悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

2018年度・3本目への交換その2

2019年02月03日 17時08分28秒 | 2019年度・オオクワガタ飼育

 

 

 

 

 

 

年末は腰、そして年明けからは喉の不調から
続いた体調不良も完治、ようやく自宅PC前で
諸々の作業を進めています。
体調が良くないとヤル気と集中力が続かない。
気の利いたオヤジギャグも湧かず。それはそれで良い? 😅

まぁその分1月は休日も出歩かず、身体を休める
ことができた、というより"少し休め"といった
シグナルだったと受け止めた方が正解か。


新年会も多かったですし、風邪も引いた数日は
久しぶりの禁酒もしています。 
これから仕事も忙しくなりますからね。
腰を痛めた原因だった脚の筋肉の硬さはストッ
チを続けることで改善。 体調も戻りましたし
次に体幹トレーニングを強化、体力と免疫力を
高めるようにしていこうと思います。

 

 

 

 

 






さて18年ブリード後半ラインについて。
前回記述したとおり1400ccボトルは食いやす
さを優先した緩詰めの影響もあってか、暴れ食
い状態が多かったわけですが、それと比較し6
月に投入、既に半年程経過した800ccボトルの
状態はどれも居食い状態。
食いの良いボトルは♂と一緒に既に交換済み
だったこともありますが、今回交換したもの
は幼虫にとって食いやすい環境を保っていた
ことが見受けられます。


◾️18-KU-1304

自ブリ16KU-1004.81ミリ×16KU-1107.55ミリ

6/24 →1/4 19g


 

 

 

 

 

 

 

 

 



こちらは今年2本目1400ccボトルを掘り出し
た後の数本。



 

  

 

環境が変わらぬ中、アプローチひとつでこれ
だけ大きく変わるわけです。 それでも交換し
た暴れ食いの幼虫、特にボトル 下部に居食い
を続けた幼虫と比較し、若い雰囲気の幼虫が
多いこと。
みずみずしいツヤが残っている。



◼︎18-KU-810

10/5→31.3g
12/29→35.2g

 

 




運動量が多く、古い餌をそれ程食べてはいませ
んがどうなんでしょう?
若さをキープすることで羽化力も向上する?
超大型化は幼虫も肥大化させなければ更なる
上のステージには届かない?
久留米で88ミリ以上を複数出すためには更な
る選別が必要になるのか。
このあたりは今年注目のポイントですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

18年度ブリード前半ラインは2014年度19番
を軸としたクロス配合ですが、中盤について
2014年度14番を軸に据えています。

 

 


羽パカながらその大顎の直線的で迫力ある
個体が2016年KU-913


 

 

 

 

 

サイズは小さいながら2014年14番の血を
残すべく顎の割合が長い2016年KU-1010

 

 

 

 

 

 

 



中でもjukeさんからの86ミリ同腹からの
組み合わせ14番から40gが2頭出ています。 

 

 


 ◼︎18-KU-1403


自ブリ16-KU-1004.81mm

×juke2331氏.KU3-05.53mm

9/30 →31.8g

12/29 →40.2g

 

 

 

 

 

 




◾️18-KU-1406

9/30 →34.3g

12/29 →40.6g

 


♀親の血である2014年度8番ライン。
19番、14番、に続く3番手に位置する期待値の
高い系統ですが、ウチでは2016年度ブリード
で14年8番♂の血を残せておらず、こういったケ
ースは累代ブリードの楽しみな部分ですね。 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 





こちらは丸みがあってバランスの良い個体。
やや男性的形状の種親が多い中で、母性的
形状イメージの個体を残そうと唯一のイン
ブリードラインが15番。



 

 

 

◼︎18-KU-1511

自ブリ16-KU-1703.84.5mm×

自ブリ16-KU-1709.55mm

9/30 →33g 12/29 →38.7g  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

18番は虫蔵さんからの♂補強ライン。
どのラインからも38g以上が出ています。





◼︎18-KU-1811 庚午虫蔵氏16年17番85mm

×自ブリ16-KU-706.54mm

9/30 →31.1g 1/17 →38.9g

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




続きまして12月に紹介した、餌慣れから着目し
たライン別幼虫体重比較。ラインごとのアベレ
ージですが、少なからず餌慣れによる幼虫体重
のプラス要因を感じる経過推移といえます。

 

 

 

 

 

 


そして年度ごとの幼虫体重比較データ。
今期は37〜38g近辺に集中する予定でしたが、
投入期間もいつもの年より短いですからね。
3本目管理の重要性も高まる中、最後までし
っかりと管理して結果を残したいですね。

 

 

 

 

 

 

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4 コメント

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こんばんは (す~やん)
2019-02-03 22:35:53
2本目の緩詰めは良くはなかったようですね。
居食いが絶対とは思いませんが、うちのオアシスも食べて動き回って伸びなかった感じがします。

では、10日宜しくお願いします。
返信する
こんにちは! (くわがたの里)
2019-02-04 07:36:34
年々33g以下の割合が減少しているのが素晴らしいです。アベレージの安定化は私も課題です。
返信する
こんにちは (>す~やんさん)
2019-02-04 08:05:02
食べ方と幼虫の姿。
幼虫体重よりも大きく見える。
幼虫が若い。
カンタケ菌由来なのか?
ここに来てこれまでとの違いを
感じています。
緩詰めは微妙な匙加減ですね。
す〜やんさんはかなり良さそうですねぇ。
ウチは今年の羽化を見て再調整です。
返信する
こんにちは (>くわがたの里)さん)
2019-02-04 08:10:42
今期は血の近いクラス配合なだけに
ラインごとのアベレージに差はつかない
印象です。
来期2019年度はアウト中心のためどうなるか?
系統は選りすぐりのためにそれなりに
活躍してくれると思います。
血の近い自ブリ中心年と、補強中心の年。
こういった表年、裏年も今年頑張らないと
続けられませんので気合いを入れたいと
思います。
返信する

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