それが一目見るだけでわかる例があるので、ご紹介しよう。
「Meiji Seika ファルマ、レプリコンワクチンめぐり注意喚起の新聞広告掲載 情報発信のためXアカウントも開設したばかり」(iZa/イザ!・10/16)
https://www.iza.ne.jp/article/20241016-TUHS6OM2AJC3VCAHVHEAIQIVM4/
まず、この記事の背景をカンタンに説明しよう。
日本では2024年10月1日から、高齢者向けに新型コロナワクチンの定期接種が始まった。その中で採用された複数のワクチンのうち、レプリコン・ワクチン(Meiji Seika ファルマがリリースする「コスタイベ筋注用」)という新しいワクチンがある。
これは治験が十分に行われておらず、大学教授や研究者、専門家の間でも賛否が分かれているワクチンだ。
では、どんなマイナス面の可能性が考えられるのか? 本ブログで(なるべく専門的な話は省いて)わかりやすく解説した記事がある。以下の通りだ。
『【ご注意!】10月からの新型コロナワクチン「定期接種」を考えている方へ』(すちゃらかな日常 松岡美樹)
https://blog.goo.ne.jp/matsuoka_miki/e/39d93538520e8f656a2cb464300eeba6
上記のような危険性も一部で囁かれるワクチンを手がける当の製薬メーカー「Meiji Seika ファルマ」は、その安全性をアピールする一面広告を朝日、毎日、読売、日経、産経の各新聞社に出したのだ。上に挙げた「iZa/イザ!」の記事は、それを伝える内容である。
つまりこれで少なくとも朝日、毎日、読売、日経、産経の各大新聞社は、レプリコン・ワクチンについてクライアントである明治系に都合の悪い記事は一切、書けない。
『【ご注意!】10月からの新型コロナワクチン「定期接種」を考えている方へ』(すちゃらかな日常 松岡美樹)
https://blog.goo.ne.jp/matsuoka_miki/e/39d93538520e8f656a2cb464300eeba6
上記のような危険性も一部で囁かれるワクチンを手がける当の製薬メーカー「Meiji Seika ファルマ」は、その安全性をアピールする一面広告を朝日、毎日、読売、日経、産経の各新聞社に出したのだ。上に挙げた「iZa/イザ!」の記事は、それを伝える内容である。
つまりこれで少なくとも朝日、毎日、読売、日経、産経の各大新聞社は、レプリコン・ワクチンについてクライアントである明治系に都合の悪い記事は一切、書けない。
またこの広告に限らず、日常的に巨大メーカーである明治からは各新聞社に広告が出ているだろうことは容易に想像できる。
こんなふうに企業は広告で、報道機関を「黙らせる」のだ。
いわゆる広告タブーとは、こんなケースを指す。
もちろんテレビ局は企業のCMが主要な収入源だ
一方、テレビはいうまでもなくCM(コマーシャル)で経営が成り立っている。つまり各テレビ局は、CMのクライアントである企業のマイナスになるようなことは、絶対に報道できない。
そんな体制で果たして正当な「客観報道」なんてできるのか? そもそも疑問がある。
オールドメディアと呼ばれる彼らの体質は、こんなふうだ。
それでいて広告がまったく絡まない案件に関しては、嬉々として報道する。例えばその典型は事件物だ。事件を伝えるニュースはクライアントなんて関係ないから、彼らはすっかり安心して報じている。
いわゆる広告タブーとは、こんなケースを指す。
もちろんテレビ局は企業のCMが主要な収入源だ
一方、テレビはいうまでもなくCM(コマーシャル)で経営が成り立っている。つまり各テレビ局は、CMのクライアントである企業のマイナスになるようなことは、絶対に報道できない。
そんな体制で果たして正当な「客観報道」なんてできるのか? そもそも疑問がある。
オールドメディアと呼ばれる彼らの体質は、こんなふうだ。
それでいて広告がまったく絡まない案件に関しては、嬉々として報道する。例えばその典型は事件物だ。事件を伝えるニュースはクライアントなんて関係ないから、彼らはすっかり安心して報じている。
TBS「報道特集」が演出する斎藤陣営の「おどろおどろ」しさ
例えばTBS「報道特集」は先日の兵庫県知事選挙に絡み、現・斎藤知事陣営の舞台裏を「怪しい選挙活動」として伝える以下の番組を放送した。
◾️「YouTubeの拡散指示が…」“支持者LINEグループ”の登録者に聞く 斎藤元彦氏再選の舞台裏【報道特集】
https://www.youtube.com/watch?v=oHhiU_k_boQ&t=653s
このなかで取り上げられた斎藤陣営の裏の声と称するものは、まずナレーションによる演出がおどろおどろしい。
例えばTBS「報道特集」は先日の兵庫県知事選挙に絡み、現・斎藤知事陣営の舞台裏を「怪しい選挙活動」として伝える以下の番組を放送した。
◾️「YouTubeの拡散指示が…」“支持者LINEグループ”の登録者に聞く 斎藤元彦氏再選の舞台裏【報道特集】
https://www.youtube.com/watch?v=oHhiU_k_boQ&t=653s
このなかで取り上げられた斎藤陣営の裏の声と称するものは、まずナレーションによる演出がおどろおどろしい。
そしてTBSが斎藤陣営の「支持者LINEグループ」(正確にはオープンチャット)にいたとする出演者が顔を出さずに証言するシーンでは、照明(ライト)が落とされ、うす暗い。明らかな印象操作だ。
いかにも怪しく不正なことやデマ、ウワサ等を拡散するグループであるかのようなイメージで語られている。「ネット=悪」。つまりオールドメディアが根強く取り憑かれたネットに対する偏見だ。
しかもどこがどう不正なのか? をハッキリ語らず、ただ匂わせる手法を取る。完全に片方の側に立った偏向報道だ。番組は抗議を受けた。
こんなふうに彼らは「正義」を気取る一方で、だが上記の通り、クライアントさまに都合の悪いことは一切、報じない。
これが果たして正義といえるのだろうか?