あんまんでも豚まんでもない、ねじまん。
ねじりまんぽ。略して、ねじまん(笑)。あくまでも筆者用語ですが。
今日は以前からとても気になっていた、関ヶ原・大垣方面の「ねじりまんぽ」を4物件(相変わらず物好き・・笑)、見てきました。
詳細レポートをするものではありませんが、いずれもJR東海道本線の築堤を貫通しているものです。
関ヶ原(R21バイパス脇の駐車場)までは車、そこから大垣方面は小径車。
まずは駐車場からほど近い2物件(双方とも水路)。最初はこれ。農道から見たとこですが、いかにもねじれてるのが分かります。
長靴履いて水路に入ってみると、ねじれてます、ねじれてます! そーか、これがねじりまんぽか。
筆者にとって念願の初ねじりまんぽ、なのであります。ねじれた独特の意匠と佇まいにちょっと感動です。
ここは小田原川橋梁。橋梁というよりも水路トンネルって感じですが、全体の構造を詳細に見ると、橋梁ってことになるんでしょうなあ。
お次は小田原川橋梁の数百メートル西にある、こちら。
しばらく前にたまたま見つけた時は、普通に真っ直ぐな煉瓦トンネルかと思ったのだけど、実は、中には驚きの仕掛けがあるそうで・・・・。
坑口からしばらくは真っ直ぐ並んでますが、トンネルの3分の1くらいのところまで進むと、
出た! 小田原川橋梁以上に激しくねじれてます! ねじれのワンダーランドです(笑)。これは穿屋川橋梁。
トンネルの中ほど、つまり線路直下は煉瓦三層分広がっていて、ねじりまんぽになっているのでした(って、ネットで予習したことなのですが・・笑)。それにしてもこの光景、凄いです。
何でこんなにグルグルねじって施工するのか。
どうやら煉瓦は線路に対して直角に並べるのが基本の様で、線路とトンネルが直交してれば自然にトンネルの向きに平行して真っ直ぐになります。
しかし斜めに交差していると、線路に対しては直角でもトンネルの向きとはズレが生じるので、交差角度が浅ければ浅いほど、ねじれは大きくなる様です。
下手な説明ですんませんね。イメージできます?
ということで、残る大垣方面の2物件はまた後日ということで。
走行距離約46km。