すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【プレミアリーグ 18/19 第4節】チェルシー、リバプールと並び開幕4連勝 〜チェルシー 2-0 ボーンマス

2018-09-06 09:55:18 | イングランド・プレミアリーグ
後半ドン詰まりに2点連取

 ボーンマスは立ち上がり、激しいハイプレスで入った。彼らのラインは高く、プレスをかわされるとチェルシーにカウンターを食うがリスクを取っている。これで試合の入りはバタバタしたが、前半15分頃からボーンマスがブロック守備に移行してから膠着状態に入る。0-0のまま前半を終え、ボーンマスのゲームプランが奏功したかに見えたが、後半終盤にチェルシーが2点を連取し決着をつけた。

 チェルシーのフォーメーションは4-1-2-3。スタメンはGKがケパ。最終ラインは右からアスピリクエタ、リュディガー、ダヴィド・ルイス、アロンソ。中盤はアンカーにジョルジーニョ。右インサイドMFはカンテ。左インサイドMFにはコバチッチを入れてきた。3トップは右からウィリアン、モラタ、エデン・アザールだ。

 ボーンマスは3バック。立ち上がりを除き、相手ボールになると彼らは自陣に5-4-1のゾーンを敷いた。これでチェルシーのビルドアップに対し、ミドルサードの敵陣側からプレッシングする。チェルシーがサイドにボールを出すと、中盤の4枚がボールサイドにスライドする。

 チェルシーは意識的にか、真ん中のゾーンを使っている。これで敵を中央に引きつければサイドが空く。で、サイドを使う。そういうことなのだろう。

ハーフコートマッチになるも均衡破れず

 こうしてボーンマスがハイプレスをやめ、リトリートするようになった前半20分頃からはチェルシーが押し込み始め、次第にハーフコートマッチの様相を呈してきた。

 とはいえボーンマスの選手は意外にキープ力があり、自陣でボールを奪うとパスをつないでチェルシー陣内になだれ込む。だがアタッカーの人数が少なく、得点には至らない。ポゼッション率は圧倒的にチェルシー優勢だが、ボーンマスのカウンターも効いてゲームは完全な膠着状態になった。

 このジリジリするような一進一退の攻防に決着をつけたのはチェルシーだった。後半27分。チェルシーは左サイドで縦パスを2本つないで途中出場のペドロが同じく途中出場のジルーの足元に当て、そのダイレクトの落としをゴール左スミに決めた。

 続く後半40分には左サイドでチェルシーのアザールがアロンソにいったんボールを預け、そのリターンをもらってファーサイドに決めた。ボーンマスは健闘したが、疲れからか後半大詰めにきて立て続けに失点。万事休した。

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