次はWillのビーチサンダル・ドレスを作るよ。 材料はこんな感じ。 ビーズ、ワイヤー(こちらも2号)、トルソー。 そしてアーティステック・ワイヤー(銅製)、丸カン(直径3ミリ、4.5ミリ)、チェーン。 サンダルのビーズ素材はマットなのとクリアなのと悩んだけど、前者を選択。
まずはトルソーに、アンダーウェアとなる黒いビーズドレスを編み込む。 これは比較的簡単な作業。
次はビーチサンダルを用意。 これまたアーティステック・ワイヤーで編む方法と、テグスのと試行錯誤してみたけれど、前者を採用。 ピンクとオレンジそれぞれ6足ずつ、12足を用意。 ヒヨコたちは自分たちのものになると期待している模様(笑)
サンダルの4隅に3ミリの丸カンを取り付け、それを4.5ミリの丸カンでつないでいく。 両手にやっとこを握りながらの作業。 少々手がつってしまったり(笑)
あと肩ヒモもオリジナル通りにチェーンを使用。 そのままではずり落ちてしまうので、サンダル作りに使ったワイヤーを絡めた。 ワイヤーも真鍮と銅のものがあるけれど、細かい作業には銅をおすすめしたい。
完成した両者。 こうしてみると、Will氏とTony先生が並んでいるみたい!! (自画自賛(笑))
さて、次に紹介するのが今回一番の難関だったNickくん演じるFeliciaちゃんの衣装。 用意したのは、色とりどりのビーズ、花型のスワロフスキー、 テグス(1号と2号)、トルソー(実際はクリアなタイプを使用)。
なにが難しいって、このFeliciaの衣装に関しては後ろ姿の資料が全く無かったのだ。 「まさかの記憶だより!?」と思ったけれど、救いの神はいた。
Photo Shoot with the Cast of PRISCILLA
このトレーラーの0:27あたりに後ろ姿が出てくるのだ!! ありがたや…
てなわけで、Pauseボタンを押して必死にスケッチをするメガヒヨ(笑)
苦労の甲斐あって、めでたく完成!! 実はコレ、一度ボディのみ完成はさせたけど一回ボツにして作り直している。 それ位大変だった スケジュール的にも旅行の日程が近づき、せっぱ詰まっていたので、製作過程の写真もなし。
作り方を簡単に説明すると…
まずBernadetteと同じくウエストから編み込み、バストトップまで完成させる。 その後ウエストラインからヒップラインまで編んで一度テグスを結ぶ。 それからおパンツ部分を前から後ろに編んでいく。 おパンツ後ろ部分にしっぽをとりつけ固く結び、裏側部分を接着剤で補強。 接着剤が乾いたところで、おパンツ後ろ部分とヒップライン後ろ部分をリンクさせる。 花型スワロフスキーと丸小ビーズを組み合わせたものをボディ部分に編み込んでいき、完成!!
色とりどりのしっぽ。 この部分だけは1号テグスを使用。 2号だと突っ張った感じになっちゃうので。
3体のビーズドレスがめでたく完成!! あれれ? なんかFeliciaちゃんだけ小さくまとまっちゃったような…。 スカートタイプではないのでスタンド型のトルソーを使えなかったから、一周り小さいチャーム型のトルソーになっちゃったんだけどね。
でもこれじゃあまるで子供…。
というか、つかまった宇宙人の構図!?(笑)
出来上がり写真を、アメリカ俳優親善協会・嗜好研究センター所長でいらっしゃるM様に見せて相談することに。 「これでは下手すると何だか分からない可能性もあるので、ブーツとウィッグも作ったらどうでしょう?」 とのアドバイスをいただいた。 ウィッグはさすがにムリなので、『かたつむりブーツ』を急きょ製作。 しかしどうしても、かかとの渦巻が再現できずに『なめくじブーツ』になってしまった…
でもこうするとほら、他の二人に対して見劣りしなくなった!!
オリジナルの写真と並べてみても、それらしく見えるかな!?
後ろ姿も決めた♪
てなわけで、これで渡米の支度は整った。 メガヒヨはこれらを抱えてPalace劇場に乗りこむよ!!