すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【プレミアリーグ 18/19 第9節】拙攻同士の身のない凡戦 〜ハダースフィールド0-1リバプール

2018-10-25 09:08:04 | イングランド・プレミアリーグ
師弟対決となった両監督

 クロップとワグナーという両監督の師弟対決となったこの試合。ハダースフィールドは立ち上がりからハイプレスで激しくハメにくる。その網の目をかいくぐってリバプールがビルドアップする、という展開だ。対するリバプールは、ハダースフィールドのビルドアップに対し3トップでプレッシングする。

 リバプールのフォーメーションは4-3-3。スタメンはGKがアリソン。4バックは右からゴメス、ロブレン、ファン・ダイク、ロバートソン。中盤はシャキリ、ヘンダーソン、ミルナー。3トップはサラー、スタリッジ、アダム・ララーナだ。

 試合は前半24分に早くも動いた。リバプールだ。右SBのゴメスからシャキリに縦パスが通り、そのシャキリがサラーにスルーパスを出す。これで裏抜けしたサラーが軽くゴール左スミにボールを突き刺した。

カウンターの掛け合いはリバプールに軍配が

 両チームともボールを失うとリトリートせず、その場でプレッシングして即時奪回を狙う。必然的にカウンターの掛け合いになるが、ハダースフィールドのほうはボールを保持してもなかなかシュートまで行けない。ボックスの外側でパスを回している感じだ。

 後半になると逃げ切りを見たのか、リバプールはミドルプレスに切り替えた。と同時にハダースフィールドのカウンターを警戒し、ボールを失った場合の帰陣を早くした。これでクロップの思惑通り試合は収束し、リバプールの勝利に終わった。

 ハダースフィールドはハイプレスとファイティグスピリットはすばらしいが、アタッキングサードでの決定力に乏しいのが低迷の原因だ。リバプールはチャンピオンリーグのための先発ローテーションのせいで戦力が落ちて拙攻が続き、ハダースフィールドに決定力さえあれば試合はどうなっていたかわからなかった。

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