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マリンバ奏者、関澤真由美の公式ブログです。https://mayumisekizawa.sub.jp/

太鼓まつり in みのわ

2005年08月28日 | Weblog
演奏無事、終了しました。いらしていただいた皆様、有難うございました!舞台を陰で支えてくださったみのわ太鼓の皆さん、スタッフの皆さんも本当に有難うございました。

小口大八先生率いる御諏訪太鼓の皆さんとの「阿修羅」の共演は、約1年半ぶり。お久しぶりでしたが、小口先生の気合いとエネルギーには感動でした。

今日の即興で出てきた曲は、八木節、小諸馬子唄、さくらさくらでした。先日話題に出た「隠密同心リズム」を期待していた皆さん、ごめんなさい。今日はほとんど出てきませんでしたねー。といっても隠密同心の音楽をどれだけの人が知ってるかって、そういないような気がするんですが・・・。
ちなみに時々3・3・2・4リズムを入れていましたが、それはずばり御諏訪太鼓リズムです。隠密リズムは是非別の機会に挑戦してみたいと思います。

その他、共演した皆さんの演奏も熱く、熱気が会場中に充満していました。ステージ上もドライアイスによる煙がでたり、本当の火が噴いたり、迫力満点な演出に舞台袖から感嘆の声を挙げながら拝見していました。

できることなら客席から見たかった・・・!

即興モードその2

2005年08月25日 | Weblog
明後日は「たいこまつりinみのわ」ということで、御諏訪太鼓の小口大八先生と共演させていただきます。小口先生作曲の「阿修羅」という曲にまたまた今回も即興で参加。その他にもソロで2曲ほど演奏します。小口先生との共演は今回で6回目くらいになります。私にとっての「阿修羅」のイメージは「火」なんですが、毎回即興していると浮かんでくる映像が、なぜか砂浜を馬で駆け抜けるあばれん坊将軍。(笑) 最後一緒にマリンバと太鼓群でセッションしている時なんかは、劇も終盤に入って、悪い奴をやっつけているところが浮かんでしまいます。あばれん坊将軍の音楽は出てこないんですけどね。あくまでもイメージが、あばれん坊将軍なのです。なぜだか私にもわかりません。

時代劇の音楽といえば、一番印象にあるのが「隠密同心 大江戸捜査網」(古っ!)子供の頃、祖父母と一緒になって見ていたのですが、リズムを3・3・2や3・3・6で分けていてカッコよかったのを覚えています。(ここで軽く私の年もばれるわけですが。)
おっ?考えてみたら私の即興にも3・3・2とか3・3・6とかでてくる時がある!もしや時代劇の影響?私自身そんなに時代劇ファンでもないのですが、印象に残った音楽は廻り廻ってこんな時にでてくるものなのでしょうか。

そんなわけで、明後日の箕輪町文化センターでのたいこまつり、もし3・3・2等のリズムが即興に出てきたら隠密同心だ!と思ってください。お楽しみに。

演奏>トーク

2005年08月14日 | Weblog
無事、昨日の演奏終了しました!ご来場いただいた皆様ありがとうございました。

蓼科はとても涼しく、さすが別荘地という感じでした。種谷先生の演奏は相変わらず素晴らしかったですよ。バッハ組曲からアンサンブルの曲まで全て暗譜と言うのはすごい。私なんかバッハ組曲を弾くだけで神経ピリピリなのに、他の曲まで完璧にこなされ、さすがと言う感じでした。

昨夜の原さんの太鼓も、のりにのっていたので、私もそれに便乗して思いっきり自由に即興してきました。演奏直後に、「今日のできはどうでしたか?」質問されたのですが、曲が終わった後というのは、たいていが放心しているので、ましてや即興の後は、ものすごい集中の後なので、例外に無くしっかり我を忘れてしまっている状態で、質問には上手く答えられなくて、自分でも、カッコわるっと思ってしまいました。話のアドリブはいまいちのりが悪くてすみません・・・。

自分がどんな即興したか記憶もあまりないので、すごく集中して燃焼していたんだな、と思いますが、楽しんでいただけましたか?



