気の向くままに2

その日の気分で、思いついたことを書いていきます。

シックなバッグになるはずだったのに…

2009-11-09 20:03:46 | yaplogから

革の端切れパックの中に入っていた紫色の革がとてもいい色だったので、
ずっと形にしたいなーと思っていました。
裏の色も深い色でバックスキンとしても使えそう。

好きすぎて生半可なものにしたくなくて、
なかなかピッタリのデザインが見つからなくて、
何度も出しては仕舞いを繰り返していたのですが、
Sさんから頂いた江面旨美さんの『革のバッグ』に
革の両面を使うバッグが載っていたので、
これならシックなバッグが出来るはずと、
ワクワクしながら製作に取り掛かりました。

しか~し型紙を置いてみたら革が全く足りません。
どんどん型紙を小さくしていって、
ようやく本体ははまったのですが、
持ち手にする分がありません。


ストックしてある端革からカフェオレ色をセレクトし、
持ち手だけ別の色にしたら違和感があるだろうと、外ポケットも付けました。

その上、口が開くと中が見えて嫌だなーと思って、
ギボシで止めてみたり…。

こうしてあれこれ手を加えているうちに本家とは全く別物の鞄ができてしまったのです。
んんん、なんだかお稽古バッグみたいになっちゃった。


ネームタグはシックな雰囲気を壊さないように内ポケットにさりげなくつけたりして、
一応「大人」なバッグを目指したんだけどなー。

本家、見てみます?


こんなお洒落なバッグになるはずだったんですよ。
江面さんのデザインは機能を優先したら駄目なのね。
このフワッと感がすっかりなくなってしまった失敗作ですが、
近所にちょこっと買い物に行く時なんかに持つにはいいかな?