後半8分に田中が逆転ゴールを決める
日本は前半11分にスペインに先制され、前半の残り30分以上を1点リードされたまま耐えに耐えた。
すると後半3分。日本はハイプレスからボールを奪い、途中出場した堂安が右から強烈なシュートを放つ。ボールはGKシモンの手を弾いてゴール右に入る。これで日本は同点に追いついた。
日本はその後立て続けに後半6分。三苫がペナルティエリア左から、ゴールラインを割る寸前のボールをよく折り返し、受けた田中が届くかギリギリのボールをよく詰めてゴールし逆転した。
逆転後、日本はスペインにボールを持たせ、自陣に5-4-1のブロックを敷いて守り切った。
そしてタイムアップ。かくて日本は堂々の逆転勝ちを決めた。
前半11分、モラタが先制しスペインがリード
日本のフォーメーションは3-4-2-1。スタメンはGKが権田修一。CBは右から板倉滉、吉田麻也、谷口彰悟。右WBは伊東純也、左WBは長友佑都。
CMFは守田英正と田中碧。2シャドーは久保建英と鎌田大地。ワントップは前田大然だ。
一方、スペインのフォーメーションは4-1-2-3。GKはシモン、最終ラインは右からアスピリクエタ、ロドリ、P・トーレス、バルデ。
アンカーはブスケツ。インサイドハーフはガビとぺドリ。最前線は右からウィリアムズ、モラタ、オルモである。
日本の入りはミドルプレスだ。無理をせず機を見てプレッシングする。試合はがっぷり四つだ。立ち上がり、日本はゴール前の混戦からシュートチャンスを得るが果たせず。
ところが前半11分。日本は右サイドからアスピリクエタにダイアゴナルなクロスを入れられ、モラタにあっさりヘディングシュートを決められる。早くも0-1だ。
日本のDFは競っているように見えなかった。あんな簡単に決められるのでは話にならない。この試合、先が思いやられる感じがした。
日本はビルドアップもパスもままならず
日本はまったくビルドアップができない。マイボールにしても、結局、GKにバックパスして権田がアバウトなロングボールを入れて終わる。
スペインボールの時、日本は両WBが引き、5-4-1で守備をしている。日本はボールを奪えてもパスがぜんぜんつながらない。
日本は30分ごろからラインを上げて守備をし始めた。スペインが延々とポゼッションし、日本はまるで守備練習をしているかのようだ。
スペインは6分(ぶ)から7分くらいの力でやっているような感じだが、日本はボールをなかなか奪えない。
日本はスペインをリスペクトしすぎ、「死に物狂いのファイト」や「ガムシャラな気合い」のようなものはまるで感じられない。メンタルの問題だ。コスタリカ戦に続き、日本はただ平凡に「やってるだけ」だ。
選手交代が的中し堂安が同点ゴールを決める
日本は後半立ち上がりから、久保に代えて堂安、長友に代えて三笘を投入した。
すると後半3分。日本はハイプレスからボールを奪い、堂安が右から強烈なシュートを決める。これで1-1、同点だ。
立て続けに後半6分。今度は堂安がペナルティエリア右からグラウンダーのパスを出す。
するとペナルティエリア左から三笘がゴールラインを割るぎりぎりで中央に折り返す。最後は田中が詰めた。2-1と日本が逆転した。
これで完全に空気が変わった。前半の日本はゾンビのようだったが生き返った。
スペインは淡白な試合ぶりで敗退する
後半16分、日本は前田に代えて浅野を投入。
後半24分、鎌田に代えて冨安を投入。冨安を右のWBにし、伊東を前に出す。
後半42分。日本は田中に代えて遠藤航を投入。守備固めだ。
リードしている日本は最後の20分間、自陣にブロックを組んでスペインの攻撃をはね返し続けた。そしてタイムアップである。
日本はこれで堂々ドイツとスペインに勝ち、勝点6でグループリーグ突破を決めた。決勝トーナメント1回戦で日本はクロアチアと対戦する。
日本は同点ゴールを決めて以後メンタルが爆発し、活気づいたチームは一気に試合をひっくり返した。課題は気の抜けたような前半の試合ぶりだ。一方のスペインは2位通過を意識したのかそれほど脅威になるような威圧感もなく、淡白な試合ぶりに終始した。
さあ、あとは日本がどこまで決勝トーナメントを勝ち進めるかだ。
