タリハから帰った翌日の朝食にサルテーニャが出ました。前日食べたtucumanaではなくbolivianaの方です。中の具は非常に汁気が多いため下手な食べ方をすると服やテーブルを汚してしまう、ということでLindaが手本を示してくれました。
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まず端っこを囓ってまず中のスープを吸い出し、それから普通に皮と具を味わえば良いとのこと。私も言われた通りやってみましたが、それでも汁が少しこぼれました。ちなみに下画像は中がいかにジューシーかを見せるために敢えて開いてくれたものです。もちろん普段はこんなお行儀の悪い食べ方はしません。
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さて、その日の午前中は市の中心部にある市場でお土産を買うことになっていました。が、人の非常に多い場所へ行くということでLindaは財布はもちろん時計もスマホも持たせてくれませんでした。不安になって「そんなに危ないところなの?」と尋ねましたが、「何かあったら大変だから」という返事でした。ま、用心するに越したことはないということで納得。そういう訳で申し訳ないですが写真はありません。
市場はこれまで足を運んだものよりずっと広大で食料品、日用品の品目毎に建物が別れていました。たぶんここだと思うのですが、民芸品を売る店が通路を挟んだ両側にビッシリと立ち並ぶ一角がありました。各店舗は幅2m、奥行き3mほどだったでしょうか。その中の3店ほどで買い物は済んでしまいました。なお24年前もそうでしたが(注)、ボリビアは物価が安いと改めて感じました。(注:あの時は100USドルでそれこそ山ほどお土産が買えました。)年1回出張しているアフリカ南西部のナミビアで同じようなものを買おうとしたら、たぶん5~10倍はするでしょう。ただし、そんなに値引きはしてくれません。交渉は全てLindaに任せていましたが、85ボリビアーノの品を2つ買って160にまけてくれたという程度でした。最初の言い値が既にリーズナブルなんでしょうね。値段が折り合わなければそれまででした。(これが過去に私が数度訪れた東南アジアの某国だったら、値段を吹っ掛けてきているのがミエミエなので、まず半値、時には1/3ぐらいの値段を言ってみて、それからどこで折り合いを付けるかが勝負、みたいな感じでした。さらに交渉が決裂した後も店員が追いかけてくるということが何度もありました。)
その後お菓子を売っているブロックへ行き数点買い、乗り合いタクシーで戻りました。想像していた以上に人通りが多いという印象でしたが、Lindaによると午後はもっともっと増えるので早めに来たということでした。昼過ぎに帰宅。
夜はご家族の家でお別れパーティの予定でしたが、それまで時間があるので二人でアイスクリームを食べに行くことにしました。シモン・ロペス通りがエコロヒカ通りという名前に変わってしばらく行くと、大通りの真ん中に街路樹(ユーカリ)が植えられ公園のようになっていました。たぶんこのあたりですが、いい感じです。
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家から4ブロックぐらいと聞いていたので歩くことにしたのですが、アイスクリームを売っている屋台は行けども行けども見つからず。「今日は休みなのかもしれない」とのことでしたが、結局コチャバンバに隣接するティキパヤという町まで来てしまいました。
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店でソフトクリーム(袋入り)を買って公園で食べました。Lindaは「この町は静かでとても好き。ここに家を買って住みたいわね。」などと言ってましたが、本気なんでしょうかね?(なお私たちが提供を受けていた住居について彼女からちょっとビックリするような話を聞きました。ここでは伏せておきますけど。)
家に戻り、その日の会食用に私が持って来た米(我が家で栽培したコシヒカリ)を炊きました。炊飯器なしなのでぶっつけ本番はさすがに恐い、ということで当日朝試しに2合ほど炊いてみたのですが水加減に一苦労。最初は水が足りず芯が残りそうだったため足し湯で調節しようとしたものの、今度はやや多すぎて仕上がりはイマイチ。その教訓が生きて皆に振る舞う約5合分はシャキッと炊き上がりました。なお、標高2600mゆえの気圧、というよりそれに起因する沸点の低さを懸念していましたが、その影響はまったく感じませんでした。(3000mを超えると圧力鍋が必要になるのかもしれませんが。)
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その鍋を携えてご家族宅へ・・・・ですが、写真はほとんど撮りませんでした。せっかくの御馳走もさんざん食い散らかした後です。(毎度のことながら後の祭りです。)父が感謝の言葉に続けて結婚式の日に披露するはずだった(もののキャンセルとなった)婚礼の歌および日本舞踊を演じたところ大好評。(踊りはこれですね。)またLindaのお父さんとも感動的なやり取りがあってLindaやお姉さん達が涙ぐんでいました。やはりそうなると傍観者ではいられなくなるんですよね。
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お兄さんにクリスマス用のケーキ(rosca)を焼いた窯も見せてもらいました。昔は薪だったので大変だったけど今はガスを使うのでラクになったとのこと。
その後、婚礼の招待者からいただいたプレゼントやお祝い金(贈り主の名前と品目または金額)を皆の前で読み上げました。(そういう習慣なんですね。)プレゼントのうち一番大きな包みを開けてみたら額に入った油絵でした。
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描いたのはかなり絵心があって腕の立つご親戚、そして風景は皆さんがかつて住んでいた場所(たぶんポトシ)とのことでLindaもはっきり憶えているそうです。額付きだと大きすぎてスーツケースに入らないため絵だけ持って帰ることになりました。(追記:お土産に買ったアグアヨ (現地のふろしき) で丁寧に包んだため無傷で持ち帰ることができました。自宅のどこかに飾ることになると思います。)
