今回、5月の王滝に参加するにあたっての変更点は、タイヤのチューブレス化でした。
パンク防止とトラクションの向上、それと軽量化。
軽量化については駆動部分でもあり、かなり効果を期待してました。
換装にあたっては、事前にシマノのXTホイール、
スタンズのチューブレスバルブ、
同じくスタンズのシーラントとチューブレスレディタイヤを入手しておきました。
中でも入手に意外と苦労したのが、チューブレスバルブ。
スタンズのバルブ価格は2本で1,700円程度なんですが、リアル店舗はことごとく在庫切れでした。
ネットの在庫もあやしくて、送料がかかるのも馬鹿らしいので、リアル店舗で取り寄せしましたが、
配送の関係で結局送料負担になりました。
シマノの純正バルブでもよかったんですが、バルブのコアが外せるタイプが欲しかったので。
理由としては、装着時のシーラント注入のしやすさと、追加注入の際のメンテナンス性を重要視したからです。
バルブコアが外せないタイプだと、タイヤのビードを上げてから、
一旦ビードの一部を外し、その隙間からシーラントを注入しなければいけません。
とにかく、フロアポンプでタイヤのビードを上げるのは至難の技。
隙間からシーラントを注入しつつ、再びビードを上げるのはしんどい。
練習で試しに、XTホイールにボントレガーのクリンチャータイヤをつけてやってみましたが、フロアポンプじゃあとても無理。
ポンピングで必死に空気を送り込んでも、隙間から漏れる空気の量が多くて、全く膨らむ気配がありません。
コストコで購入した990円の車のシガーソケットで動くフロアポンプも役立たず。
あれは、海に行った時に浮き輪を膨らませるのが関の山でしょう。
仏式バルブから米式バルブに変換するアダプターを装着し、ガソリンスタンドのコンプレッサーを使ったら、一発でビードが上がりました。
という実験をした後で、スタンズのバルブが到着。
では、本番です。
IRCのミトスチューブレスをはめようとしますが、タイヤのサイドが硬くて最後がはまりません。
結局、禁断のタイヤレバーを登場させて、なんとかリムに収めました。
ほんとはビードを痛めるので使っちゃいけない事になってますが。
タイヤをはめたら、次はビード上げです。まずはフロント。
マニュアル通りに石鹸水を用意し、ビードを濡らします。
そして、一気にポンピング。
でも予想通り空気の漏れが多くて、ビードが上がる気配がありません。
観察したところ、石鹸水の量が少ない部分の上がり方が少なそうな気がしたので、
もう一度石鹸水を塗り塗り。結構たっぷり濡らしました。
そして、再度ポンピング。トピークのジョーブロースポーツの性能限界まで頑張ります。
するとフロアポンプの目盛りに手応えが!
ポンプに抵抗感が出始めたので、一気にポンピング。
すると、パン!パパン!と小気味良い音と共に、ビードが上がりました。
ちょっと感動。
意外と苦労せずに上がりました。
石鹸水が効いてるのかも。
次はリヤ。
フロント同様、石鹸水タップリ塗ったら、またまたスムーズにビードが上がりました。
結論。石鹸水がキモ。
ビードを馴染ませてから、空気を抜き、バルブコアを外します。
ダイソーで購入した注射器の出番です。
この注射器は、化粧品などの移し替え用とのこと。
シーラントを前後タイヤそれぞれ、90cc分注入。
バルブコアを取り付けて、再度ポンピング。前後とも完了です。
タイヤをぐるぐる回して、シーラントを行き渡らせます。
翌朝になってもちゃんと空気圧を維持してました。
タイヤレバーを使っても、まあ・・・大丈夫ということかと。
乗ってみた感想は、また改めて。
王滝での印象を含めて書きたいと思います。
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