日本は前半11分にスペインに先制され、前半の残り30分以上を1点リードされたまま耐えに耐えた。
すると後半3分。日本はハイプレスからボールを奪い、途中出場した堂安が右から強烈なシュートを放つ。ボールはGKシモンの手を弾いてゴール右に入る。これで日本は同点に追いついた。
日本はその後立て続けに後半6分。三苫がペナルティエリア左から、ゴールラインを割る寸前のボールをよく折り返し、受けた田中が届くかギリギリのボールをよく詰めてゴールし逆転した。
逆転後、日本はスペインにボールを持たせ、自陣に5-4-1のブロックを敷いて守り切った。
そしてタイムアップ。かくて日本は堂々の逆転勝ちを決めた。
前半11分、モラタが先制しスペインがリード
日本のフォーメーションは3-4-2-1。スタメンはGKが権田修一。CBは右から板倉滉、吉田麻也、谷口彰悟。右WBは伊東純也、左WBは長友佑都。
CMFは守田英正と田中碧。2シャドーは久保建英と鎌田大地。ワントップは前田大然だ。
一方、スペインのフォーメーションは4-1-2-3。GKはシモン、最終ラインは右からアスピリクエタ、ロドリ、P・トーレス、バルデ。
アンカーはブスケツ。インサイドハーフはガビとぺドリ。最前線は右からウィリアムズ、モラタ、オルモである。
日本の入りはミドルプレスだ。無理をせず機を見てプレッシングする。試合はがっぷり四つだ。立ち上がり、日本はゴール前の混戦からシュートチャンスを得るが果たせず。
ところが前半11分。日本は右サイドからアスピリクエタにダイアゴナルなクロスを入れられ、モラタにあっさりヘディングシュートを決められる。早くも0-1だ。
日本のDFは競っているように見えなかった。あんな簡単に決められるのでは話にならない。この試合、先が思いやられる感じがした。
日本はビルドアップもパスもままならず
日本はまったくビルドアップができない。マイボールにしても、結局、GKにバックパスして権田がアバウトなロングボールを入れて終わる。
スペインボールの時、日本は両WBが引き、5-4-1で守備をしている。日本はボールを奪えてもパスがぜんぜんつながらない。
日本は30分ごろからラインを上げて守備をし始めた。スペインが延々とポゼッションし、日本はまるで守備練習をしているかのようだ。
スペインは6分(ぶ)から7分くらいの力でやっているような感じだが、日本はボールをなかなか奪えない。
日本はスペインをリスペクトしすぎ、「死に物狂いのファイト」や「ガムシャラな気合い」のようなものはまるで感じられない。メンタルの問題だ。コスタリカ戦に続き、日本はただ平凡に「やってるだけ」だ。
選手交代が的中し堂安が同点ゴールを決める
日本は後半立ち上がりから、久保に代えて堂安、長友に代えて三笘を投入した。
すると後半3分。日本はハイプレスからボールを奪い、堂安が右から強烈なシュートを決める。これで1-1、同点だ。
立て続けに後半6分。今度は堂安がペナルティエリア右からグラウンダーのパスを出す。
するとペナルティエリア左から三笘がゴールラインを割るぎりぎりで中央に折り返す。最後は田中が詰めた。2-1と日本が逆転した。
これで完全に空気が変わった。前半の日本はゾンビのようだったが生き返った。
スペインは淡白な試合ぶりで敗退する
後半16分、日本は前田に代えて浅野を投入。
後半24分、鎌田に代えて冨安を投入。冨安を右のWBにし、伊東を前に出す。
後半42分。日本は田中に代えて遠藤航を投入。守備固めだ。
リードしている日本は最後の20分間、自陣にブロックを組んでスペインの攻撃をはね返し続けた。そしてタイムアップである。
日本はこれで堂々ドイツとスペインに勝ち、勝点6でグループリーグ突破を決めた。決勝トーナメント1回戦で日本はクロアチアと対戦する。
日本は同点ゴールを決めて以後メンタルが爆発し、活気づいたチームは一気に試合をひっくり返した。課題は気の抜けたような前半の試合ぶりだ。一方のスペインは2位通過を意識したのかそれほど脅威になるような威圧感もなく、淡白な試合ぶりに終始した。
さあ、あとは日本がどこまで決勝トーナメントを勝ち進めるかだ。