藤岡部長は大卒者に対して徹底的に意地悪をしました。
英語の得意な加藤君は…
『部長、pureboyetc…です』
『馬鹿野郎!ここは日本だ。日本語で喋れ!』と怒鳴る始末です。
酒の飲めない伊藤君には無理強いして潰してしまいました。
このように藤岡部長の大卒コンプレックスは相当なものでした。
反面女子社員には甘くて出張に出かけた時には必ずお土産がありましたから(笑)
女子社員は大体が短大卒ですが、まぁ女には大甘なんですね…
そんな極端な態度で毎日を過ごしていた藤岡部長ですが、困った事に業績はうなぎ登りでした。
大卒者も怒鳴られ慣れた(笑)と言いますか、『またゴリラがなんかほざいてるぜ…』なんて陰口で鬱憤をはらしていました。 今から考えると好景気が全てだったのですね。
ただ問題が無かった訳ではありません。
ボーナス時期になると査定がありました。当時既に査定表がありまして成績や勤務態度その他十数科目の項目がありました。藤岡部長は数値で動かせない部分を除いて自己査定部分でかなりの身びいきをだしていました。
つまり好き嫌いで評価ポイントをだしていたのです。『おまえなんか俺の言う事を聞かんから…』『お前この前俺の悪口言っただろ…』
『俺はW大学は特に嫌いだ…』
こんな調子で嫌いな社員はE査定をつけていました。 *E査定…五段階方式で上からA~Eまでありました。因みにEは最低です(笑)
ある時その露骨な身びいき査定にクレームをつけた後藤係長、数か月後に閉鎖寸前の部門に移動となりました(苦笑)
こうした藤岡部長の力ずくの支配は数年間続いたのです。
英語の得意な加藤君は…
『部長、pureboyetc…です』
『馬鹿野郎!ここは日本だ。日本語で喋れ!』と怒鳴る始末です。
酒の飲めない伊藤君には無理強いして潰してしまいました。
このように藤岡部長の大卒コンプレックスは相当なものでした。
反面女子社員には甘くて出張に出かけた時には必ずお土産がありましたから(笑)
女子社員は大体が短大卒ですが、まぁ女には大甘なんですね…
そんな極端な態度で毎日を過ごしていた藤岡部長ですが、困った事に業績はうなぎ登りでした。
大卒者も怒鳴られ慣れた(笑)と言いますか、『またゴリラがなんかほざいてるぜ…』なんて陰口で鬱憤をはらしていました。 今から考えると好景気が全てだったのですね。
ただ問題が無かった訳ではありません。
ボーナス時期になると査定がありました。当時既に査定表がありまして成績や勤務態度その他十数科目の項目がありました。藤岡部長は数値で動かせない部分を除いて自己査定部分でかなりの身びいきをだしていました。
つまり好き嫌いで評価ポイントをだしていたのです。『おまえなんか俺の言う事を聞かんから…』『お前この前俺の悪口言っただろ…』
『俺はW大学は特に嫌いだ…』
こんな調子で嫌いな社員はE査定をつけていました。 *E査定…五段階方式で上からA~Eまでありました。因みにEは最低です(笑)
ある時その露骨な身びいき査定にクレームをつけた後藤係長、数か月後に閉鎖寸前の部門に移動となりました(苦笑)
こうした藤岡部長の力ずくの支配は数年間続いたのです。