パン君といっても、テレビに出ていたチンパンジーのパン君ではありません。
先週末あたりからニュースなどでも話題になっていた、あれです。
パンスターズ彗星。心の中で勝手に省略してこう呼んでました(笑)。
この数日、晴れて観測条件も良いということだったので、午後6時半頃に琵琶湖の岸(豊公園)に出て、撮影に挑戦。
上の写真を拡大(トリミング)したのが下。バルブ撮影してるので彗星本体部分が線になってるけど、しっかりと尾を引いてる! いいね。
でもはっきり言って、よほど視力が良い人でないと肉眼では分からないでしょう。近視が強かったらなおさら。
上の写真。焦点距離200ミリ(35ミリ版換算300ミリ)、絞り解放(f5.6)、ISO400で10秒露光してこの程度ですからね。
筆者も、事前の情報で粗々の位置は知ってても実際どこに出現するか分からず、取り敢えずは目星をつけた方向を広角で数枚撮影。
その中のポツンと写った彗星を探して、望遠レンズで狙いを定めた次第。なんとも原始的でして。
元々が仰角12~13度程度の低高度なうえ、恐らく彗星自体の動きと地球の自転とで見かけの動きは思った以上に速く、あれよあれよという間に、地平付近まで移動していきました。
出現位置も分かったし、明日も晴れる様だったら再チャレンジしてみよ。もうちっと上手く撮りたいね。