その1からのつづき
転倒したトンネルを抜けて、コースは再びスタート地点へ向かいます。
明るい場所で見ると、擦過傷は左腕、肩、腰、右足といった具合。
でも、それよりマシンは?
もし地面に触れてたら、確実にカーボンは逝っちゃってるはずなので、覚悟を決めてチェックすると、
奇跡的にフレームは無傷!
これは真剣にほっとしました。神様、ご先祖様、マジありがとう。
これで後半頑張れます。こけてから抜かれた5、6台にも追いつこう。
スタート地点をぐるっと回り、再び滝越集落を抜けて今度は別の山に登って行きます。
気合を入れて踏み込みますが、例によって冷えた足が攣り始めました。
攣り防止のタブレットを飲み込みます。
ここからの舗装路の登りは苦手なエリア。
下りで冷えた足がだるくなって、一昨年はここでガンガン抜かれた嫌な記憶があります。
脚が攣るのを耐えて走っていたらいつの間にか痙攣がおさまってました。
チェックポイントを過ぎ、ここからはダートの登りを4、5キロこなさなければなりません。
通過タイムはほぼ目標通り。
その後ちょっと下って、登り返したら、あとはゴールまで下るのみです。
9月の王滝の楽なところは、登りが少ない事ですね。
最初の7.5kmの登りと、ここからの4キロを耐えればOK。金色のバイクと抜きつ抜かれつで進んで行きます。
登りが終わると暫くの間、下ります。
後半に向かってだんだんガレが酷くなってきました。
ここまで来ると同じメンツが近づいたり離れたりを繰り返しながら進みます。
前には金色バイク、後ろに青のバイク。
最後のダウンヒルは安全マージンをしっかり取りながら、できる限りのスピードで下ります。
2台に抜かれて、そのうち1台を抜き返したところで、氷ヶ瀬のゴール前の橋が見えました。
スピードを落としてゴール。
順位は結構抜かれたんで、50~60番手くらいかと思っていたら、ゴールしている選手が意外と少ない・・・。
タイムを見に行ったら、目標タイム通りの2時間25分くらいです。
順位は30番台の後半。予想以上でした。
ゴール地点には救急車が来ていました。
ストレッチャーに乗せられた選手が運ばれて行きます。どうやらあのトンネルで転倒したとの事です。
無事を祈ります。
隣に立っていた選手が、「みんなあそこでこけてるなあ」と、呟いてました。
自分も擦過傷を消毒してもらいます。
傷の数は多くても、どれも酷くないものばかりでした。
ただ脇腹がどんどん痛くなってきます。アドレナリンが切れてきたんでしょうか。
あと2~3週間は痛みと付き合わないといけなさそうです。
今回は、天気も良くタイムも出やすかった様に思います。
バイクもあんまり汚れてません。
ただ、あのトンネルだけは・・・。
次回走ることがあれば、最徐行で通り抜けようと誓いました。
出場した皆様、お疲れ様でした。
次回は42kmか100kmか、よ~く悩んで決めたいと思います。
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