今年も淀川の土手でジャコウアゲハの蛹を見つけた。
草木でなく鉄柱に糸のようなもので張り付いている。
下の方にも
羽化が終わって抜け殻のよう。
調べるとジャコウアゲハのサナギには「お菊虫」という別名があり、
この別名は、後ろ手に縛られる女性の姿を連想したところからきており、
「皿屋敷」という怪談で登場するお菊がモチーフになっているそうです。
じっくり見れば見るほど、「お菊虫」と名付けられた理由がよくわかります。
やがてここから美しいジャコウアゲハの成虫が羽化することもまた不思議。
昨年の今頃撮った、羽化して間もないジャコウアゲハ