即興モード

2005年08月12日 | Weblog
頭が切り替わったのはいいのですが、即興モードになったとたんに頭の中でずーっと音が鳴ってしまうのは困りものです。寝ても覚めても音、音、音。 
挙句の果てには、あまりにも鳴り過ぎて「静かにしてくださーい」と世界の中心で叫びたくなってしまいます。

これは今に始まったことではないのですが、音大でジャズの即興クラスをとっていた時にもこの現象が。町を歩いていても頭の中でずっーとジャズ一色で音が鳴っている。けっこういいフレーズが出てきた時には、練習室に飛び込んでピアノを使ってその音を表現しようと思っても、今度は指がついていかなくて、ジレンマになったことも。

これまた面白いのが、一人で部屋にこもって即興するときと、相手の人がいて即興するときと、全然違う感じになってしまうことです。相手の方からその場でインスピレーションを受けて即興した方が確実にいい感じになるのです。

そういう訳で、明日は心の赴くままに、和太鼓の音に音楽を付けてみたいと思います。
お楽しみに~。


ザ・饗宴!

2005年08月10日 | Weblog
皆さん、元気に暑さを乗り切っていますか?暦の上では秋なのに、この暑さ。
私は、疲れと暑さからか、ここしばらくダウンしていました。基本的に普段が健康体なので、たまに具合が悪くなると、そのなり方もダイナミック。あちらこちらがガタガタとハデに調子悪くなり、参ってしまいました。

それもやっと回復し始め、昨日は13日のコンサートのリハーサルをしてきました。今回は和太鼓奏者の原邦晴さんと共演させて頂きます。まずは前のリサイタルのままになっている頭を、純和風に切り替えなくては。私のパートは完全に即興で、コードも小節数も決まっていないので、感じたまま、まさにフリー&フリーで音付けをしていきます。だから緊張感いっぱい。昨日のリハでは、先日のリサイタルの影響が残っていたのか、即興ソロの時になぜか昔なつかしいジュリアナTOKYOのメロディー(ディスコダンスミュージック)が浮かんでしまい、それから逃れられない即興になってしまった時がありました。(笑)クラブじゃなくディスコと言うあたりで年がばれる・・・。

今回の共演は和太鼓の原さん作曲の「Get ready to Rock'n Roll」という曲にマリンバ即興を付けていくのですが、もともと出来上がっている曲を壊さないように、より曲の良さが出るように即興できればいいなあ、というのが目下の目標です。原さんの太鼓は素晴らしいのですから!必見です。

もちろん太鼓の演奏も素晴らしいのですが、すごいなーと思うのは、私のソロ即興の終わりをいつも確実に感じ取って受け継いで下さるところです。私のソロ即興は、メロディーも、長さも、演奏する度に違うので、しかも終わりの合図もないので、そろそろ曲を締めようかな、と即興していくと、確実にその終わりの部分で構えていて下さるので、つぼを分かってくれているという感じで、とても嬉しいです。

フリー即興ということで、かなりの緊張感ですが、その緊張感をさらに後押しするのがそのシチュエーション。なんと、コンサートは日本を代表するマリンバ奏者、種谷睦子先生のコンサートで特別に出演させていただくのです。頂いた話とはいえ、無謀すぎる・・・。
勉強してきますっっっ。




ピーマンは何語?

2005年08月05日 | Weblog
きのうの続きです。

アメリカで、サンドウィッチを作ってもらうときに、「何と何と何を入れて、これは抜かしてね」、などのように注文することが出来ます。

私の場合、チーズステーキサンドウィッチを作ってもらうときは「レタス、トマト、オニオン、アメリカンチーズを入れて、辛いピーマンは抜かしてね。」とお願いすることが多いです。

さて、このピーマン。ピーマンって何語か知っていますか?

