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バイク盗難防止のコンクリートアンカー作成

2025年01月27日 | オートバイ
月日が経つのは早いもので、2023年3月にDAX125が納品されて,早くも2年。今回は盗難防止のコンクリートブロック作成についての備忘録を書きたいと思います。

私のバイクはマンションの駐輪場ですが、残念ながら車輪止めパイプなどのいわゆる地球ロックをするパイプやポールがありません。よってアンカーを自分で作ることにしました。アンカーは重けりゃ重い程良いわけですが、場所を取りすぎたり重すぎたりするとやややこしくなります。駐輪場の使用権はあるとはいえ共有部分ですから、邪魔にならないように設置する必要があります。
 
そこから楽しい楽しいホームセンター巡りが始まるわけですが、散々検討しまくった結果、コンクリートの土台はフェンス台ブロックを使うことにしました。購入した店舗はコーナンPRO、サイズは20cm×20cm×20cm、798円(税抜)、これをベースに一工夫するわけです。
 
 
別案では鉄板に金属の輪を溶接して、そこにチェーンロックを通す方式でアンカーにすることも考えましたが、溶接の器材も技術もツテもないのであきらめました。鉄板の上にバイクを置いたらバイクの自重がアンカーの重さになるわけですね。素晴らしい。でもハードル高し。鉄板はビバホームが充実してました。


結果、先述の通りコンクリートアンカーに決まったんですが、作りとしては単純で、コンクリートの土台の穴に、金属の輪っか状のものをアンカー付けて埋め込めばよいわけです。そして埋め込むのは16mmの太さのシャックルです。これはそうそう切断できまい。
 
 
極太のリングと金属のアンカーをシャックルに通します。それを紐で吊るしてフェンス土台用のコンクリの穴に入れます。そして良さげな高さに調整します。モルタルを穴に流し込んだらアンカーが埋まって固定されます。アンカーをつけておく事でシャックル部分がガッチリ固定されるわけですね。


ちなみにアンカー部分は下の写真のものを使ってます。ネジ部分に四角い金属のプレートをナットで止めれば完璧。モルタル乾燥後は完全に抜けなくなります。


モルタルを流し込んで数日ビニール袋に包んで養生します。水分をしっかりかけることでモルタルが固まる反応が進みます。コンクリートとかモルタルって、水分が乾燥する事で固まるわけじゃないんですね。化学反応。知らんかった。
 
水分が抜けるとモルタル部分がちょっと凹んできますが、問題なし。コンクリとの間にヒビが入っているように見えますが、これも問題なし。

しっかり乾燥したら出来上がり。これは5日くらい経過した状態です。極太リングを持って持ち上げても全然びくともしません。ガッチガチです。バイクが納車されるまでさらに約3ヶ月程放置していたので、使用開始時にはカラッカラになっていました。

このアンカーの重さは約25kgくらいです。この輪っかに2本の極太チェーンワイヤーを通して、それぞれ前後のホイールに結んでいます。全ての重量を合わせると40kg程度かなと思います。DAX125には過剰というご意見もあろうかと思いますが、自己満足で安心して眠れます。