毎日暑い日々が続きますが、皆さんいかがお過ごしですか?私はお陰様で、元気に過ごしています。
先日、私の教え子の松澤美希さんのリサイタルの宣伝をさせて頂きましたが、大盛会に終わったようで一安心。私は仕事があって残念ながら都合がつかなかったので、少しでも会場が華やかになれば、と応援の気持ちをこめてお花を送りました。美希さんが、お花の写真を撮って送ってくれたのがこちら。
コロナの関係で、花屋さんが入ってはいけないとの事だったので、スタンドではなく、持ち帰りできるようにカゴで。
そしてこちら。美希さんが当日の演奏をYouTubeにアップしてくれました。
Marimbeats! by Mayumi Sekizawa
私の作曲作品の中でも、アクロバティックで難易度の高い曲ですが、美希さんはスピード感あふれる素晴らしい演奏で、拍手喝采です。
因みに当日のプログラムに載せてもらった解説はこちら。
Marimbeats! ソロマリンバの為の****
私がニューヨークで生活していた時に、街中から聴こえてきた多種多様な音楽から影響を受けて、2005年に作曲しました。ニューヨークでは、コンサートホールだけでなく、地下鉄、ストリート、公園、カフェなど至る所で演奏が繰り広げられ、クラシック、ロック、エスニック、ジャズ、そして時には今まで聴いたことの無かった種類の音楽が、自然と耳に流れ込んできました。私は兼ねてから強いビートを持つマリンバの作品が欲しいと思っていたので、ニューヨークの街のイメージにあるような、自由で力強い作品になればと思いながら作曲しました。作品中では、ジャズに使われるスケールを所々に織り交ぜ、基本的にはリズムに重点を置き、8や16などのスクエアなビートを基盤としました。
Marimbeats! =” マリンバの鍵盤の上で跳ね上がる様々なビート”をお楽しみ頂けましたら幸いです。(関澤真由美)
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Marimbeats!の楽譜は出版されているので、弾いてみたい!という方がいらっしゃいましたら、下記のリンクからご購入下さいますと嬉しいです。
実は作曲当時、ラジオから流れてきた、Amerie(エイメリー) というアメリカのR&B女性シンガーが歌う「1Thing」という曲に一番影響されて書いた、と言うのはここだけの話ですが、当時その音楽のカッコよさに感銘を受けてすぐCDを買いにレコード店に走ったのを思い出します(笑)まさに跳ね上がるリズムに魅了されました。今はYouTubeですぐ検索できて、便利な時代になったものです。
私の教え子が、私の作品を初リサイタルで弾いてくれるというのは、本当に嬉しい事です。プロとして成長した教え子たちが私には何人かいますが、みんな、それぞれの世界を益々追求して頑張ってほしいと思います。
マリンバ奏者にとっては、奇跡のような1冊。「安倍圭子マリンバ作品解説 表現へのアプローチ」
マリンバ界のレジェンドのお一人で、マリンバに携わる者なら誰もが知っている、安倍圭子先生ご自身による解説本です。自筆譜の写真、それぞれの作品の背景も記されています。こんなに美しい楽譜を書いておられるのか、と感動します。
先生の書かれる文章も、昔から思っていたことですが、まさに「音楽」のような文章でとても素敵なのです。毎回、コンサートのプログラムに載せられてる先生の詩も、しっとり、しんみり、じんわりくる言葉の数々で、心が震えていました。この解説本にも、先生の想い、心の風景が詰まっています。
私は、マリンバの自作自演という演奏スタイルを目指していたので、まさに安倍圭子先生は理想の姿でした。大学時代、普段の生活の中から感じたことや、自分が見た風景などを音符にして、それをマリンバで演奏する術を知らなかった私は当時、安倍先生のコンサートを聴いて、私の言葉にならない想いを安倍先生がマリンバ演奏で叶えて下さったと感動し、いてもたってもいられず、先生にお手紙を書いたことがあります。そうしたら先生はすぐにお電話を下さって「嬉しいわ~。こんどのコンサートも是非いらっしゃい。」と言って下さいました。もちろんですが、行きました。
