緊急事態宣言が、5月31日まで全国一律で延長となり、当マリンバ教室も同日まで、対面レッスンは原則休講とさせて頂きました。
大手音楽教室は、対面レッスンを開始しているようで、私も判断に悩みましたが、私は「自分の正しいと思ったことをしよう」と決め、現在のところ対面レッスンはお休み延長です。今後の政府の発表により、また判断していきたいと思います。
オンラインレッスンは、対面レッスンと同じ状態でできるとは思いませんので、希望される方にだけ、通常30分レッスンを45分間レッスンに拡大して対応しています。音楽のオンラインレッスンは、なかなか難しいですね。世の中のたくさんの教室が、緊急事態用にオンラインレッスンに移行していますから、状態にこだわらなければもちろんできますが、一番の問題は、音質とタイムラグ。お互いの環境が整っていればベストですが、ベストな環境で行うには生徒さん側にも専門的知識が必要となってきます。
この緊急事態の期間だけで割り切り、オンラインレッスンでの音質とはこういうもの、と割り切れれば良いと思いますが、レッスン代が発生する以上、割り切ることは難しいように思います。特にマリンバは、響きが独特で音にノイズが入りやすいですね。
私の思う現時点でのベストな環境とは、
1.お互いが光回線で尚且つ有線でつなぐこと。速くて尚且つ延滞を無くして安定させる。
2.アプリはいろいろありますが、会議用に作られたアプリがほとんどなので、工夫する必要があります。ビデオ通話用アプリ(FaceTime、Skype、Zoom等)と、NETDUETTOというアプリを併用。(NETDUETTOというアプリを開発したYAMAHAはさすが、というかすごいです。ビデオ通話の音楽版をぜひぜひ開発してほしい!)
そのためには...機材が必要です。コンデンサーマイク、ASIO対応オーディオインターフェイス、正確な音を聴くためのモニター用ヘッドフォン、またはスピーカー、対応したパソコンスペック、それに付随するケーブルやスタンド、カメラなどなど。そしてお互いにDTMの知識が必要です。
まだまだ私も勉強不足ですが、ここまで書いて、ちゃんとしたオンラインレッスンひとつするのに、お金がどれだけかかるんだ~!という感じです。はっきり言って挫折します。私は、自分の録音用に大体そろえてありますが、パソコンスペックがいけません。ipadだけがなんとか対応してくれますがサブ的な要素が強いので、上をみたらきりがない。
そんなわけで、お休み延長中のオンラインレッスン以外の生徒さんには、練習サポート動画を作成しました。
動画と当時進行で練習できるように、できるだけ丁寧に作ってみました。
生徒さん達に第1弾を送ったら、その内容よりむしろ、「先生に久しぶりに会えて(?)うれしかった~」と感想が返ってきました。「わかりやすい。」との感想も下さって、ああ、頑張って作ってよかったな、と報われました。今後も、レベルに合わせて少しづつアップする予定です。
下記は、4本マレット用の練習課題の様子。4本マレットの基礎ができている皆さん用です。
鍵盤の上から映して、自分の頭が映らないように撮るのが難しい。。。自分の頭が映って鍵盤が隠れてしまい、撮り直しが多発中です。ほとんど腰を引いて撮ってます(笑)
ご興味のある方はこちらで。
http://mayumisekizawa.sub.jp/lessonC.html
機材によっては、音量が小さいので、ヘッドフォン、スピーカーを利用してください。