「転機の年」も2ヶ月目となりましたが、先月の派手な飲み会三昧の日々から
ようやく日常を取り戻した7月。
ですがどうも先日のクレームといい、漲るスタミナがイマイチ不足しており・・・ どうも疲れが取れない
まぁ運気なぞ本来自分から呼び寄せるものでしょうがね。
我が家もようやくBE-KUWA.44号を手にしました。
やはり今回の注目は、奈良輪収容所 クワ友である、ちなみさん記述
「80ミリブリーダーから学ぶゼロからはじめる 巨大オオクワガタの育て方上級編」
私が特に注目した点は、酸素濃度についての部分です。
「ビン底に穴を開ける、ビンをひっくり返すなどの方法でビン内の二酸化炭素分圧を
下げることは可能」
「サーキュレーターを複数使用し、ビン内の二酸化炭素がビンの外に拡散し、
菌糸ビンに熱がこもらないようにする効果があると考える」
我が家のワインセラー飼育については「湿度と酸素濃度」がデメリットにはなっていないか?
やはり気になる所ではありまして・・・
排除可能なマイナス要因は少しでも無くしたいと考えています。
その影響があるのかどうか
2011年度は10頭の♂80mmオーバーだったわけですが、
その内ワインセラー飼育から4頭。
レンタルショップから3本目交換時にワインセラーへ移動した個体からは6頭が羽化しています。
また4頭の♂82mmオーバーの内、レンタルショップから移動した個体が実は3頭なんですね。
よって我が家は今期、酸素濃度の改善を少し実践してみたいと思います。
今期は完全エアコン変温飼育「TPレンタルスペース」との対決がありますからね
そして常日頃お世話になっている、クワガタショップ「マジックフォレスト」さんも
BE-KUWA44号に広告掲載がありました。
5月度より高田馬場から沼袋へ移転して営業を始めたんです。
ちなみに我が家の羽化個体も、マジックフォレストで購入することが出来ます。
お近くにお寄りの際は是非お越しください
さて、ようやく我が家の割出しもほぼ完了となりました。
種親を起してから実に5カ月。
いや~今年の産卵は実に苦労しました
種親を冬眠から起す期間を十分に設けましたが、
最初のペアリング段階で、期待の♀が♂の攻撃に合い結局★となり躓いた中でのスタート。
その後顎縛りを実施し、2度のペアリング期間を設けて5月GW明けから
最初の産卵セットを組みましたが、設定温度の確認ミスもあって
2週間後の割り出し時では、なんと全ラインで確認出来た卵は数個のみ・・・
かなり動揺しましたが、粘りは身上と再ペアリングからやり直し、
その後産卵セットを数回組み、なんとか最低限の123頭まで辿り着きました。
♀には長い期間産卵の無理強いをさせてしまいました。 本当お疲れ様でした。
今期血の濃さの検証も行う我が家の自己ブリード
久留米産で10ライン WD新潟産から2ラインです。
もう少しだけ粘るラインもありますが、久留米は上記の10ラインでいきます。
昨年メルリン♀ラインは結局採れませんでしたので、リベンジには成功しました。
今期のメルリン血統は血の濃さを全く感じませんでした。
一方の今期shimaラインは昨年と違いかなり苦戦を強いられました。
私が選んだ種親ですが、アウトラインといっても♂が同じだったりと
血の濃さの影響があったように感じずにはいません。
私の産卵が下手だったことも大きいでしょうが、産卵しない♀も複数おり
まぁ本当に苦労しました。
「血の濃さの検証」は産卵セット段階から、早くも色々見えてきましたね。
ですが、健康的な多産ラインから必ずしも大型サイズが出るとも限らない。
いずれにしてもこの12ラインの傾向を確認しながら苦労した分大切に育てたいと思います。
ウチの場合、数打ちゃ・・・系なので最低でも20頭位居ないと親の形状に近いモノは出てきません。
血についてもF8なんてのは平気でいます。
人それぞれでしょうけど、インライン累代も結構いけちゃうのでは?
なんて甘く考えとります。
自分は冷やし虫家の換気を朝晩3分を目安に換気していますが、クワ友さんは同じ冷やし虫家で1日1回30秒と短いですが80Upは2ケタ出しています。
酸素を冷やし虫家の中に入れようとするとどうしても冷やし虫家の中の気圧が高くなると思います。
出来れば気圧を低くして酸素を供給出来る方法無いでしょうかね。
酸素は、私も換気はしますが、実は余り気にしていません。昔は1週間扉を開けなかったこともあります。それでも暴れは出ませんでした。昆虫は高等生物と違って酸素が少なくても問題ないと見ています。
自分も来季に似たような事を考えていますので
個人的には6~8番が楽しみです^^
姉妹でどの程度差が出るのでしょう?
F8でも問題ないですか?
昨年アウトのみであった我が家は今期インラインも実施するので楽しみです。
実は昨年、何の根拠もなくワインセラーに酸素のスプレー缶を噴射していました
続きませんでしたね。
サーキュレーターは昨年実施しておらず今年実践しています。
何しろTPレンタルスペースとの対決があるので手を尽くしたいと。
飼育スペースに余裕が無い中同腹同サイズ3頭ですから楽しむ要素が強いですね。
3♀産卵してくれてほっとしています。
ですが、今期季節に合わせた変温エアコン飼育をTPレンタルスペースで実施します。
餌と血統が同じパターンを50~60頭ずつそれぞれ飼育するので、その平均値から酸素濃度の影響が見えてくるのではと思います。
さてどうでしょう?
当方は、菌糸が良い状態で保てるように
温度と湿度を管理してます。でも実際どうなんでしょう?
酸素が多いデメリットより少ないデメリットの方がある気がしますが??
なんとか幼虫が確保出来て良かったですね。
うちは虫家にファンを入れて空気を攪拌していますが温度ムラ対策と酸素が行き届くようにするためです。
酸素濃度を上げて成長の検証をしたいと考えていますが高濃度の酸素を供給する器具が見つかりません(笑)
検証するにも器具探しからなので大変です>