私がアメリカでの音大受験の為に、初めて渡米した時のこと。初めての海外一人旅で、もちろん自分の英語にもまったく自信がありませんでした。渡米したその初日。お腹がすいたので近くのピザ屋さんへ。お客様が並んで待っていたので、私もその最後尾について待っていました。もし注文を聞かれたら、肉厚のある大きなピーマンが沢山のっているピザを指差して、「あれ下さい」とやる予定でしたが・・・指を差せるだけの距離に近づかないうちから、「ご注文は?」と店員さんに聞かれてしまいました。舞い上がった私が言った言葉、それは・・・

「ピーマンピザ下さい・・・」

当然、店員さんは「は?何ですって?」

「だからピーマンピザ」

「?」
(注:一応英語での会話です)

今となっては、どんな風に発音したかなんて、全く覚えていませんが、どんな意味に聞こえていたのか、考えただけでも笑えてお腹が痛いです。
結局は、近くまで行ってピザを指差して、店員さんは「あーわかった」と言う感じでそのピザを包んでくれました。(恥)
このピーマンと言う単語はカタカナだから、当然日本語では無い、と思ってしまいますが、実はフランス語のPiment(ピメント)に由来していて、しし唐辛子と区別する為に、日本人が辛くないピーマンにつけた言葉なんですって。だから、ピーマンは日本語ってことになります。

英語ではペッパー(Pepper)が正解。ペッパーといえば、コショウという意味もありますが、「グリーンペッパー」といえば、日本の緑のピーマンよりかなり大きいですが、甘みのある、歯ごたえもシャキッとしたピーマンのことを差します。

あの時、「ピーマンピザ下さい・・・」と言ってしまった私も恥かしいですが、このような失敗の連続が、英語上達への早道。教科書ばかり見ていては上達しないのですね。
私も恥かしい失敗だらけでしたが、その分ちゃんと英語の習得もできたので、今はちゃんと、

「ホットペッパー(辛いピーマン)は抜かしてね」

とお願いしています。

ちなみに、英語圏ではない、ヨーロッパの地方に行った時には、英語も通じないので、「あれください・・・(現地語)」と指差しています。(笑)





I'm loving it!

2005年08月04日 | Weblog
暑いですね~。皆さんお元気ですか?

一年の間に、たまにですが、むしょ~にビッグサイズのハンバーガーが食べたくなるときがあります。最低2段重ねで、ビーフとチーズと野菜がいっぱい入っていたらGOOD。ついでにピクルスものっていたら、二重マル。これってアメリカ生活の名残?

日本で、ハンバーガー屋さんというと、殆どがマックとか、モスとかファーストフード店になってしまいます。ま、全国どこでもお手軽に手に入るので、便利といえば便利ですが。

さすがにアメリカではマック等にいくことは、ほとんど無かったのですが、サンドイッチが主食に近い忙しい生活をしていたので、どこのお店のどんな種類のサンドイッチが一番美味しいか、いろいろ試してました。
で、私の一番のお気に入りは、コロンビア大学近くの「サブコンシャス」というお店のチーズステーキサンドイッチ!!ニューヨークに行った時は絶対に訪れるようにしています。学生向きのカジュアルなお店ですが、マンハッタン音楽院にも近いので、便利なのです。ついでにここでバナナもゲット。

アメリカには珍しく、ちゃんと手を洗ってビニール手袋をして、サンドイッチを作ってくれるので好感触。
ステーキは分厚いお肉ではなく、安い(多分)細切れを野菜と一緒にいためて、とろとろのチーズを一緒にながーいパンに挟んで出来上がりです。チーズと野菜の種類はお好みのものを選べます。大きさもけっこうあるので(パンの長さは約30センチ)は、すごいボリュームですが、残さずペロリと食べていました。これくらい食べないと、もたないんですよ。
アメリカの友人達には、「マユミってやせてる割には沢山食べるよね」とよく言われていました。アメリカ人から見たら日本人は、ある程度ぽっちゃりしていても、太っているうちには入らないようです。私なんて、ストリングビーンズのようだ(!)と言われていました。なんでもビッグサイズのアメリカで、アメリカ人の、しかも男性に「よく食べる」って言われたら、もうおしまいですよ~。

ちなみに、本日がサブコンシャスのサンドイッチが恋しくなった日だったので、ぱっと目に付いたロッテリアでロッテリアデラックスというのを買ってしまいました。野菜がいっぱいあって嬉しかったけど、これでチーズがのっていたらな~。

どこか近場で、美味しいチーズステーキサンドイッチ作ってくれるところ無いかな・・・
と思う今日この頃でした。暑いからスタミナつけなくちゃね!