絵本「鼠草子」

今年はねずみ年だったけど、残りもわずか。
年内にレビューを書きたかったこの本。
やっと今更ながらＵＰできた。

昨年に開催された「鳥獣戯画展」。
ピーターラビットなどの動物擬人化モノが大好きなメガヒヨは、迷うことなく行って来た。
そこで国宝の鳥獣戯画と並んで展示されていたのが、この「鼠草子絵巻」。
会場となったサントリー美術館が所蔵する、桃山時代の作品である。
その古典が絵本形式で出版されたのが、この本。

百二十歳になる権頭は鼠であるわが身を憂い、子孫はその宿命から救おうと人間との結婚を願う。
観音様に祈ったところ、十七歳の愛らしい人間の姫と、正体を隠した上で結ばれることとなった。
彼は嫁入り道具を全て用意したり、唐の楊貴妃風呂を作るなど、彼女に贅沢三昧をさせる。
でもその楽しい日々は長く続かず、鼠であることがばれてしまった。
態度を一変させた姫は、鼠取りの罠に夫をはめた上に屋敷から出て行ってしまう。
それでも姫への未練を断ち切れない権頭は、陰陽師、巫女などを駆使して復縁を図るのであった。
しかし時は遅し。既に姫は人間の男と結婚した後だった。
悲しみの権頭は出家を決意する。
高野山に向かう途中で宿敵「猫の坊」と出会うが、彼も妻と別れた身で鼠を食べる気をもう無くしていた。
そんな二人は奥の院で出家ライフを共に過ごすこととなったのであった。


簡単にストーリーを説明したけれど、数百年前の作品にも関わらず現在でも充分面白い！！
メガヒヨがはまったのは、権頭のストーカーっぷり(笑)
巫女に姫の口寄せをさせるのもすごいが、残していった嫁入り道具ひとつひとつを題材に和歌を詠むのも、
激しいものを感じさせる。
琴、扇、櫛など16作品もあるよ…。

しかも権頭は出家を決意しても、まだまだ俗世間に未練がある。
上人様が「殺さず、盗まず、女に触れず、嘘を言わず、酒を飲まず」の五戒を授けても、
何とかルールを緩くしてもらう様にゴネるシーンはかなり笑える。

この絵本は編集も素晴らしく、絵巻中の画中詞もマンガの様な吹出しに囲まれた活字で再現させている。
さらにこの絵巻では、登場人物の傍らにその名前が書き込んであるのだけれど、それも活字で再現。
プリンシパルの「権頭」や「姫君」はもちろんのこと、「穴惑いのひょんの助」、「隙間数えの鼠左衛門」なんてのも、
それぞれ絵の傍に丁寧に添えられている。
原典のままではとても一般人に読むことは出来ないので、大変ありがたい。
サントリー美術館の学芸員の方々の仕事振りには脱帽である。

この絵本「鼠草子」は一般の本屋さんには売られていない。
サントリー美術館の売店か、通販でのみ購入出来る。
入手に手間はかかるけれど、小さいお子様から大人まで是非おすすめの絵本である。


＜＜おまけ＞＞
メガヒヨはこれを映像化してほしいなぁ。

権頭　京本政樹
（百二十年も生きている妖しで、在原業平並のルックスというとこの方がぴったりでは！）

姫　福田沙紀
（小柄で可愛くてハンパなく気が強いといえば、この子を真っ先に思いついた(笑)）

本日は仕事納め

メガヒヨが勤める会社は、本日が仕事納め。
朝から大掃除をした後に、納会を行った。

早く退社が出来たので、自分へのごほうびを買いに大丸に行った。
そこでピエール・エルメのマカロンを購入♪
これって普段は滅多に買えない、自分的ごちそう。
6個で2,100円もするからね。
メガヒヨはマカロンではピスタチオ味が一番好きなんだけど、
今日買ったセットには入ってなかった…残念！！
通常は入っているのだけど、期間限定のマロンが入った代わりにカットされたとのこと。
マロンも美味しかったけどね…。でもやっぱりピスタチオも食べたかったなぁ。

