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先ほど外の様子を見に行きました。私がこの大学で働くようになって19年目ですが、これほどの雪は初めてです。
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ところで私が所属する環境科学部のみならず、この大学の建物の屋根はかなり急傾斜なのですが、雪対策の必須アイテムである雪止め瓦がありません。建築の分野ではとても有名な大先生(故人)が設計されたということで、ご存知なかったはずもないでしょうに。(もっとも豪雪地帯では雪が落ちないと屋根が潰れてしまうため敢えて付けないそうですが。)そのため落ちる時には「ドドドドドー」とものすごい音を立てて落ちるので中にいてもビックリします。もちろん軒下を歩くのは極めて危険。開学した翌年(つまり最初の冬)の話ですが、ある先生が停めておいた車が雪崩の直撃を喰らってボコボコになったこともあるんだとか。悲しすぎる。
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施設長(圃場実験施設の責任者)なので圃場にも足を運びました。というよりハウスが倒壊したことを聞いて撮影に行った訳ですが。1棟だけ雪がうまく落ちなかったようですね。こちらに来られてまだ2年目の蔬菜園芸学の先生が実験をされていたハウスでお気の毒です。圃場の技師さんによれば大学が加入している災害補償でカバーできる可能性があるとのことで、そう願っています。
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