気の向くままに2

その日の気分で、思いついたことを書いていきます。

たかがラスクされどラスク

2009-11-29 17:59:37 | yaplogから

昨夜は本を読んでいてつい夜更かししてしまったのに、
目が覚めたのがいつもの起床時間の6時半。
3時間半くらいしか寝てなくて、一日眠い眠い。

盛岡駅のジュピーターで買ってきたお気に入りのブルマンブレンドを濃い目に入れて、
おやつタイムにしました。

コーヒーに合わせたスウィーツはH美ちゃんから貰った『ガトーフェスタハラダ』のラスク2種です。
いつ行っても沢山の人が並んでいるデパ地下の人気店なのだとか。

「並んでまで買うほどかなーとは思うんだけど、バターの香りがちゃんとして美味しいんだよね。」と彼女。
どれどれ、どんな感じかな?

まずはシンプルにガトーラスクから…。
ほんとだ、噛んだ瞬間からバターの香りが広がっていくし、
サクサクとした歯ざわりも、硬すぎず柔らかくなくとても美味しいわ。

もうひとつ銀色の包みはホワイトチョコレートラスク。
こちらはチョコの甘さが癖になる感じで、
私つい一気に3枚食べちゃいました。

「たかがラスク、されどラスク」侮れないお菓子です。


さて、面白くてつい夜更かししてしまった原因はこれ。
奥田英朗さんの『家日和』です。

以前妹が面白かったといっていたのを図書館で借りてきました。
「家」「家庭」を題材にした6編の短編集。

奥田さんの作品はいつもながら、
ユーモラスでありながらしんみりもさせてくれて、
心が和みます。
どんな「人」にもどこかに許せる部分があるのよね。

「ここが青山」と「家においでよ」が特に面白かったな。
前に読んだ『ガール』(これは超お勧め!一気に読めます。)に通ずる
読後感の爽やかな短編集でした。