気の向くままに2

その日の気分で、思いついたことを書いていきます。

丁寧に丁寧に…

2010-05-08 20:28:03 | yaplogから

春の遅かった今年の秋田、
山菜たちも首を縮めていたようで、市場に出るのがだいぶ遅いみたいです。
これは5日にアケビからもらった県南増田町産の山菜です。

下から山菜の王様シドケ。
真中は山のウド。白くないんですよ。
上はホンナです。
どれもまだ出始めとあり、高かったとか。
丁寧に作って、丁寧にご馳走にならねば。


メインはニシンとウドの味噌煮。
少し柔らかめの身欠きにしんと、皮をむいて程よい厚さに切った山のウドを、
お味噌とお砂糖とお酒と出汁で煮ます。
ちょっぴりショウガの千切りを入れると、ニシンの生臭みが気になりません。

山の独活は栽培物には真似のできない香りの強さなのですが、
これがニシンに合うんですよね。
どんどんご飯が食べられちゃいます。

勿体無いので普通は使わない葉っぱと先っぽの細い茎も、
みじん切りして水に晒して、お味噌汁に放します。
これにはジャガイモと椎茸が合うと私は思っています。
ウドを使う時は、いつもより多めに味噌を入れて…。

そして山菜の盛り合わせ。
この間のANDANTEさんの真似をして、秋田の陶器楢岡焼の大皿に盛ってみました。


アップしてみましょう。
左上はアイコ。ミヤマイラクサが本当の名前ですが、持つと小さな棘があって「いらっと」します。
今回はTちゃんから茹でたのを頂いたのでイラッとしなくてすみました(笑)。
アイコには味噌が合うので、本当は味噌押ししたかったのですが、
すぐに食べたいので、からめてみました。
なかなかいけます。

右上がホンナ。
山菜の中でも特に強い香りで、慣れない人は食べられないかも…。
ANDANTEさんで食べたように、大根おろしにポン酢醤油を混ぜて乗せてみました。

右下もTちゃんからもらったワラビ。
それぞれを違う味付けにしようと思って、これは美味しいお塩をパラリとかけて。
ワラビは少し粘りがあるのですが、
お塩で食べると、素材そのままの風味を楽しめる感じがして、好きです。

左下がシドケ。
他の山菜とは一味違う高貴(?)な香りなので、あれこれいじるのはシドケに失礼ですね。
だから普通におひたしにして食べました。

ご馳走様でした。

*今日のおまけ

バラの木が害虫被害を受けて、8本駄目になってしまいました。
みんな根元に大きな穴が開いて枯れていました。
今日は6本抜いて、3本新しいのを植えました。
枯れていても根っこを抜くのは大変。
今、肩がバンバンに凝ってます。
いつも以上にのろのろのタイピングです。

庭に咲いていたお花で、玄関を飾ってみました。
水仙もそろそろ終わり。
このクリーム色のだけ、日陰にあるのでまだ萎れていませんでした。

*おまけのおまけ

1週間前の玄関。
この日の水仙はもう少し華やかなタイプ。
沈丁花の香りも楽しみました。