当の勝負どころなわけです。
さて3本目への交換報告も、ブログネタとしてライン別に報告を
していきたいと思います。
が、今回は久留米ブリーダー以外にも参考になるよう全体的数値
の結果から先にご報告することにします
少しクマモンさんを参考にしてみました。
2014年度3本目への交換その1
(欠番を除き合計16ライン)
まずは1~5番ラインの交換状況から。
種親♂1番・2番はマツノインセクト2012年37番
(幼虫購入から我が家で羽化)
いわゆる我が家マツノインセクト血統ライン
1番ライン
このラインは他と比較してそれ程太くない。
♂♀共に細身の形状だからでしょうね。
14-KU-106.32g⇒35g
この他33g以上は33.3gのみ。
くわがたの里さんでも1番ラインから33gが出ているようです。
※14番ラインの誤り
2番ライン
このラインは食痕が小さく、もうひと伸びが足りず。
その中でも204は中央に居食いと食い方が良い注目の幼虫。
14-KU-204.32.5g⇒35.2g
その他33.5g
3番~5番ライン種親♂は主水さん2012年4番♂82.2mm(86.1mmB同腹)
主水さん2012年4番ですが♂shima1007系(2009年6番85.2同腹)
♀メルリン系(2010年7番84.5mm同腹)
という我が家2013年メインである2009年10番(2011年10番)
の血が入っていない組み合わせ。
3番ライン
このラインは底に居座るのが多い。
そして太くないのも特徴的。
14-KU-315.30.3g⇒35.1g
その他33.4g.33g
4番ライン
4番は33.1gが最大。
5番ライン
14-KU-505.33.3g⇒35.4g
その他33.6g.33.5gと全て33gUP。
2本目交換にも記述していますが、
5番ライン♀種親はメルリン2012年3番♀52mm。
こちらもメルリン2009年10番(2011年10番)の血が
入っていない組み合わせ。
そして♀の父はメルリン2010年7番84.5mm同腹という
あえて2010年7番の配合を濃くしています。
やはり配合的にバッチリかもしれません。
この1番~5番は太さより長さをと考え掛け合わせをしています。
今後累代をしていくような種親候補。
裏年でもある今期なだけに、この中から1頭でも出したいと
期待しています
次回は東京オオクワ2012年SP2の♂種親を使ったラインと
メルリン2011年9番(2009年10番インライン直仔)ラインを報告
したいと思います。
7番.8番.14番が良いです