私が、大学院を修了した時に書いた独奏マリンバについて研究した論文があるのですが、安倍先生の作品についても論文の中で書いていたので、その論文をおこがましくも先生にお送りしたところ、わざわざお電話を下さいました。まだまだ研究の足りない稚拙な一学生の論文を、お忙しいのに読んで下さったのだろうか、と驚いたのを覚えています。
私が感じる安倍先生の音楽は、音を詩のように紡いでいくと、先生の心の風景がみえてくるような特別な世界です。誰にも真似ができません。先生ご自身が演奏される音楽を聴くと、ずしん、と心にきます。
今は小学生から安倍圭子先生の作品を演奏する時代となっています。すごい時代だな~。私が初めて先生の作品を学んだのは高3の時でした。
小中高生、音大生、マリンバ愛好家、もちろんプロにもおすすめの一冊です。
3月に予定されていた2つのコンサートが延期となりました。
まずは、レザンホールにて3月10日(木)「思い出列車の会40周年記念コンサート」のゲスト出演が予定されていましたが、4月28日に延期となりました。コロナの影響でこれで3回目の延期になります。思い出列車の会の皆様も入念に準備を重ねていらしたと思いますし、私も万全に準備してきたので、度重なる延期となり、本当に残念で仕方ありませんが、4月の温かくなる時期にぜひ、実現できることを祈っています。
そして、市民タイムス塩尻ホールにて3月21日(月・祝)に「関澤真由美マリンバ教室スチューデントコンサート」が予定されていましたが、コロナの感染状況が思わしくない為、ホールが3月一杯休館となることが決定しました。したがって、自動的にスチューデンントコンサートも延期となってしまいました。延期日も仮予約しましたが、警戒レベルが3にならないと再開できないとの事。
21日に向けて生徒さん達のそれぞれの調子も上がってきた矢先だったので、休館のお知らせを聞いて、がくーんと来てしまいました。いや、私が落ち込んでいる暇はない、早くみんなに連絡しなければ、と急いでそれぞれに連絡。生徒の皆さんは、「こんな状況だから仕方ないです。」と言って下さいましたが、私はちょっと立ち直れないくらいがっくりきてます。まずは、1日も早く警戒レベル3以下になることを心の底から願っています。
もちろん、皆さんの健康と安全が第一なんですけれども、うう~コロナめ~~~と唸らずにはいられません(泣)
新年のご挨拶から、ブログをすっかりご無沙汰してしまい、あっという間に2月!
お陰様で相変わらず元気に過ごしております。
オミクロン株が大流行ですが、手洗い、うがい、消毒をして、人込みを避け、栄養と睡眠をしっかりとって、免疫力を高めることに徹しています。
それにしても、今年の冬は寒すぎて、外出するのも気合が要りますね。今日も、朝の気温はマイナス9度!寒いです...。そんな中、今日は母が3回目のワクチン接種をしてきました。副反応が大きく出なければいいのですが、やっぱり毎回心配です。とりあえず今日は安静にしてもらっています。
マリンバのレッスンは、引き続き感染症対策をしっかりしながら行っています。嬉しいことに、新しい生徒さん達も増えて、日々、生徒の皆さんそれぞれとのマリンバの時間を楽しんでいます。
3月には、教室関係者のみで行うスチューデントコンサートを予定しています。それぞれの曲も素敵に仕上がってきて、コンサートでの皆さんの演奏披露を楽しみに準備しています。
その他にも、3月の初旬には、私が出演させて頂く予定のコンサートがあり、こちらは過去、2度に渡り延期されてきたコンサートなので、今度こそはという気持ちで練習に臨んでいます。
練習もですが、家にいる時間が長い時にこそ、ボロボロになったマレットたちを少しずつでも巻き直そうじゃないかと発奮。下の写真がそのマレットたちです。
見た目は”マレット巻き直しのプロ”のようにはいきませんが、音はまあまあ良いかな?
