熱戦でしたね(笑) ついに悲願の予選突破♪あのバイキング野郎をギャフンと言わせたよ。 たかが球蹴りされど球蹴りです(笑) しかし単純な競技はやっぱり理屈じゃあありませんね。相手を捩じ伏せてもボールを奪い取るがむしゃらさが必要なんですね。
近頃の日本の若者に欠けているのではないでしょうか。地位は人を育てる、とよく耳にしますが、地位は奪うものなのか…選ばれし者がすんなりとなるものなのか、疑問に感じる一つであります。それに近い意味で出る杭は打たれる。 があります。目立ち過ぎると周りから叩かれるの意味です。これを自戒するための言葉を古来聖徳太子がおっしゃいました。
『和を以て貴しと為す』
…今日はえらく理屈っぽく始まりました(笑) これも昨日根本常務がご乗車された余韻からでしょう(笑)
根本常務は社内きっての切れ者であります。しかしその風貌は貧・鈍・濁であります。
つまり見た目は大した事無い~ です(笑)
だって誰が見てもまるで田舎のおっさんなのです。
ところが能ある鷹は爪を隠す…まさに根本常務はそれを敢行していらっしゃいました(笑) 人呼んで【笑って人を切る!】
これ、殺人ではありません(笑)誤解のないように説明しますと配置換え…俗に左遷と言います(笑)
あのような穏やかな風貌からそりゃあエグイ人事が発動されます。
このブログによく登場される鬼や暴れん坊と異名を取る鬼塚専務はその暴言や又風貌からしても容赦ない仕置を断行するみたいに思えますが、以外や情にもろくお情け頂戴であります。
そんな対照的なお二人がライバルと呼べるかと言いますと年やキャリアからして鬼塚専務に一日の長があります。
しかし根本常務には別の魅力があります。それを一日ご一緒しましたから根本イズムをたっぷりと満喫できました(笑)
根本常務は…
『人には課長で終わる人、部長まで行く人、本部長まで上がる人、役員まで登る人』
『全て決まっている!』と断言されるのです。
『本当ですか(笑)』側の長原部長が止せば良いのに突っ込むんですね(笑)
『そうだよ。役職はなるべくしてなるものだね』
『じゃあ常務、私なども運命なのでしょうか?』お調子者らしく長原部長は茶化します。 『人事は上司が決めるものだけど、その上司の好き嫌いだけでは決められないよね(笑)』 この言葉に長原部長は大きく頷き…『そんな決め方周りから見たらおかしいですよね』
『そう!だからみんな困っているんだよ』
『困るんですか?』長原部長はよく分からない顔つきでした。
『そう、困ると言うか…』珍しく根本常務が詰まっていました。
『わ、分かりました♪』長原部長はすっ頓狂な声を上げ膝を叩きました。 『どう分かったの』根本常務が訝しげに見ると、『自分の好きにできそうで実は出来ないのでしょう!』『…』
『そうでしょう♪嫌な奴でも仕事が出来たら認めなくっちゃいけないからな…』我が意を得たり…長原部長は得意気に胸を張ります。
根本常務は笑っているだけで『そうだよ』ともおっしゃいません。
私は少し違うのじゃあ…と思いました。どう違うかは上手くいえませんが…
『ねぇそうでしょう♪』長原部長は同意を求めて来ますが、そうでは無い、と顔には書いてありました。
『長原、君はまだ青いよ(笑)』
『どうしてなんですか?』
『いいかい!能力のある人、これが役職につける条件だよね』
『はい!そうです』長原部長は出来の悪い生徒のように愚直に返事しました。
『けど絶対じゃあないんだね…』何か意味深な言い回しが根本常務の特長であります。話を訊かせながら相手の考えていることを引き出させて、自分の考え方と相違点を探り出しています。でもなぜそんな事をするんでしょうか?
『能力が全てでは無い?のですか』 根本常務の口からそんな言葉がでるなんて…
この人能力主義一辺倒じゃあなかったのか?
