すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【CL 18/19 F組第3節】シティの攻撃力が大爆発 〜シャフタール0-3マンチェスターC

2018-10-28 09:45:04 | CL/EL/EURO(世界規模のサッカーリーグ)
ズルズル下がるシャフタール

 リヨンとの試合(2-2の引き分け)が非常にいい内容だったのでシャフタール・ドネツクには期待したのだが、残念な結果に終わってしまった。

 シャフタールはマンチェスター・シティの攻撃をこわがりラインが徐々にズルズル下がり、カウンター狙いのような形になった。狭いスペースでも存分にプレイできるシティに対し、ラインを下げて守っても意味はない。もっとラインを高く保ち、ライン裏でなくむしろ中盤のスペースを殺すべきだった。

 それでもシャフタールはシティのビルドアップに対し、4-4-2でミドルプレスし、最初はベタ引きはしていなかった。そしてボールを奪うと2タッチ以内の速いパスワークでいい攻撃をする。

 とはいえボールポゼッションは圧倒的にシティが高く、立ち上がりからずっと彼らが押し込んでいる。だが前半から何度も決定的なチャンスを迎えるが、シティは決めきれないーー。

偽SBの予防的カバーリングでカウンター対策も万全

 シティのフォーメーションは4-1-2-3。スタメンはGKがエデルソン。4バックは右からストーンズ、オタメンディ、ラポルト、メンディ。中盤3センターはアンカーがフェルナンジーニョ、右がケガから復帰したデ・ブライネ、左がダビド・シルバ。3トップはマレズ、ジェズス、スターリングだ。

 シティは攻撃時には左SBのメンディが上がり、ディフェンスラインが左にスライドして3バックで攻める。一方、守備に回ると4-1-4-1になる。

 試合が動いたのは前半30分だ。ジェズスのシュートのこぼれ球をダビド・シルバが詰めた。これでシティの攻撃力が一気に爆発する。5分後の前半35分には、シティの左CKからラポルトがヘディングシュートを決めた。

 そしてシティの3点目は後半26分。途中出場したベルナルド・シウバが中央をドリブルで進み、ゴール左スミに強烈なシュートを叩き込んだ。

 3点リードし安全圏に入ると、シティは左右SBのメンディとストーンズが偽SBのポジショニングを取りアンカーの両脇を埋め、2-3-5でビルドアップ。これで予防的カバーリングがバッチリで敵のカウンターへの備えも万全だ。

 尻に火がついたシャフタールは両SBを高く上げ、2-2-3-3で攻め始めるが果たせず。終わってみればシティのいいところばかりが目立つワンサイドゲームになった。シティの快進撃が止まらない。

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