すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【MMT】積極財政で少子高齢化から脱出せよ

2021-07-06 05:55:10 | 政治経済
財政破綻なんてウソっぱちだ

 ひところ私は「脱成長」にハマっていた。

 財務省を筆頭に主流派経済学者はみな「財政赤字がひどい」「財源がない」と繰り返す。私はすっかりそんな彼らの洗脳にやられていた。

 もうひとつ私を直撃したのは人口論だ。

「日本の少子高齢化はもう止まらない。ならばもう余分な出費は抑え(緊縮)、節約するしかない。みんなで平等に貧乏になろう」

 そんな末世的な思想に影響されていた。

「そうか。財源がなくて人口減なら、もはや脱成長しかないな」

 私はすっかりそんな諦観に囚われていた。

積極財政で国民におカネを行き渡らせる

 ところがそんな停滞した心理を木っ端みじんに打ち砕いたのがMMT(現代貨幣理論)との出会いだった。

 経済の知識などまるでなかった私の脳には、砂が水を吸うがごとし、だった。

 そうか。

 国の借金は、国民の資産なんだ。

 とすれば積極財政で財政支出すればマネーストックが増え、国民におカネが行き渡る。

 そうすればおカネがなくて結婚できず、子供を作れない若い人たちも子供を育てて社会参加できるーー。

 問題は解決だ。

自分でおカネを作れる日本政府が破綻するわけない

 日本には通貨発行権がある。

 政府は自分でおカネを作れる。

 なんだ、財政破綻なんてウソだったのか。

 緊縮財政を進めようとする財務省がメディアに緊縮をレクチャーし、メディアがそれをうのみにして報道する。

 すると報道を見た世の中全体が、「財政破綻するぞ」「だから緊縮財政が必要だ」てな論調になる。

 世は、こういう仕掛けになっている。

 この社会構造を知った私は逆にすっかり希望に満ちあふれ、積極財政で世直しする夢を見られるようになった。

 緊縮を捨てさえすれば、日本は必ず浮上できる。

 経済成長できる。

 まだまだ世の中は終わってなんかいないのだ。  

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