ところでメガヒヨ、
せっかくの高価なお菓子を食べるときには、シャンパンやワインのつまみにするのが一番と考えている。
本日のマカロンもシャンパンのつまみにした。
ついでに生クリームたっぷりのケーキも食べた。
もちろん、こんな食べ方しょっちゅうしていたら、おデブ街道まっしぐら。
これはあくまでも、一年仕事を頑張った自分へのごほうびである。
来年もこんな感じで美味しいお酒を飲みたいものだ。
(結局はお酒が主役だったり…)

キャロラインとメタル・バッファロー

今年もあと数日を残すのみ。
社会人のメガヒヨは、何と恐ろしいことに年賀状がほとんど手付かず。
これではいかんと、先日横浜そごうの食器売り場で買ってきた
牛さんの土鈴を素材に写真を撮り始めた。

デジカメを手にすると、モールヒヨコに手招きをしたくなる。
しかもちょっとしたことを思いついた。

ミュージカルや映画で、牛の出てくるシーンを再現してみよう！！
記憶に残る二つの印象的なものを取り上げてみた。
両方、元ネタが分かる方はいらっしゃるかな？



これはミュージカル「GYPSY」から。
JUNEのミュージカル・ナンバー「Dainty June and Her Farmboys」の冒頭の一コマ。
このときのJUNEのミルクメイド風衣装はめちゃくちゃ可愛い。
メガヒヨは、ベット・ミドラーのＴＶ版が好きだなぁ。




これは映画「デトロイト・メタル・シティ」の１シーン。
強敵ジャックのペット、メタル・バッファローに追いかけられるジャギ様。
細田よしひこ君が十数センチのヒールブーツを履きつつ、必死に逃げる姿が印象的だった。


こんな写真を撮っていたから、まだまだ年賀状が終わらない！！
もちろんこんなマニアっぽい写真は、会社向けの年賀状には使えない(笑)
何とか元旦に届くように、今夜は必死になって作らねばならないのであった。

メガヒヨが芸能人を見かける可能性についての考察

時にメガヒヨは、好きな芸能人をたまたま見かけたらどうしよう～などと妄想することがある。

あまりじろじろ見ちゃ失礼だよね。
でもやっぱり意識しちゃうよね。
せめて露骨な驚きは隠さないとね…。
と、脳内でシミュレーションをすること迄ある。

はい。もちろんただのアホである。
そんなメガヒヨがプライベート時間の芸能人を見かけたのは、わずか２回を数えるのみである。

一つは、野球の横浜対巨人戦を横浜球場へ観に行ったときのこと。
サザンオールスターズの桑田さんが来ていたらしい。
周りの観客がすごく騒ぎ出して、拍手までしていた。
そんな騒動になってしまったので、気の毒にかの人は途中退席をされてしまった。

あと一つは、一般公開前の東京ディズニーランドでのこと。
もう四半世紀前の出来事である。松ケンもまだこの世に誕生してないよ(笑)
メガヒヨファミリーは、父の仕事絡みで上手いこと潜りこんだ。
ホーンテッド・マンションの列に並んでいたのだけど、建物の外観のあまりの恐ろしさに妹が泣き出してしまった。
そうしたら近くにいた威厳のあるおじさんから、「はっはっは。怖がることはないよ～。」と声を掛けられた。
母はびっくりしていた。その方は宝田明さんだったのである。
当時のメガヒヨにはピンと来なかったが、現在だったらびびりまくりである。
いわずもがな、舞台の重鎮でいらっしゃるからね。

偶然に芸能人に遭遇したことは、わずか２例しかない。
しかも自分で気が付いた訳ではなく、周囲の人により分かったというパターン。

もちろん、今迄に何度もニアミスはあったかも知れない。
ただ気づかなかっただけで。

だってメガヒヨは、街中で自分の友人知人にさえ気づかないことが多い。
後々になって、「気づかなかったでしょ～。」とよく言われてしまう。
こんな散漫な注意力の人間が、一般人溶け込み率が高いと言われる松ケンなどを発見することがあったら、
それはまさに奇跡としか言い様がない。
ツチノコを発見するよりも貴重な出来事になるであろう。

