今年も一年、不定期に更新される私のブログを読んで下さった皆様、ありがとうございました。
今年の一大イベントといえば、MSMパーカッションサミットに出演させて頂いたことです。「クロマトグラフ」の演奏が決まった時は、「本当にこんな難しい曲を、今でも弾けるんだろうか、あれは若かったから体力で弾けたんじゃないのか。」とちょっと不安でしたが、年齢を重ねてからの「クロマトグラフ」は、不思議と少し楽に弾けたかなと思います。もちろん、激ムズだったんですけどね。
作曲家の三浦寛也さんからも、「これは大名演だと思います。真由美さんが、若い頃に持っていた鬼気迫る勢いに代わって、静の部分と、力が良い意味で抜けている部分が音楽に寄り添ってくる感じが堪らないです。」というお言葉を寄せて頂き、更には、私の演奏にエレクトロニクスを加えて、CDリリースを予定されているとのことで、今から楽しみです。
それともうひとつ。パーカッションサミットでは、オールイングリッシュだったのですが、英語は使っていないと、なかなか出てこなくなる、ということを痛感しました。そんなわけで、今はオンライン英会話で、毎日のように海外の英語の先生たちとしゃべってます。これがとっても楽しくて、今となってはもはや趣味となりました。また、私がアメリカにいる時は、音楽メインで、大学での授業や、生活するのに必要な英語だけで良かったのですが、今はそれだけでなく、オールマイティな内容で英語を習得できて、またそれぞれの先生達の国の文化も知る事ができて、大きな学びとなっています。
来年は、3月の始めにコンサートがあり、また教室のスチューデントコンサートもありで、暗譜する曲もたくさん。頑張りたいと思います。
来年もどうぞよろしく願い致します。
関澤真由美