財政破綻なんてウソっぱちだ
ひところ私は「脱成長」にハマっていた。
財務省を筆頭に主流派経済学者はみな「財政赤字がひどい」「財源がない」と繰り返す。私はすっかりそんな彼らの洗脳にやられていた。
もうひとつ私を直撃したのは人口論だ。
「日本の少子高齢化はもう止まらない。ならばもう余分な出費は抑え(緊縮)、節約するしかない。みんなで平等に貧乏になろう」
そんな末世的な思想に影響されていた。
「そうか。財源がなくて人口減なら、もはや脱成長しかないな」
私はすっかりそんな諦観に囚われていた。
積極財政で国民におカネを行き渡らせる
ところがそんな停滞した心理を木っ端みじんに打ち砕いたのがMMT(現代貨幣理論)との出会いだった。
経済の知識などまるでなかった私の脳には、砂が水を吸うがごとし、だった。
そうか。
国の借金は、国民の資産なんだ。
とすれば積極財政で財政支出すればマネーストックが増え、国民におカネが行き渡る。
そうすればおカネがなくて結婚できず、子供を作れない若い人たちも子供を育てて社会参加できるーー。
問題は解決だ。
自分でおカネを作れる日本政府が破綻するわけない
日本には通貨発行権がある。
政府は自分でおカネを作れる。
なんだ、財政破綻なんてウソだったのか。
緊縮財政を進めようとする財務省がメディアに緊縮をレクチャーし、メディアがそれをうのみにして報道する。
すると報道を見た世の中全体が、「財政破綻するぞ」「だから緊縮財政が必要だ」てな論調になる。
世は、こういう仕掛けになっている。
この社会構造を知った私は逆にすっかり希望に満ちあふれ、積極財政で世直しする夢を見られるようになった。
緊縮を捨てさえすれば、日本は必ず浮上できる。
経済成長できる。
まだまだ世の中は終わってなんかいないのだ。
ひところ私は「脱成長」にハマっていた。
財務省を筆頭に主流派経済学者はみな「財政赤字がひどい」「財源がない」と繰り返す。私はすっかりそんな彼らの洗脳にやられていた。
もうひとつ私を直撃したのは人口論だ。
「日本の少子高齢化はもう止まらない。ならばもう余分な出費は抑え(緊縮)、節約するしかない。みんなで平等に貧乏になろう」
そんな末世的な思想に影響されていた。
「そうか。財源がなくて人口減なら、もはや脱成長しかないな」
私はすっかりそんな諦観に囚われていた。
積極財政で国民におカネを行き渡らせる
ところがそんな停滞した心理を木っ端みじんに打ち砕いたのがMMT(現代貨幣理論)との出会いだった。
経済の知識などまるでなかった私の脳には、砂が水を吸うがごとし、だった。
そうか。
国の借金は、国民の資産なんだ。
とすれば積極財政で財政支出すればマネーストックが増え、国民におカネが行き渡る。
そうすればおカネがなくて結婚できず、子供を作れない若い人たちも子供を育てて社会参加できるーー。
問題は解決だ。
自分でおカネを作れる日本政府が破綻するわけない
日本には通貨発行権がある。
政府は自分でおカネを作れる。
なんだ、財政破綻なんてウソだったのか。
緊縮財政を進めようとする財務省がメディアに緊縮をレクチャーし、メディアがそれをうのみにして報道する。
すると報道を見た世の中全体が、「財政破綻するぞ」「だから緊縮財政が必要だ」てな論調になる。
世は、こういう仕掛けになっている。
この社会構造を知った私は逆にすっかり希望に満ちあふれ、積極財政で世直しする夢を見られるようになった。
緊縮を捨てさえすれば、日本は必ず浮上できる。
経済成長できる。
まだまだ世の中は終わってなんかいないのだ。