すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【兵庫案件】県警に匿われている折田楓さん、居心地いかがですか? 〜彼女は恐らく県警に駆け込みゲロってる

2024-12-22 05:44:35 | 政治経済
彼女のこの「完全な音信不通ぶり」は普通じゃない

 
 広告PR会社「merchu」社長の折田楓氏は、兵庫県警に駆け込み保護されているーーそんな説が根強くある。

 まあ、これだけ世間から完全にシャットアウトされ、音信不通になっているのだ。こうした点からみて、おそらくこの情報は確度が高いだろう。

 折田氏はどこかの時点で県警に進んで協力を申し出、手持ちの情報をすべて提供した上で捜査に協力している(推測)。

 まず公職選挙法違反に関しては、斎藤陣営はどう考えても真っクロだ。

 だから必然的にSNS戦略などの中心部を担った折田氏の刑も確定するだろう。

 だが彼女は警察への能動的な捜査への協力が認められて執行猶予が付き、あとはお咎めなしーー。

 折田氏としては、かしこい戦略だ。

斎藤知事は逮捕・失脚、だが折田氏は逃げおおせる

 一方、選挙違反が指摘されている斎藤陣営の反論には、まるで説得力も論理性もなく完全に破綻している。

 証拠はたっぷりある。遠からず、然るべき判定が下るだろう。

 そのときすでに十分、捜査に進んで協力している折田氏は無事、「放流」される。計画通りだ。

 彼女の輝かしい経歴にも傷がつくことはない。

 おそらく今回の県警への駆け込み戦略は、地元で力をもつハイソなご家庭一族・一同からのサジェスチョンだろう。

 あんな法的に穴だらけの斎藤陣営と心中するなんて、バカのひとことである。

本件発覚後、斎藤知事は折田氏を冷たく突き放したまま

 しかも斎藤知事は本件発覚後、折田氏を庇う素振りを一切、見せない。冷たく突き放したままだ。

 いかにも元・中央官僚らしい機械的で血の通わない対応である。

 まあ、もっとも折田氏の個人的な自己承認欲求が暴発し、あんなド派手な「自爆note」を発表してしまったのがそもそもの発火点だ。

 だから折田氏側にも大きな落ち度がある。

 あれさえなければ今回の斎藤陣営の選挙違反なんて、それこそ闇に埋もれたまま完全犯罪になった可能性も高い。

 そう考えれば、斎藤陣営・折田氏側とも、なんだか痛み分けのような感じがする。

県警はあのドス黒い県議員団を洗え

 あと残る掃除すべき勢力は、百条委員会あたりに集う「ドス黒い」利権集団である県議員団への裁きだ。

 斎藤陣営のちっぽけな選挙違反などとは違い、こっちは本命である。

 斎藤知事の前任に当たる旧・井戸敏三知事時代からの話だ。

 井戸元知事は、5期20年の長きに渡り兵庫で権勢を誇り、当然、その間、巨大な地元利権をマンマンと培っただろう。

 その旧時代からの歴史的な巨大利権と、それに群がった県議員団歴代の罪状が残らず存在する。

 この件に関し、もし捜査が進めばゾロゾロいろんな黒い案件が出てくるだろう。

 仮に県警が本気でここに調べを入れれば、この本命においては地元企業の違法な差配なども絡んでみるみる巨大な組織犯罪の記録が出てくるはずだ。

 これを機に、もし本件が残らず白日の元に晒され法の裁きを受ける、なんて事態になればすごいことになる。

日本全国津々浦々にこの巨大な利権構造がある

 例えば丸尾牧氏(無所属)や、斎藤知事が選挙で勝った翌日に速攻で議員辞職したミエミエの竹内英明氏(元・立民系の県民連合)あたりの「悪行」が、徐々に姿を現してきている。

 竹内氏は「脅迫から家族を守ため」という大義名分で議員辞職した。

 だが明らかに斎藤知事の当選で県の勢力図が変わり、今度は捜査当局の調べが自分の身辺に及びそうだから逃げたのだろう。

 彼ら2人を筆頭に、県議員団の悪行はすでにネット上では広まっている。

 もちろんネット情報は完全には信用できない。だが真実を知るきっかけにはなる。

 ネットのウワサを決して鵜呑みにせず、自分でそれらの情報のウラを取り事実確認すればいい。

(少なくとも私が持っている情報では)例えばあのドス黒い議員団を県警が正式に洗えば、続々といろんな巨悪が飛び出すはずだ。

 しかも日本全国津々浦々で、この兵庫レベルの巨大な利権構造が築かれているのだから事態は深刻である。

広告出稿をエサに地元マスコミを自在に操る地元大企業の悪行ぶり

 具体的には、地元大企業と地元マスコミの関係がまず挙げられる。

 地元マスコミへ大量に広告を出稿し、それと引き換えにマスコミ報道のサジ加減を自社に都合のいいよう操る地元企業団の悪行や、それに群がる県知事、県議員団らとの関係やいかにーー。

 なかには警察利権まで絡み捜査できないケースも当然あるだろうが……これを機に中央政界の政治改革だけじゃなく、こうした地方政界の浄化も進めたいものだ。(まあ無理だろうけどw)

 今後はこっちにも期待しておこう。

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