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マリンバ奏者、関澤真由美の公式ブログです。https://mayumisekizawa.sub.jp/

命の洗濯その2

2007年05月30日 | Weblog

先日は小淵沢にあるラングラーランチというウェスタン乗馬クラブに行って、馬に乗せてもらいました。

動物は大好きなので、小さい頃は、自分の体より大きな犬の背中にまたがって遊んでしまったり、中学生の時には、中国の万里の長城で、らくだに乗せてもらったこともありましたが(笑)馬は、初めて。以前、乗馬を始めたくて家の近くの乗馬クラブを見学に行ったりもしましたが、結局今まで乗馬体験のチャンスに恵まれないでいました。だから、私はついに乗馬ができる!ともう朝から興奮状態でした。

 

現地に着くとなんだかもう別世界です。ウェスタンな雰囲気が漂い、色とりどりの緑に囲まれて、とても素敵なところでした。

私が乗せてもらったのはアリゾナ君。彼は日本の映画界で大活躍しています。

 

私は初心者なので、たずな捌きや、おなかを蹴って合図してあげることもあまり上手ではありませんでしたが、私を気遣ってか、アリゾナ君はのんびり歩いてくれました。優しい目をした、賢いアリゾナ君、ありがとうね。

 

速足(普通に歩く速度よりちょっと速い速度)をしたときは、鞍の上で、おしりが跳ねて痛かった~。

とにかく最初から最後まで夢中で、初めての乗馬レッスンもあっという間に終ってしまい、なんだか夢の中の出来事のようでした。でも、気持ちよかったし、楽しかった~。今度はウエスタンハットをかぶって、身も心もウェスタンになって挑戦してみたいです♪いつか駆足で走れたらいいな。

 

お腹もすいたので、車に乗ってすぐのカントリーキッチンでランチ。お店はログハウスで、雰囲気の良いレストランです。

 

 

お勧めのビーフステーキセットを注文しました。お肉もジューシーで美味しかったです♪

 

 

前回に引き続き、自然の中で心がさらにリフレッシュしたので、帰宅してからマリンバ即興が楽しくて仕方ありませんでした。

 

また明日から頑張るぞ~。

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命の洗濯

2007年05月24日 | Weblog

長野県は上高地に行ってきました!

私の挙式、披露宴でお世話になった五千尺グループの深志神社梅風閣から上高地五千尺ホテルへのご招待頂き、 新緑あふれるこの季節を選んで、5月の上高地を満喫してきました。

お天気にも恵まれ、雲ひとつ無い快晴。空気はおいしいし、水はきれいで、鳥達の声が木々の間をこだまして響いてきます。うぐいすがたくさんいて、いろいろなトーンで美しい声を聞かせてくれました。

向こうに見えるのは、まだ雪の残る穂高連峰。手前に流れるのは雪解け水を含んだ梓川です。

 

 

五千尺ホテルは河童橋のすぐ傍にあります。早速河童橋から、3.5キロ先の明神池までの林道を歩いてみました。途中、湿原にかかる木の橋を歩いていきます。

 

 

つがいのオシドリが仲良く羽を休めていました。

 

 

かわいらしいニリンソウがあちらこちらに咲いていました。

 

 

1時間ちょっと歩いて、やっと明神池に到着。ここは穂高神社奥宮の奥にある、穂高神社の神域です。そこには神秘的で、静かな時間が流れていました。湧水を含んだ池の水はどこまでも澄んで、木々の深い緑、淡い緑を美しく映していました。岩魚やマガモの姿も見られました。

 

 

ため息の出る美しい風景。絵画のようです。

 

 

五千尺ホテルでは、本当においしいお食事を頂き、その深い味わいを堪能しました。夜はとても静かで川の音だけが聞こえました。自然の音を含んだ「静けさ」は、実は最高の音楽なんじゃないかなと、私は思います。

 

次の日も朝の川辺を歩き、清清しい空気をお腹いっぱいに吸ってきました。大自然の中をたくさん歩いて、身も心も軽くなったような気がします。気持ちがやわらか~くなったようです。こちらは朝の河童橋の風景。

 

 

こんなに美しい場所が長野県にあって、長野出身の私としてはそれを誇りに思いながら、上高地を後にしました。違う季節に是非また行ってみたいです。

今回の滞在、本当に贅沢な時間でした。創作意欲を掻き立てられたこの2日間を大切に、このインスピレーションを音楽に映したいと心から思いました。


体年齢

2007年05月20日 | Weblog
去年から多忙で、すっかりご無沙汰していたジム。体はなまるし、お金はもったいないしで、ここのところ反省モードに入っていたので、ついに時間を作って行ってきました!

ジムへ着くなり早速、体脂肪体重計にのり体をスキャン。さぞ怠けていただろうと思われましたが、体脂肪率も、内臓脂肪レベルも基礎代謝も、骨格筋率もBMIも全て適正。適正じゃないのは血圧が低いと言うことだけでした。

そして私の体年齢は実年齢より6歳も若かった!わーい。わーい♪

これといった運動もしていないのに何故!?

