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マリンバ奏者、関澤真由美の公式ブログです。https://mayumisekizawa.sub.jp/

頑張りを応援 第2弾

2024年04月28日 | マリンバ教室
市民タイムス様が、当教室の生徒さんである小林暖大君の記事を載せて下さいました。ありがとうございます。
暖大君は、今年の3月に開催された第26回"万里の長城杯"国際音楽コンクール 打楽器部門 高校生の部にて第1位に輝きました。

全国第1位を受賞したので、その頑張りが新聞に掲載されれば、本人の励みにもなるし、応援して下さっているご両親が喜んで下さるのではと思い、いつもお世話になっている市民タイムス様に取材をお願いして来ていただきました。

暖大君が私の教室に来たのは、中学1年生の時。吹奏楽部で打楽器を担当しているけど、鍵盤打楽器が苦手、とのことでした。
鍵盤に苦手意識があっても暖大君の演奏にはしっかりした音楽があり、なによりスター性があるので、ソリストに向いているのではないかと思ってレッスンをしていたら、めきめきと上達。今は音大を目指して頑張っています。

コンクールは結果だけに注目されがちですが、コンクールを受ける生徒さん達には、それまでの期間に計り知れない努力があって、悩み、迷い、良い時も悪い時もあり、たくさんのドラマがあります。私自身もそうでしたが、予選で落ちてしまう時もあれば、ファイナルまで行ける時もあります。
また、果てしない努力に加えて、”運”も味方につけることが必要です。

こうしてみると、入賞できなければ悲劇なのでは?と思うかもしれませんが、そんなことはありません。結果に関わらず、コンクールに向けて頑張っている期間は、テクニック的にも音楽的にも驚くほど上達します。本当は結果ではなくその過程に、ものすごい価値があるのです。

今回の暖大君の1位も、たくさんの努力と苦悩の果ての1位。よく頑張りました。

コンクールを受ける生徒さんのレッスンでは、生徒さんそれぞれが頑張る限り、私も絶対諦めないし、信じて見守り続けようと思いながらレッスンをしています。
結果に拘らず、何よりも自分自身が納得のいく演奏を目指してほしいと願っています。

とはいえ、私のレッスンは細かすぎる程細かくて、妥協なしのレッスンなので、生徒さん達にその想いが伝わっているかどうかわかりませんが(笑)