NHK連続テレビ小説「舞あがれ!」の舞台となった
東大阪市のモノづくりの源流の一つでもある「伸線」産業を
紹介する「伸びて繋がるモノづくり展」が府立中央図書館で行われている
8月24日~9月12日迄
大阪府立中央図書館は 東大阪市役所と道路一つ隔てた所にある
「伸線」は金属などの素材を長く引き伸ばすことを指しますが
ただし 素材をただ両端から引っ張るものではありません
伸線に使われた工具「ダイス」
開口部が広く 出口が狭い穴が開けられている
昭和初期の水車伸線機械模型の構造
水車の直径は六メートルぐらいのものが標準で 水軸は松・けやきなどを用い
軸には栗・くぬぎ材が使われた
江戸時代末期の引抜きによる線材製造(伸線)のようす
伸線から生まれたアート作品など
金網の溶接技術を用いたイス
座ってみたけど座り心地はよかったですよ
農業用や護岸工事用 牛の柵に使われる有刺鉄線など
用途に合わせて加工された製品
六角ボルトの製造工程を紹介
伸線は針金・金網・釘・ネジ・ボルトなどの加工品を生み出し
それらは今日の東大阪の多彩な工業製品へと繋がっています