やはりこれはマリンバを弾いているからだろうか・・・。
健康にもいいマリンバ♪もちろん心の健康にも良いので一石二鳥です。

皆さんもマリンバ始めてみませんか?(笑)

やっと!(涙)

2007年05月16日 | マリンバ
何が「やっと!」かと言うと楽譜製作です。

やっとの思いで、出版社に送りました~(泣)最終チェックに最終チェックを重ね、これでもか!ってほどに見直し、作り直してはチェックし、最後は疲れ果てて諦め・・・(笑)なんてことはありませんが、もう自分では間違え探しはできないっというところでストップしました。そして送りました。がんばったよ~自分!

ここのところ天気が良くて気持ちがいいのに、家にこもりきりでやっていたので、ストレスがたまって、「海へ行って叫びたい!」と家で叫んでいたら夫に笑われてしまいました(笑)

何が大変だったかと言うと、契約しているのはアメリカの出版社なので、あちらのパソコンが日本語を読み込めないのですね。しかし、私の楽譜は日本でも販売する予定なので、日本語訳がいるだろう、ということで、日本語を画像として貼り付けて、あちらのパソコンでも読み込めるようにしたのですが、その作業が大変でした。もちろん、楽譜を製作すること自体が大変だったけど。

ここで、すごく役に立ったのが、秋山公良編「Finale User's Bible」。この本には本当にお世話になりました。420ページにも渡るFinaleユーザーの為のガイドブックなのですが、全部読んだらもうどんな楽譜でも書けちゃうかもというくらい、しっかり教えてくれる本です。素晴らしい。

これから、出版社による校正が始まるので、出版はもう少し先になりますが、とりあえずひと段落♪

なにか間違えや見落としがないかまだ不安ですが、とりあえずやるだけの事はやったのでゆっくり眠ることにします。おやすみなさい。

ヘアカラー

2007年05月12日 | Weblog
今日のお仕事、無事終わりました。クラシック演奏家にとっては、かなり厳しい環境での演奏でしたので、大変な思いでしたが、そんな中でも一生懸命聴いてくださった方もいらっしゃって感謝です。(涙)なんというか・・・いろいろな意味で良い経験になりました。(笑)


先日は、ヘアカットに行ってきました。初夏に向けて少し軽い感じにして、気持ちもすっきりしました。ヘアカラーはいつも赤系を入れてもらいます。

カラーで思い出すのが、NYに滞在していた頃の痛い体験。

当時、ニューヨークのコロンビア大学で、津軽三味線の二代目・高橋竹山さんのマスタークラスが開かれました。丁度、コロンビア大学の作曲家の友人がそのマスタークラスの通訳をしていたので、私は幸運にも、もぐりこませてもらったのでした。その時、竹山さん(女性)はものすごくカッコよくて、私はすっかり魅了されてしまったんですね。演奏ももちろんですが、衣装や雰囲気が独特でとっても素敵でした。マスタークラスで着ていらした衣装は、黒い着物を和服と洋服の中間ぐらいにデザインしたもので、髪を赤く染めていらっしゃって、衣装と髪のコントラストがモダンでカッコよくて、しばらくの間、私の赤と黒のコンビの洋服に、はまってしまったものです。

そして、ついには髪まで赤くしたのです。とは言っても美容院に行って、黒い髪を少しだけ色を抜いて赤い色を入れているので、ライトの下でしか真っ赤になりません。ライトの下でなくても深い赤色ヘアになりたい!と思った私は、ラズベリーレッドというヘアカラーを買ってきて、自分で染めたのでした。今思うと、無茶して髪も相当痛んだな~と思いますが、ま、20代の時の衝動ですね。突っ走ってましたから(笑)

ヘアカラーにヘアカラーを重ね、髪の色も脱色し始めていた頃だったので、染まったの染まらないの!

赤と言うより、ピンクに!(笑)

自分で鏡をみてびっくりしちゃったんですから!一日そのピンクヘアで過ごしましたが、なんだか後ろめたい気持ちでした。いつも挨拶してくれるデリのおじさんは、たまたまかもしれませんが、その日は挨拶してくれないし、犬にもたまたまかもしれませんが、吼えられるし、鏡を見るたびに自分で驚いちゃうしで、その日のうちに真っ黒に染めたのは言うまでもありません。深い赤に染まるはずが、何を間違えたかピンクヘアになっちゃったんですから(笑)

幸運にもその日は知り合いには誰にも会わなかったのでよかったのですが、後日その話をみんなにすると、「真由美のピンクヘアーを是非見たかった!!」と残念がられてしまいました。

