メンタルに火がつくのが遅いのはいつものこと
なでしこジャパンはフランス女子W杯の大会初戦で、格下のアルゼンチン相手に勝ち点3が取れず引き分けに終わったーー。
さあ大変、と世間では大騒ぎだ。だが結論から先にいえば、私はまったく心配していない。なぜならなでしこにとって、このテの展開はいつものことだからだ。
例えば2017年末に開かれた東アジアサッカー連盟(EAFF)E-1サッカー選手権でも、なでしこは初戦の韓国戦(レビュー記事)に勝ったがまるでいいところなしだった。だが続く第2戦の中国戦(レビュー記事)では、まったく別のチームに変身した。原因は何か? メンタルだ。
つまりメンタル起因で大会初戦にデキが悪いのは、何も今に始まった話じゃないのだ。現になでしこジャパンは過去にも今回同様の困難な局面で態勢を立て直し、盛り返してきている。
さて、では次の試合はどんな展開になるのか?
第2戦で戦うスコットランドは、初戦のイングランド戦で負けている。つまり彼らにとって日本戦は、絶対に勝ち点3がほしい試合である。とすればスコットランドは自陣にスペースができるのを恐れず、前にかかって攻めてくるはずだ。なでしこジャパンの思うツボである。
攻撃が得意ななでしこにとって、敵に自陣へ引かれて守りを固められるより、「撃ち合い」になったほうが攻め勝つ可能性が生まれて有利だ。
前がかりでくるスコットランドは、自陣に必ずスペースができる。なでしこから見れば、ボールさえ奪えばカウンターのチャンスになる。そこで確実に得点できれば、絶対に勝てる。
次のスコットランド戦に期待しよう。
なでしこジャパンはフランス女子W杯の大会初戦で、格下のアルゼンチン相手に勝ち点3が取れず引き分けに終わったーー。
さあ大変、と世間では大騒ぎだ。だが結論から先にいえば、私はまったく心配していない。なぜならなでしこにとって、このテの展開はいつものことだからだ。
例えば2017年末に開かれた東アジアサッカー連盟(EAFF)E-1サッカー選手権でも、なでしこは初戦の韓国戦(レビュー記事)に勝ったがまるでいいところなしだった。だが続く第2戦の中国戦(レビュー記事)では、まったく別のチームに変身した。原因は何か? メンタルだ。
つまりメンタル起因で大会初戦にデキが悪いのは、何も今に始まった話じゃないのだ。現になでしこジャパンは過去にも今回同様の困難な局面で態勢を立て直し、盛り返してきている。
さて、では次の試合はどんな展開になるのか?
第2戦で戦うスコットランドは、初戦のイングランド戦で負けている。つまり彼らにとって日本戦は、絶対に勝ち点3がほしい試合である。とすればスコットランドは自陣にスペースができるのを恐れず、前にかかって攻めてくるはずだ。なでしこジャパンの思うツボである。
攻撃が得意ななでしこにとって、敵に自陣へ引かれて守りを固められるより、「撃ち合い」になったほうが攻め勝つ可能性が生まれて有利だ。
前がかりでくるスコットランドは、自陣に必ずスペースができる。なでしこから見れば、ボールさえ奪えばカウンターのチャンスになる。そこで確実に得点できれば、絶対に勝てる。
次のスコットランド戦に期待しよう。