
春の遅かった今年の秋田、
山菜たちも首を縮めていたようで、市場に出るのがだいぶ遅いみたいです。
これは5日にアケビからもらった県南増田町産の山菜です。
下から山菜の王様シドケ。
真中は山のウド。白くないんですよ。
上はホンナです。
どれもまだ出始めとあり、高かったとか。
丁寧に作って、丁寧にご馳走にならねば。

メインはニシンとウドの味噌煮。
少し柔らかめの身欠きにしんと、皮をむいて程よい厚さに切った山のウドを、
お味噌とお砂糖とお酒と出汁で煮ます。
ちょっぴりショウガの千切りを入れると、ニシンの生臭みが気になりません。
山の独活は栽培物には真似のできない香りの強さなのですが、
これがニシンに合うんですよね。
どんどんご飯が食べられちゃいます。
勿体無いので普通は使わない葉っぱと先っぽの細い茎も、
みじん切りして水に晒して、お味噌汁に放します。
これにはジャガイモと椎茸が合うと私は思っています。
ウドを使う時は、いつもより多めに味噌を入れて…。
そして山菜の盛り合わせ。
この間のANDANTEさんの真似をして、秋田の陶器楢岡焼の大皿に盛ってみました。

アップしてみましょう。
左上はアイコ。ミヤマイラクサが本当の名前ですが、持つと小さな棘があって「いらっと」します。
今回はTちゃんから茹でたのを頂いたのでイラッとしなくてすみました(笑)。
アイコには味噌が合うので、本当は味噌押ししたかったのですが、
すぐに食べたいので、からめてみました。
なかなかいけます。
右上がホンナ。
山菜の中でも特に強い香りで、慣れない人は食べられないかも…。
ANDANTEさんで食べたように、大根おろしにポン酢醤油を混ぜて乗せてみました。
右下もTちゃんからもらったワラビ。
それぞれを違う味付けにしようと思って、これは美味しいお塩をパラリとかけて。
ワラビは少し粘りがあるのですが、
お塩で食べると、素材そのままの風味を楽しめる感じがして、好きです。
左下がシドケ。
他の山菜とは一味違う高貴(?)な香りなので、あれこれいじるのはシドケに失礼ですね。
だから普通におひたしにして食べました。
ご馳走様でした。
*今日のおまけ

バラの木が害虫被害を受けて、8本駄目になってしまいました。
みんな根元に大きな穴が開いて枯れていました。
今日は6本抜いて、3本新しいのを植えました。
枯れていても根っこを抜くのは大変。
今、肩がバンバンに凝ってます。
いつも以上にのろのろのタイピングです。
庭に咲いていたお花で、玄関を飾ってみました。
水仙もそろそろ終わり。
このクリーム色のだけ、日陰にあるのでまだ萎れていませんでした。
*おまけのおまけ

1週間前の玄関。
この日の水仙はもう少し華やかなタイプ。
沈丁花の香りも楽しみました。