
ある日の晩ご飯より~。
この日はササミを開いて薄くして、
ニンジンとサヤインゲンを芯にしてクルクルと巻いたのを煮物にしました。
最近またデブになってきたので、
少しだけカロリーを気にした(笑)晩ご飯です。
で、今日話題にしたいのは、右側の胡麻和えにした野菜です。

大きく写すとこんな感じ。
え?ホウレンソウでしょう?って。
違うんだなあ、これが。

茹でる前はこんな姿なんですが、お店で見たことあります?
我が家では子供の頃から夏になるとごま和えにして食べていたのですが、
実は実家のある五城目町以外ではたった一度しかお目にかかったことがありません。
この野菜、黙っていてもどんどん成長するので戦争中はどこの家でも植えていたのだとか…。
昔の野菜なんですね。
うちではイソガキという名前で呼んでいるこの野菜、
この間市内のお洒落なカフェの産直野菜コーナーでは
「万年ホウレンソウ」という名前で売られているのを発見しました。
調べるとどうも「ツルナ」というのが本当の名前みたいです。
「くすりにもすなるつるなのつゆじめり (小沢碧童)」という
俳句もあるくらい栄養のある野菜です。
独特の風味があり、私は大好きなのですが、
その香りが苦手という人も多いみたい。
実はこの日の前にも一度作って写真を撮っていたのに、
何を考えていたのか、PCに取り込む前に消去してしまっていました。

残っていたのはこの混ぜご飯の画像だけ。
ミズと干ししいたけと油揚げを濃い味で煮て、
炊きあがったご飯に混ぜるという友達から教えてもらったレシピを再現してみました。
美味しかったよ。
この他に赤魚の煮物に大根おろしを添えたのとイソガキの胡麻和えを作ったのです。
アカオの煮付けが上手に出来たのになあ。
本当にドジなんだから…。