その後私は、「日本人はやっぱり真っ黒じゃなきゃね!」と気持ちを新たにし、黒い髪をキープし続けたのですが、その髪色で日本へ帰ったところ、当時の日本の若い女の子達のほとんどの髪の色は、その時の流行で明るい色をしていたので、日本の友人に、「なんか真由美って海外にいる日本人って感じだよね」、と言われてしまったのでした。日本人らしく真っ黒にしたのに~。

そんな訳で、今は、分かるか分からないかの赤色ヘアカラーでおとなしくしています。

軽井沢2日目

2007年05月04日 | Weblog

さて、軽井沢2日目は、午前中から旧軽井沢でショッピング。そして午後は、塩沢にある「エルツおもちゃ博物館」と「軽井沢絵本の森美術館」に行ってきました。

まずはおもちゃの博物館から見学。

「エルツおもちゃ博物館」では、ドイツのエルツ地方の代表的な工芸品である木工おもちゃを展示しています。有名なものは「くるみ割り人形」。チャイコフスキーのバレエ音楽にも登場しますね。また、お香をくべて口から煙を出して、見て楽しみ、香りを楽しむ「パイプ人形」もよく知られています。暫し、かわいいおもちゃたちに囲まれて、物語の世界に入ったような気分を味わいました。

私は以前ドイツで開かれた音楽祭で演奏した帰りにハイデルベルグと言う町に立ち寄り、かわいいパイプ人形とお香をお土産に買っていったら、お香を趣味にしている知り合いに随分と喜ばれました。でも、日本で売られているパイプ人形は数字が一桁違うので、びっくり。

その後、道の向かい側にある「軽井沢絵本の森美術館」へ。美術館はムーゼの森の中に静かに佇んでいます。こちらは絵本のお店。

「軽井沢絵本の森美術館」には世界の絵本たちが収蔵されています。どの国の絵本も子供達に寄せる温かな想いが伝わって、私も童心に戻って、懐かしい絵本を手にとって読んできました。

 

そして夜は、小曽根真さんと野尻雅弘さんのジャズナイトへ。小曽根さんの演奏を拝聴するのは2回目。一度目はジャズ・ビブラフォーン奏者のゲイリー・バートン氏とのデュオでした。この時は、小曽根さんのピアノも素晴らしかったけど、ゲイリー・バートンのテクニックにびびって声も出なかった(笑)

即興は、何が起るかわからないスリリングさがあって、だからこそ素晴らしい瞬間に出会えるので、ドキドキします。この日も刺激的な即興で、すごく楽しかった♪ 当日は曲目が配られなかったので、MCによる曲説明だったのですが、私の席の辺りは、声がホールをサラウンドして響きすぎているのか、内容が聞き取り難く残念。でも、コンサート時間は2時間半の大サービスで、アンコールもしっかり聴けて大満足でした。

1日目はマリンバ、2日目はジャズと、久しぶりに音楽の栄養が体中に行き渡った2日間でした♪

 


5月

2007年05月02日 | Weblog

皆さんは、ゴールデンウィークいかがお過ごしですか? 私は母と一緒に軽井沢に行ってきました!5月といっても軽井沢はまだ寒く、まだ桜が綺麗に咲いていました。

 

初日は軽井沢大賀ホールへ、マリンバの種谷睦子先生のリサイタルを聴きに行ってきました。パワフルな先生の演奏、どの曲も素晴らしかった。特に私は一柳慧作曲「チェロマリンバの為のバラード」に感動。

 

チェロマリンバとは木製の共鳴管を持つ世界にひとつしかない楽器です。音色は温かくて、もちろん、その特徴は、ここだけでは言い切れないくらいですが、あえて一言で言ってしまえば、倍音が強く聴こえる、ということでしょうか。低音部を弾いた時、高音部の音も同時に聴こえるというような響きになるので、とても不思議なんですね。

 

その楽器の特性をフルに生かして作曲されたこの「バラード」。すごく面白かった!!想像を掻き立てるというか、この楽器ならではの世界観があるというか、うまく言葉に言い表せないのが悔しいのですが、とにかくとても素晴らしかったのです。このような感動は、優れた演奏家、楽器を熟知した素晴らしい作品、良い楽器、音響の良い空間、などなど全てがそろって生まれるものなので、私はとても貴重な体験をした訳です。そして、しみじみ「私はやっぱり現代音楽が好きなんだな~」と実感したのでした。ここ半年ばかりアバンギャルドな音楽から離れた仕事をしていたので、 なんだか一気に創作意欲が沸いてきて、新作を書きたいな~という気持ちになりました。いろいろなアイディアもふつふつ沸いた夜でした♪

こちらは矢ヶ崎大橋からみた大賀ホールです。この写真では五角形なのはわかりませんが、音響の理想を追求したと言う五角形サラウンドホールは響きも豊かでマリンバには最適でした。 

 

 

 

そして、次の日は同じ大賀ホールで開かれるジャズピアニストの小曽根真さんとギタリストの尾尻雅弘さんのジャズナイトへと行くのです。こちらはこちらでまた刺激的でした!

次回へつづく(笑)

 

 

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