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サウスライド

熱海まで輪行して十国峠をのぼった先には

2018年08月07日 | MTB

日本全国猛暑です。
灼熱の国道を延々と走り続ける地獄から逃れて、今日は電車で熱海まで。クーラーがガンガン効いている天国で、寝ぼけながら気づいたら熱海です。電車ってすげえな。



輪行バッグはオーストリッチの29er用E-11(EMU)です。ホントに29erが入るんかいなと疑問に思いながら購入したこの輪行バッグですが、ちゃんと入りました。前後ホイールを外して、エンド金具とサドルを下にして移動するタイプです。縦型ってやつですね。

OSTRICH(オーストリッチ) 輪行袋 [E-11] 29インチ対応 ブラック
 
オーストリッチ(OSTRICH)




熱海は灼熱です。南国といっても良かろうと思います。手前にある根府川駅はいい感じで寂れた感じでしたが、熱海は観光地で人がごった返しています。

早速自転車を組み立てます。組み立てている間に汗がダラダラ流れてきます。携帯には防災情報から「運動は原則禁止」の情報が流れてきます。電車で移動するのは楽だが、組み立てはめんどくさい。でも移動はすごい楽。でも組み立ては・・・(以下繰り返し)

熱海駅はなんだか立派になっていました。駅前の通りも以前より整備された感じです。

十国峠へは県道20号線で行くのが定番だと思いますが、下るのが面倒くさいので熱海駅の下をくぐり、MOA美術館方面へ坂を登っていきます。この坂が結構な斜度で、10分後には早くも日光とアスファルトからの照り返しで頭が沸騰しそうです。足も心肺も大丈夫ですが、暑さに参って力がでません・・・。

途中、姫の沢公園の駐車場のベンチで休憩します。冷えたペットボトルを脇の下に挟んで身体を冷やしまたらめっちゃ気持ちいいです。あと、服の上から吹いて体を冷やすスプレー(シロクマのイラストが描いているもの)がめっちゃ効きます。ジャージもレーパンも靴下もみんな涼しい。てか冷たいくらい。ちなみにシロクマのスプレーボトルは携帯用で、家に置いてるのはもうちょっと大きいボトルです。このメーカーの全身用の冷感汗拭きシートもおすすめです。よくあるものと違って、一枚がデカいんですね。


そんなこんなで熱海峠までやってきました。ここまで登ってきてもまだ暑いです。伊豆は暑さからは逃れられないみたいです・・・。風がもうちょっとあるといいんですが。


そこから十国峠までは緩やかないい感じの登りが続きます。登り基調だけれど快調に飛ばせる爽快な高原の尾根道です。暑さも多少やわらぎました。十国峠のドライブインで休憩して、店員のおばちゃん同士が口げんかしてる中、美味しくないそばを食べてから湯河原峠に向けて出発します。

十国峠からも緩やかな上り調子で快適に飛ばします。やがて遠くに大きな建物が見えてきました。箱根に抜けるか熱海に戻るかを悩みながら、進みます。とにかくあの建物まで行って休憩しながら考えようと漕ぎ続けて到着したのが、ドライブイン湯河原峠。

ところが残念ながら、廃業していたようです。

場所は、湯河原パークウェイの目の前。


その先には、ターンパイクの入口が見えます。

昭和から平成の最初のころは、家族やデートでドライブなんかで賑わっていたんだろうなあと思いますが、平日のせいか夏休みとはいえ交通量はさほど無くて、車離れって進んでるのかなーって思います。でも近所はめっちゃ渋滞するんですが。

熱海へ下る途中で脇道に入り鉄塔の管理道らしき尾根道に登ってみます。

一見、草地で気持ちよさそうなトレイルですが、実際は笹を刈り取った道なので、地面に笹の茎が残りボコボコとタイヤに当たって不快です。パンクしそうで気を使います。

ここから一気に熱海駅まで15kmを下り、輪行バッグに詰めて電車に乗ります。ガラガラの東海道線の一番端の車両に乗り、自転車を置こうと思ったら車両の角にピッタリと沿って立っている男性がいます。「ここ置いていいですか?」と聞いてもぼそぼそと何を言っているのかわかりません。とりあえず自転車を固定して席に座ります。車掌席を見たい鉄道マニアなのかと最初思いましたが、そこから1時間程外を見るわけでもなく、ただ立って自分の指を見つめていらっしゃいました。

帰りもクーラーの効いた車内でウトウトしていたら、自宅最寄りの駅の手前でした。車両を降りる時、輪行バッグを抱えたサイクリストとすれ違いました。お互いに微笑んで会釈します。さて、次はどこに行きましょうか。

 

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