渋谷での日曜日♪

メガヒヨは本日渋谷に行った。
今年通った学校の仲間との食事会があったのだ。
もし松ケンや小鳥のプライベートに出くわしたらどうしようなどと、
修学旅行で東京に来た田舎の中学生並の妄想をしながら、明治通りをてくてくと歩いた。

本日のレストランは「chef's V」。
美味しい野菜料理がいただけるお店である。
メガヒヨたちは「季節の畑の贅沢ランチ」をオーダー。
スープ、前菜、メイン、デザート、食後の飲み物といった充実した内容で\1,800だった。
前菜が綺麗に盛り付けられているので、ちゃっかり写メ。
もちろん、一つ一つがとても美味しかった！
メインのお肉は少々タフだったけど、この値段設定なら仕方ないよね。
添えられたソースはとても美味しかったので、今度は夜にでも来てみたいと思った。

本日集まったのは、年齢、業界がそれぞれ違うけど、「経済」や「お仕事」について熱く語るメンバー揃い。
普段の生活で語り出すと周りの人から引かれちゃうので、ここぞとばかりにディスカッションの花を咲かせた。
四人それぞれ視点や手持ちの情報が違うので、パズルのピースを組み合わせるように結論に至っていく。

ゆるーい世間話も大好きだけど、真面目に語れる時間は本当に貴重なチャンス。
そんな仲間と出会えたのが、今年最大の収穫かな。
幸せな巡りあわせに感謝したメガヒヨなのであった。

X'masパーティー♪

メガヒヨは本日、短大時代の友人達とのX'masパーティーに行ってきた。
短大一年生から毎年行われているこのパーティー、既に十数回目となる。
今年はめでたく8人のメンバーが全員参加となった♪

会場のレストランは、ドラマ「SCANDAL」で戸田菜穂さん演じる理佐子が
横浜で潜伏していた二軒目のホテルにある。
加藤虎之介さんがロビーで写メを撮られまくった、あの豪華な方である。
ドラマでは一軒目のビジネスホテルは本当の名前で出ていたけど、二軒目は何故か
「クイーン・ホテル」と名前を変えていたっけ。

本日のお食事は本格フレンチ♪　しかも個室である。
滅多に来られない所なので嬉しいな。
予約を取ってくれた友人Ｋ子ちゃんに拍手！！
写真のはお魚料理のミルフィーユ仕立て。
外食して気に入った料理を見つけると家で真似するメガヒヨであるが、
こちらのお料理はそんな気を全く起こさせない程のお仕事ぶり。
ひたすらオーディエンスに徹して、プロの技を楽しみたい。

お食事の内容もさることながら、とても楽しいランチ会だった。
友人達の多くは子供を育てながら働いているので、なかなか会える機会がない。
本日ばかりは短大時代のテンションに戻って、みんなでしゃべり通したのであった。

ここでメガヒヨ。ちょっとした後ろめたさを感じた。
先日結婚式を挙げた友人Ｓちゃん。
本人に無断でブログに書いちゃったんだよね…。
個人が特定される情報は入ってないけど、自分の知らないところで書かれるのはきっと嫌だろうな…。

メガヒヨはこの痛～いブログの存在をカミングアウトした。
Ｓちゃん本人にもケータイの画面で見せた。
そしたら本人はあっさりとした反応だった。

…つまりメンバーは若かりし日のメガヒヨを知っているので、こんなブログ位では何も驚かなかったようだった。
思い起こせば、十代のメガヒヨは過激な性格だった。
若気の至りとはいえ、当時のことを思い出すと穴に入りたくなる。
そんな自分と長い間付き合ってくれている友人達の存在は本当にありがたい。

