男の願望(六)

日本勝ったね！正にこれしかない、そんな勝ち方でした。これでしばらくは喧しくなりますね(笑)テレビは天下でも取ったくらいに騒ぎ立てますが次のオランダでシーンとなりますね♪けど予選突破はデンマーク戦まで楽しめます～♪♪閑話休題…昨日の続きです！アクション③…
これは究極的な技であります。私もここまでやるか！ と思いました(笑) その手口(はっきり言いまして知能犯罪に近いよ(笑)
まず①や②を進行しながら徐々に重要な仕事を与えていきます。そして 慣れてきた頃を見計らって彼女が小さな確認ミスを起こした時に大きな損害を出させるのです。
その時被った被害は田川課長が一人で駆けずり回って処理します。
ここで大事な事はミスをした彼女を責めないことです。ここが大切なポイントです ♪
仕上げは解決寸前で彼女を使い二人で解決したようにします。
そのタイミングは 深夜・金曜日・クルマがグッドです。
…これ…やっぱり犯罪ですね(笑)
私は、はしょって書きました。けど多分この辺りは△△課長から細かく指示が出ているはずです。
マニュアル育ちの田川部長は△△課長の作ったマニュアルどおり実行あるのみでした。ところで 田川部長のエラいところは何も疑いもせずに行うところでしょうね。 私ならとても出来きないです(モラルの問題笑)
伊藤さん…この方が実はターゲットでした。何も知らない伊藤さんは田川部長からの指示を受けで誠実に仕事を遂行していきました。
伊藤さんが地味に見えるのはその容姿のせいでしょうね。実際私にはほとんど印象にありませでした。
私を始め全社員はこのマル秘作戦が 進んでいる事に気がついていませんでした。
(ただ一人を除いて…)
田川部長はミッション系の大学を出ています。実家も裕福な家庭でいわゆる良い家のボンボンでした。人柄はもちろん良いに決まっています。 一方の△△課長は私大のオチコボレ(自称)容姿なんかも平凡なはずなのにマメさと弁の立つのが取り柄です。 面白いもので全然違うタイプがお互いを認めあったかどうか判りませんが田川部長は仕事の件も含めても彼に心酔していたのでした。
よくある話ですね(笑)良い家の坊がワルに憧れる…

田川部長の作戦は着々と進行していきました。
飲み会を何回か開き賑やか好きの田川部長の面目躍如となりました♪
部内は当然和気あいあいのいい雰囲気となってきます。
『なかなかやるなぁ』高辻役員も目を細めて見ていました。と言いますのが田川部長を推挙したのは高辻役員だからです。
『部内はまとめたがあとは実績だな…』辛口の高辻役員らしいところです。
そしてもう一人田川部長を見ていた人がおりました…