長原部長は半信半疑でした。
『いいかなぁ仮に能力の高い課長がいたとしょう』『それも長原部長より遥かに高い能力と誰もが認める課長だよ(笑)』
『…』なんと極端な例えでしょうか(笑)
長原部長もどう返事をしたらいいのか…そんな感じで聴いています。
『で、』一度言葉を切ってから
『君はこの部下を上手く使いこなせることが出来るかい?』常務は問い掛けます。
『そりゃあ使わなきゃあ駄目でしょう…』自信無さを空威張りしている感じで長原部長は宣言しましたね。 ハハハ♪根本常務は軽く笑いながら『私には出来ないねぇ♪』思わぬ答えに長原部長も私も驚きました。 こんな切れ者の常務より優れ者なんかいないでしょうけど、根本常務はあっさりと降参したのです。これが鬼塚専務なら『そんな奴俺が使い倒してやるぞ~』と怪気炎をあげるのでしょうが。(笑) 根本常務は違いました。
『それでは常務はどうされるのですか』恐る恐る尋ねると、
『使えない奴はこれだよ』左手で首の辺りにシュと線を入れました。 『へっ!』
目を丸くする長原部長(笑)
恐ろしいものでも見る目付きで根本常務を見上げておりました…(続く)
近頃の日本の若者に欠けているのではないでしょうか。地位は人を育てる、とよく耳にしますが、地位は奪うものなのか…選ばれし者がすんなりとなるものなのか、疑問に感じる一つであります。それに近い意味で出る杭は打たれる。 があります。目立ち過ぎると周りから叩かれるの意味です。これを自戒するための言葉を古来聖徳太子がおっしゃいました。
『和を以て貴しと為す』
…今日はえらく理屈っぽく始まりました(笑) これも昨日根本常務がご乗車された余韻からでしょう(笑)
根本常務は社内きっての切れ者であります。しかしその風貌は貧・鈍・濁であります。
つまり見た目は大した事無い~ です(笑)
だって誰が見てもまるで田舎のおっさんなのです。
ところが能ある鷹は爪を隠す…まさに根本常務はそれを敢行していらっしゃいました(笑) 人呼んで【笑って人を切る!】
これ、殺人ではありません(笑)誤解のないように説明しますと配置換え…俗に左遷と言います(笑)
あのような穏やかな風貌からそりゃあエグイ人事が発動されます。
このブログによく登場される鬼や暴れん坊と異名を取る鬼塚専務はその暴言や又風貌からしても容赦ない仕置を断行するみたいに思えますが、以外や情にもろくお情け頂戴であります。
そんな対照的なお二人がライバルと呼べるかと言いますと年やキャリアからして鬼塚専務に一日の長があります。
しかし根本常務には別の魅力があります。それを一日ご一緒しましたから根本イズムをたっぷりと満喫できました(笑)
根本常務は…
『人には課長で終わる人、部長まで行く人、本部長まで上がる人、役員まで登る人』
『全て決まっている!』と断言されるのです。
『本当ですか(笑)』側の長原部長が止せば良いのに突っ込むんですね(笑)
『そうだよ。役職はなるべくしてなるものだね』
『じゃあ常務、私なども運命なのでしょうか?』お調子者らしく長原部長は茶化します。 『人事は上司が決めるものだけど、その上司の好き嫌いだけでは決められないよね(笑)』 この言葉に長原部長は大きく頷き…『そんな決め方周りから見たらおかしいですよね』
『そう!だからみんな困っているんだよ』
『困るんですか?』長原部長はよく分からない顔つきでした。
『そう、困ると言うか…』珍しく根本常務が詰まっていました。
『わ、分かりました♪』長原部長はすっ頓狂な声を上げ膝を叩きました。 『どう分かったの』根本常務が訝しげに見ると、『自分の好きにできそうで実は出来ないのでしょう!』『…』
『そうでしょう♪嫌な奴でも仕事が出来たら認めなくっちゃいけないからな…』我が意を得たり…長原部長は得意気に胸を張ります。
根本常務は笑っているだけで『そうだよ』ともおっしゃいません。
私は少し違うのじゃあ…と思いました。どう違うかは上手くいえませんが…
『ねぇそうでしょう♪』長原部長は同意を求めて来ますが、そうでは無い、と顔には書いてありました。
『長原、君はまだ青いよ(笑)』
『どうしてなんですか?』
『いいかい!能力のある人、これが役職につける条件だよね』
『はい!そうです』長原部長は出来の悪い生徒のように愚直に返事しました。
『けど絶対じゃあないんだね…』何か意味深な言い回しが根本常務の特長であります。話を訊かせながら相手の考えていることを引き出させて、自分の考え方と相違点を探り出しています。でもなぜそんな事をするんでしょうか?
『能力が全てでは無い?のですか』 根本常務の口からそんな言葉がでるなんて…
この人能力主義一辺倒じゃあなかったのか?
長原部長は半信半疑でした。
『いいかなぁ仮に能力の高い課長がいたとしょう』『それも長原部長より遥かに高い能力と誰もが認める課長だよ(笑)』
『…』なんと極端な例えでしょうか(笑)
長原部長もどう返事をしたらいいのか…そんな感じで聴いています。
『で、』一度言葉を切ってから
『君はこの部下を上手く使いこなせることが出来るかい?』常務は問い掛けます。
『そりゃあ使わなきゃあ駄目でしょう…』自信無さを空威張りしている感じで長原部長は宣言しましたね。 ハハハ♪根本常務は軽く笑いながら『私には出来ないねぇ♪』思わぬ答えに長原部長も私も驚きました。 こんな切れ者の常務より優れ者なんかいないでしょうけど、根本常務はあっさりと降参したのです。これが鬼塚専務なら『そんな奴俺が使い倒してやるぞ~』と怪気炎をあげるのでしょうが。(笑) 根本常務は違いました。
『それでは常務はどうされるのですか』恐る恐る尋ねると、
『使えない奴はこれだよ』左手で首の辺りにシュと線を入れました。 『へっ!』
目を丸くする長原部長(笑)
恐ろしいものでも見る目付きで根本常務を見上げておりました…(続く)