やらかし
2023-08-25 | 日記
ここで何度も採り上げた「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」の著者、ブレイディみかこ氏の本を最近2冊買い、いま左のを読んでいます。そして先日、新聞広告でこれ(文庫本)の発売を知りました。そういう場合、先に出た単行本は安い中古が出回っていることが多いので、アマゾンで検索。
やはり本体価格1円で売られていました。送料を加えても350円で購入できるのですが、楽天ではもっと安いこともあるので捜してみたら送料込&税込215円という格安出品を発見。すぐさまカートに入れて注文確定させたのですが・・・・・・
後日購入履歴を見てアレッ。著者が違う。
判ってみれば安さに釣られて全く別の文庫を買ってしまったのでした。ダブりでないこういうヘマは初めてでガッカリ。
そのタイトルで調べてみたら他にも複数ありました。実に紛らわしい&忌々しい。履歴画面より[注文商品をキャンセル]のリンクが消えてからは購入者の都合による注文内容の変更・取り消しは一切できないようなので、もう受け取る他はありませんが、上下2巻の上だけ、しかも私には全く興味がないアウトロー小説らしいので即ゴミ箱行きとなりそうです。
気を取り直し、今度こそ目当ての「ほっつき歩け」を購入。被害額が215円で済んだのは救いです。
追記
著者と女性作家との対談を見つけました。いわゆる「刺さる」言葉が次々と登場し、一読どころか二読も三読もする価値があります。以下はその対談相手の発言から。
ブレイディさんの誠実さって、「私、ニュートラルですよ」っていう態度を全く取らないところだと思うんです。ニュートラルであることに揺るぎない自信がある瞬間ってちょっと怖い。だからブレイディさんはちゃんとバイアスも明かしてくれるし、何よりその正直さやユーモアにふれると、読んでる自分の苦しさを肯定してくれるように思う。深刻になる寸前に、鮮やかなやり方で、後ろから「おーい! 分かるよ!」って止めてくれる感じがありました。
プロフィール欄に「右でも左でもありません」などと書いてあるブログに限って差別的投稿が頻出するのを思い出しました。こちらはオマケです。(なお最初はコメント欄に書き込もうとしたのですが、NGワードが含まれているらしく、何度試みても弾かれました。)