寒い日が続きますが、皆様お元気ですか?
私は、年末年始の疲れから風邪気味だったのが、そのまま咳喘息に移行。息ができずに苦しいです。強い薬を飲んでるんだけどな~。
そんな訳で、咳をしながらの編曲、楽譜制作です。取り合えず、今月中に絶対終わらせなければならなかった3曲が出来上がりました。やった~(涙)
出来上がるまでに、気持ちが悪いくらい頭の中にそのメロディーが流れて、うるさい状態でした。終わってちょっと静かになったので良かったです。でも完成しても、「これで本当にいいのか!?」という終わらない気持ちもあり、線引きが難しいですね。
そんな中、和太鼓とマリンバの為の「響宴」を見て、「どうしてもこの曲がやりたいのですが、楽譜はありませんか」、とアメリカから問い合わせがありました。こちらの動画です。
KYO-EN for Marimba and Japanese Drum
この曲は、和太鼓の原邦晴さんの「原始への回帰」という曲に、即興的にマリンバを付けた曲なので、ちゃんとした楽譜がないのです。その旨を伝えて、ごめんなさいね。とメールを送ったら、それでも諦めきれないというメールが。「貴方たちの演奏が本当に好きだから、どうか、楽譜にして下さい」と来たのです。
さすが、押しが強いなぁ。その押しの強さ、というか、情熱というか、私の中のアメリカ的イメージと一致して、嫌いじゃない・。そして演奏を喜んでもらえたのは非常に嬉しい・・・ですが、即興的な曲を楽譜にするほど、大変な作業はないのです。
結局、押しの強さに根負けして、マリンバパートは私が楽譜にする事になり、大太鼓パートは耳コピしてもらう事になりました。「ドラムインストラクターと一緒にやってみる!」とやる気満々の様子。
正直、「響宴」の大太鼓は、演奏の仕方も含めて世界で原さんにしかできないと思っていたのですが、アメリカ人が演奏してくれるなんて、楽しみです。
コンサートに向けて、練習もしなければならないのに、なんだか楽譜ばっかり書いているような気がする今日この頃です。