総天然色・魔人スドォの円盤-3D

BDソフトを中心に画像・イラストを交えて、
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【3DBDソフト推進ブログ】

≪『パーマン』について考える≫その4 パーマンの最終回

2009-02-19 | 『パーマン』を熱く語る
はい 皆さん、お待たせしました。
>バードマンが何故、子供たる須羽ミツ夫にパーマンセットを手渡したのか?
お子ちゃま漫画だからではありません、それにはとても深い話があるんんですよ~
「パーマン」ネタの最終回...語ります!


≪『パーマン』について考える≫その4 パーマンの最終回 そしてフォーエヴァー


皆さんは「パーマン」の最終回を知っているでしょうか?
最近、テレビの「深いイイ話」で新テレビ版(カラー)の最終回“パー子の宝物”が放送されましたが、
私が話したいのはそれではございません、原作のコミックの最終回であります。
ちなみに「深いイイ話」で放送されたネタは↓コレです。

【パー子の宝物】
好きだけど素直になれないで会ったら喧嘩ばっかりの1号(ミツ夫)とパー子。
ある日、ミツ夫の元に箱と手紙がパー子から送られて来る。
「これは私が命の次に大切にしている宝物です。 あなたにだけ特別に見せることにしました。」
しかし、ミツ夫はつい うっかり箱を落とし割ってしまう...中身は、鏡だった。
パー子の大切な宝物を壊してしまったミツ夫は潔く謝罪。 すると、パー子から意外な返事が・・・。
「イイのよ、鏡なんか… 私の宝物は、鏡じゃなくて鏡に映ったものっていう意味だったの」
そう、鏡に映ったのはミツ夫自身。
「それが…私の宝物なの」


コレが「深いイイ話」で放送された話です。ラブコメしてますネ~
しかし原作では違います。


【原作での最終回】
コミックの最終回ではミツ夫は、バードマンの星に日本のパーマンの代表としてバード留学に旅立ちます。
その際、パー子は好きなミツ夫だけに、自分の正体・アイドルの星野スミレだと明かすのです。
何時しか立派なスーパーマンになって帰って来る。

↑パー子の正体はアイドルの星野スミレ。

実はこの数年後の話を「ドラえもん」の中で語られております。
立派な女優に成長した星野スミレ。
彼女のペンダントのロケットの中に飾られているのは、ミツ夫の写真です。
ロケットを握り締めながら彼女は、遠い場所に飛び立った彼の帰りを空を見つめ待っているのです。
ずっと変わらぬ心のままで...

↑成長し大人になったスミレ。アイドルを卒業し女優業に苦悩している。

ね?凄くイイ~話でしょう?
何てピュアな話なんでしょう、涙なしでは語れません(涙)
この話、「パーマン」の年齢を高校生ぐらいに設定して実写化したら絵になるのではないでしょうか?


決してバードマンは適当に子供であるミツ夫をパーマンにしたのではありません。
バードマン達は宇宙の平和を守る為、星々の惑星を回り優れた人材を探し出し、
その星である程度の基本を身に付けさせた後、その中から才能ある人物を抜擢し
母国に留学させ平和を守る為の教育を受けさせる。
(実際にはパーマンの存在は日本だけではなく、各国の代表十数名が選ばれている)
そう言う訳で、わざわざ成長の伸び代のある低年齢の少年少女を選んでいるのです。


4回に渡ってカキコさせて頂いた「パーマン」ネタはどうでしたか?
「パーマン」もアメコミに負けず劣らず素晴しい作品でありましょう?
ありがとう、藤子不二夫先生! 「パーマン」よ フォーエヴァー...


PS.私は本当は手塚先生の作品の方が好きなのさ~(おぅい!)
コメント (2)
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