昨日はクリスマスイブでしたね。我が家も、ささやかながらクリスマスディナーで、クリスマスの雰囲気を楽しみました。
仕事納めは28日なので、もうひと頑張り。そのあとは年賀状と大掃除が待っています(汗)
さて、前回のブログで、BSフジ「ごちそうさまのカタチ」の番組内で私の作品「リバイバル」を弾いて下さった小学5年生の女の子のことを話題にさせて頂きましたが、なんとお父様とご本人から、私のホームページを通じて、ご丁寧にお礼のメールが届きました。私の作品に共感して、お嬢様が自ら弾きたい、と言って下さったとの事を知り、心からから嬉しく思います。
番組を通じて、またネットを通じてこうしてやり取りできるようになった世の中に、今更ながら驚いています。
そういえば、YouTubeに、ジョン・ササス氏の作品「ハッピー・タキオンズ」の演奏をアップしたら、作曲者ご本人から「”いいね!”を押すボタンがあれば100回押してるよ!」とメールが来たことにも驚きました。
私はYouTubeに”いいね!”のボタンを載せていないのと、コメント欄も作っていないのですが、今をときめく作曲家のササス氏が、わざわざメールでご連絡下さったことに感激でした。その動画は、実はお試し動画ソフトを使って編集したもので、メーカーの透かしも入っていて、お試し感満載の動画だったのですが、ササス氏はご自分のチャンネルにも、その透かし入りの私の動画を取り込んで載せて下さり、申し訳ないような、嬉しいような気持ちを覚えています。
こんな嬉しい繋がりができるのですから、ネットも使い方次第で良いツールとなるんだな、と思う今日この頃です。
すでに師走。お馴染みアンサンブルコンテストの時期がやっていきました。アンコンのほかにも、この時期はいろいろなコンクールが目白押しで、今月は出張レッスンも含め、土日のお休みがほとんどありません。
先日、動画撮影に使っていたタブレットが、バージョンアップしたとたんに急に電源が入らなくなりまして、クラウドに保存しておかなかったデータ(ほとんど動画)が全て消えました(泣)幸い、購入してから1年間の保証期間ぎりぎりだったので、新品と無料交換になったのですが、動画が、、、。レッスン動画、自分の動画、ぜーんぶ撮り直しです。つらい。。。でも仕方ありません。撮り直し、頑張ります。
さて、最近びっくりしたのが、BSフジの「ごちそうさまのカタチ」という番組で、マリンバが得意な小学5年生の女の子が出演されていたのですが、番組中に弾いてくれたのが、な、なんと私の作曲作品「リバイバル」でした。聴いた時に「ん?なんか聴き覚えのあるメロディー...あれ?リバイバルって書いてある。私の曲弾いてる!!!」みたいな驚きっぷりでした。
リバイバルは、けっこうテクニック的にも難しいと思うのですが、しっかりしたタッチで演奏されていました。すごいです。
先日、日本クラシック音楽コンクール全国大会の打楽器部門のプログラムを見せて頂く機会があったのですが、最近の小中学生や高校生が選ぶ曲の難易度の高さには、腰をぬかすほど驚きます。私の作品を選んでくださった方もいらしたようで、嬉しいです。
少し前に「パッション」というソロマリンバの為の作品を大学の卒業試験で弾きたいとお問い合わせを頂きました。人生の大事な節目に、私の作品を選んでくれたこと、とても光栄です。できることなら、聴きに行きたいな~。
「パッション」の出版はまだですが、「リバイバル」は出版されております。ジャパン パーカッション センターもしくは、私の公式ホームページからもお買い求め頂けます。ご興味持って下さる方がいらっしゃいましたら是非!
ジャパンパーカッションセンター 関澤真由美作曲「リバイバル」
関澤真由美公式HP 楽譜お問い合わせ