今朝見たニュース、というか既に知ってはいましたが、来年3月の北陸新幹線の延伸(敦賀〜金沢間の開通)により並行在来線がJRから切り離されます。それにしても第三セクターの新会社の名前が「ハピライン」とは。利用者からは「全然ハッピーじゃないよ」という声が聞こえてきそう。これで敦賀からはハピラインふくい→IRいしかわ鉄道→あいの風とやま鉄道→えちごトキめき鉄道(日本海ひすいライン)と三セク4社の鉄道を乗り継がなければ直江津まで行けないことになりました。(新幹線ができる前はいうまでもなく北陸本線1本でした。ちなみに直江津以北はJRで青森までしっかり繋がっています。)それでも北陸おでかけパスという頼みの綱がありますが、もしそれも廃止、あるいは大幅値上げということになれば、業務出張以外で北陸を旅しようという気にはもうならないでしょうね。
その余波で特急しらさぎ(名古屋〜金沢)と同サンダーバード(大阪〜金沢)も敦賀止まりになります。私は滅多に乗らないのでこちらはあまり影響なしですが。なおルート決定(三つの候補からの選定)で揉めに揉めた新大阪への延伸ですが、右画像の通り着工が遅れる見通しで、2046年の開業(すなわち北陸新幹線工事の完結)も後ろにずれ込む可能性大。前にも書いたと思いますが、今月11日のような「JR大阪近郊区間大回り旅」は当分(湖西線がJRであり続ける限り)安泰です。
追記
長浜もしくは米原から糸魚川までなら遠回りで時間を食うもののJRオンリーで行く手(内陸ルート)はあります。ただし(往復ではなく)周回コースで安上がり(注)の鉄道旅行をするなら今年がラストチャンスです。(注:フリーきっぷ2種を組み合わせる方法です。詳しくは後日。)