ブルーレイソフトの購入タイトル(7/15~7/22)
【忠告】 UHD(4K)パッケージを購入しましたが、残念ながら私は4K視聴環境は持っておりません。
記事に4K映像の話は出てきませんので、そちら目当てに来られた方は申し訳ありません。
ディズニー・アニメーションの傑作を、ティム・バートン監督が実写映画化したファンタジー。
...この作品、3D映画ではなければ観ることはなかったであろう。
前情報として良さげな評価を聞いておりましたが、その3D映画の評価は如何でありましょう...?
●『ダンボ 4K UHD MovieNEX [4K ULTRA HD+3D+ブルーレイ+デジタルコピー+MovieNEXワールド]』 Amazon(新品) ¥ 6,051
ストーリーは...
作品自体には全く興味がなく、3D映像興味で購入したのですが、
あ~初めからそういう目線から入ったからだと思いますが、私的にはあんまり面白くありませんでした。
ティム・バートン調が悪い形で現れたのかな?
ダンボを擁護する2人の子供たちは、常に隣で直立仁王立ちのイメージが終始付きまとう。
ストーリー的に誰から目線でも感情移入できない仕様の話のつくり。ダンボに対しての愛情が、誰からも感じられないと思うのは私だけだろうか~?
根本的にダンボが可愛くないんだよネ~...ていうか目が怖い。キャラ的に全く魅力が感じられない。
ディズニーアニメの実写作品『マレフィセント』『美女と野獣』『ジャングル・ブック』『アラジン』と続けて公開されましたが、
VFX映像的にも派手さがなく、映像マニアの私としては物足りなさを感じてしまいました。
3D映像は...
画面はビスタサイズ。視差は強め、奥行は深し、視差の書き分けは強め。前評判通り飛び出し要素もあり。
映像は暗めですが、視差映えの具合は良好。色彩の鮮やかさは抑え気味のクラシック調、クリアとはいきませんが高画質な映像の部類です。
...3D映像の基本値は高いのですが、「観ていて面白くない3D映像」なのは如何なものか?(汗)
それは3D演出がされていない...3D映像を前提につくられていない作品だからなのでありましょう。
この『ダンボ』には、動きのある3D映えするような派手な3D演出は施されておりません。
ティム・バートンの作品って、どちらかと言うと「静」なるアート的な映像が売りなので、根本的に動きのある演出に期待するのは間違っているのかな?
『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』の3D映像 が意外と良かったので、変に期待をしてしまいました。
↑(考えてみれば、ダンボがグリグリ~の移動感の3D演出で飛び回るって言うのも、おかしな話なのかも知れませんが...)
冒頭のサーカス列車のくだりが良たのですが、それ以降は今一つ。
見せ場がなくはないのですが、目の肥えた3D映像ファンにとっては子供だまし程度...ぶっちゃけ~地味なんですよネ~。
3D映像の基本値は高い...3D映画を見たことがない人の想像している「3D映画」って、こんな感じではないでしょうか?
ちょっと期待はずれ感が否めない...そんな感じの3D映像でありました。