彼女達に改めて感謝しながら、プレX'masの休日を過ごしたメガヒヨなのであった。

メガヒヨ、パンダ王国をついに脱出する

メガヒヨは乾燥したオフィスで働くビジネスウーマンである。
遅くまで仕事をしていると、アイメイクの崩壊という事態に陥る。

だけど悲しいかな。
あまりの忙しさに未然に防げず、一段落したときに化粧室で気が付いて、呆然とするパターンが多い。
「今宵もここに一匹のパンダが誕生した…」

そんなメガヒヨに、Ｓ子さんが素敵なアイテムを授けてくれた。
ランコムのマスカラ、「VIRTUOSE」(ヴィルトゥーズ)である。

昨年夏に発売になったこの商品。評判通り、かなりの優れもの。

まず塗りやすい。
ブラシがカーブになっていて、目に沿っているのであっという間に塗れる。
塗るのが難しい下まつ毛も楽に仕上がる。
忙しい朝は大助かり

それにほどほどのボリュームで、オフィスにぴったり。
上品な大人のまつ毛のイメージ。
ヒジキの様なギャルまつ毛にしたい方には向かないかな。

さらに一番のポイントはにじまないこと。
夜、かなり遅い時間になっても目元はまだまだ綺麗
これでメガヒヨもようやくパンダ王国からの脱出に成功した。

も一つ加えると、これは普段の生活では落ちにくいのに、メイクオフはお湯でスルっと出来る。
かなりのすぐれアイテムである。

Ｓ子さん、どうもありがとうございました！！

経済圧迫型美容液

メガヒヨは乾燥したオフィスで働くビジネスウーマンである。
その闘いっぷりは24時間に及ぶことも。

ただでさえ曲がり角を過ぎた肌は、日光もみじ坂ヘアピンカーブ並の試練を強いられることになる。
それはあんまり…ということなので、栄養だけでも補給してあげたい。

そんな訳で、リポソームの登場である。
ブランドはコーセーのコスメ・デコルテ。
メガヒヨは美容液とクリームを愛用している。

このシリーズの効果は素晴らしい！！
どんなに遅くまで仕事を頑張っても、これを塗って一晩寝ると翌朝はプルプルの肌になっている。
肌のきめも明らかに整ってきた。

ただきついのはお値段。
両者とも3ヶ月で一瓶使い切るペースだけど、二つあわせて25,000円位するからね。
なるべくルミネの10%オフで買う様にしているけど、他にも乳液とかアイクリームも買わないといけないので、
メガヒヨ経済は思いっきり圧迫されている。

でも一度使ったら止められない！！
というか止めたらエラいことになるよ。別人になっちゃいそうな勢い。
まさに魔の化粧品である。

四次元の世界の契約書

年末に向けて仕事がピークを迎えてる。
契約書の作成は、メガヒヨの仕事の中でも重要な業務である。

本日も納品欄に、様々な商品の仕様を打ち込んでいた。
立方メートルのm3の記号は、機種依存文字だと文字化けの可能性があるので、
半角のmと3で打ち込む。
そんななか、やらかしてしまった…。

容積　15,800m4

縦幅×横幅×高さ×…後は何をかけるというのだろう…？？
教えて。おじいさん……。


気が付いたのが自分自身でよかったとつくづく思う。
ゆとり教育世代の新入社員に見られた暁には、メガヒヨ様の株もＧＭ社並に大暴落だからね。

メガヒヨの優雅なデジュネ

メガヒヨは本日、地元友人とランチに行った。
Ｓ子さんはフランス語が堪能な才媛。
NEWYORKとミュージカルがご縁で知り合った仲。
鈴木京香によく似ているので、最近日曜の夜には彼女のことを思い出すようになっていた。

本日のランチはデザートPIZZAのときと同じお店。
相変わらず大繁盛。
メガヒヨは梅とオクラと豚肉の和風パスタをチョイス。
さっぱりして美味しかった♪
梅干ならいっぱい漬けてあるし、今度家でも作ってみよう！

その後は場所を変えてお茶をした。
Ｓ子さんはいつも高尚な話題を分かりやすく語ってくれて、メガヒヨの教養を引き上げてくれる。
フランスの実存主義などは、彼女に会わなかったらずっと理解出来ないままだったと思う。

その様な方に対して、こともあろうかメガヒヨは、小鳥的存在にはまっていることを告白した。

「岡幸二郎さんは白鳥だから近くに行って見てもいいんです～。
でも小鳥は遠くからじゃないと見ちゃいけないんです～。」

そんなたわごとまで、彼女は優雅な微笑みで聞いて下さった。

下の写真は名物のシュークリーム♪
ここのお店ではごちそうになってしまったりして…
Ｓ子さんから受けている数々のご恩に関しては、いずれ出世払いをするつもりである。
（いつのことやら…）