しばらくしてお別れパーティーはお開き。翌日はいよいよ帰国です。思えばあっというまの9日間でした。
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まず端っこを囓ってまず中のスープを吸い出し、それから普通に皮と具を味わえば良いとのこと。私も言われた通りやってみましたが、それでも汁が少しこぼれました。ちなみに下画像は中がいかにジューシーかを見せるために敢えて開いてくれたものです。もちろん普段はこんなお行儀の悪い食べ方はしません。
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市場はこれまで足を運んだものよりずっと広大で食料品、日用品の品目毎に建物が別れていました。たぶんここだと思うのですが、民芸品を売る店が通路を挟んだ両側にビッシリと立ち並ぶ一角がありました。各店舗は幅2m、奥行き3mほどだったでしょうか。その中の3店ほどで買い物は済んでしまいました。なお24年前もそうでしたが(注)、ボリビアは物価が安いと改めて感じました。(注:あの時は100USドルでそれこそ山ほどお土産が買えました。)年1回出張しているアフリカ南西部のナミビアで同じようなものを買おうとしたら、たぶん5~10倍はするでしょう。ただし、そんなに値引きはしてくれません。交渉は全てLindaに任せていましたが、85ボリビアーノの品を2つ買って160にまけてくれたという程度でした。最初の言い値が既にリーズナブルなんでしょうね。値段が折り合わなければそれまででした。(これが過去に私が数度訪れた東南アジアの某国だったら、値段を吹っ掛けてきているのがミエミエなので、まず半値、時には1/3ぐらいの値段を言ってみて、それからどこで折り合いを付けるかが勝負、みたいな感じでした。さらに交渉が決裂した後も店員が追いかけてくるということが何度もありました。)
その後お菓子を売っているブロックへ行き数点買い、乗り合いタクシーで戻りました。想像していた以上に人通りが多いという印象でしたが、Lindaによると午後はもっともっと増えるので早めに来たということでした。昼過ぎに帰宅。
夜はご家族の家でお別れパーティの予定でしたが、それまで時間があるので二人でアイスクリームを食べに行くことにしました。シモン・ロペス通りがエコロヒカ通りという名前に変わってしばらく行くと、大通りの真ん中に街路樹(ユーカリ)が植えられ公園のようになっていました。たぶんこのあたりですが、いい感じです。
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家から4ブロックぐらいと聞いていたので歩くことにしたのですが、アイスクリームを売っている屋台は行けども行けども見つからず。「今日は休みなのかもしれない」とのことでしたが、結局コチャバンバに隣接するティキパヤという町まで来てしまいました。
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店でソフトクリーム(袋入り)を買って公園で食べました。Lindaは「この町は静かでとても好き。ここに家を買って住みたいわね。」などと言ってましたが、本気なんでしょうかね?(なお私たちが提供を受けていた住居について彼女からちょっとビックリするような話を聞きました。ここでは伏せておきますけど。)
家に戻り、その日の会食用に私が持って来た米(我が家で栽培したコシヒカリ)を炊きました。炊飯器なしなのでぶっつけ本番はさすがに恐い、ということで当日朝試しに2合ほど炊いてみたのですが水加減に一苦労。最初は水が足りず芯が残りそうだったため足し湯で調節しようとしたものの、今度はやや多すぎて仕上がりはイマイチ。その教訓が生きて皆に振る舞う約5合分はシャキッと炊き上がりました。なお、標高2600mゆえの気圧、というよりそれに起因する沸点の低さを懸念していましたが、その影響はまったく感じませんでした。(3000mを超えると圧力鍋が必要になるのかもしれませんが。)
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その鍋を携えてご家族宅へ・・・・ですが、写真はほとんど撮りませんでした。せっかくの御馳走もさんざん食い散らかした後です。(毎度のことながら後の祭りです。)父が感謝の言葉に続けて結婚式の日に披露するはずだった(もののキャンセルとなった)婚礼の歌および日本舞踊を演じたところ大好評。(踊りはこれですね。)またLindaのお父さんとも感動的なやり取りがあってLindaやお姉さん達が涙ぐんでいました。やはりそうなると傍観者ではいられなくなるんですよね。
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お兄さんにクリスマス用のケーキ(rosca)を焼いた窯も見せてもらいました。昔は薪だったので大変だったけど今はガスを使うのでラクになったとのこと。
その後、婚礼の招待者からいただいたプレゼントやお祝い金(贈り主の名前と品目または金額)を皆の前で読み上げました。(そういう習慣なんですね。)プレゼントのうち一番大きな包みを開けてみたら額に入った油絵でした。
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描いたのはかなり絵心があって腕の立つご親戚、そして風景は皆さんがかつて住んでいた場所(たぶんポトシ)とのことでLindaもはっきり憶えているそうです。額付きだと大きすぎてスーツケースに入らないため絵だけ持って帰ることになりました。(追記:お土産に買ったアグアヨ (現地のふろしき) で丁寧に包んだため無傷で持ち帰ることができました。自宅のどこかに飾ることになると思います。)
しばらくしてお別れパーティーはお開き。翌日はいよいよ帰国です。思えばあっというまの9日間でした。
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