メガヒヨの日台文化比較論

メガヒヨは本日、長いお付き合いの友人Ｋちゃんと夕ごはんを食べに行った。
場所は小籠包で有名な鼎泰豊。

料理を待つ間、目に入ったのは小籠包の食べ方の案内。

先日旅行した台湾でも本場の鼎泰豊に行ったのだけれど、何気にイラストが違った。
なんというか、日本だとフツーの人が描いた感じなんだけど（冒頭写真参照）、
台湾のは漫画家志望の人が頑張って描いた様な、少女漫画風の耽美な絵なのである。（文末写真参照）
比べれば台湾の方が上手な絵なんだけど少々凝り過ぎなので、日本では「オタクっぽい」といって却下されてしまうかも。

まぁもっとも、こんなイラストまでチェックしているメガヒヨの方が余程「オタクっぽい」のだろうけどね

ほくろを取ったときの話

「ヒドロキノンの威力」へのアクセスがかなりの数になっている。
こんな僻地まで来て下さった方のために、メガヒヨは持ちネタをもう一つ披露してみる。

メガヒヨは、実はほくろを取ったことがある。
場所は唇の真下のくぼみの所。
子供の頃からあるし、それほど目立つものではなかったのだけど、
近年ふくらんできたのが気になっていた。

ほくろが皮膚ガンになってしまうという話を思い出し、最悪の状況を想像して震える日が続いた。
態度はデカい割に小心者のメガヒヨは、皮膚科の主治医に相談してみた。

しみのレーザー治療でお世話になっている主治医は、「取って調べないと分からないよ。」と返してきた。
いつの間にか「じゃあこれから取りましょう。」ということになり、数分後メガヒヨは手術台の上にいた。

麻酔を掛けて、電気メスでじゅじゅっと切除した。
割と短時間で終わった。
口の下に絆創膏を貼り、普通に電車で帰った。
費用は保険適用で、一万円以下と記憶している。

術後一週間、絆創膏を貼り続ける必要があった。
さすがに目立つため、その間はマスクをし続けた。
つくづく手術したのが冬でよかったと思う。

そして、かさぶたが取れた後は、ほくろは跡形もなく消え去っていた。
手術前に説明があったけど、皮膚が陥没してしまう患者さんもいるそうだ。
幸いメガヒヨにはそういうことは無かった。
だけどレーザーを当てたせいか、跡は周りの皮膚より白くなってしまっている。
くぼみの位置だったのであまり目立たないけれど、これから除去手術を受ける方は参考にしてほしい。

今回は美容目的ではなかったものの、頻繁に皮膚科通いをするメガヒヨ。
いつの間にか周囲に「整形疑惑」をかけられていた(笑)
なにやら「二重まぶたが怪しい。」のだそうで。

確かにメガヒヨ、十代までは奥二重だった。
だけどこの二重まぶたは手術ではなく、日々のトレーニングの賜物なのっっ！！
奥二重の人は、まぶたを鍛えれば結構な確率で二重になれるのである。
この話はいずれまた。

メガヒヨ、また一歩魔女に近づく

メガヒヨは今朝、大寝坊をしでかしてしまった。
通常6:00に起床しているのだが、目覚まし時計が表示している時刻は6：58だった。

現状を把握するのに10秒ほどかかったが、我に帰るやいなや、ものすごい速さで身支度を整え始めた。

だって昨日の食事会の参加者は部署のメンバー。
これで一人翌朝遅刻したら、大層な恥さらしである。
2008年のおバカクイーン・オブ・ザ・イヤーの座は、間違いなくメガヒヨのものになるであろう。

ぜっっったい会社に間に合ってやるぅぅぅぅ

その執念でメガヒヨはわずか20分の間に、
顔を洗い、コンタクトを入れ、髪を一旦濡らしてブローをし、
歯を磨いて、基礎化粧をし、バッグに本日の新聞・飲み物・ハンカチを詰めて、
財布に現金を補充し、
下地→リキッドファンデ→パウダー→ハイライト→チーク→眉書き→アイライン→
アイシャドウ→マスカラ→リップに至るフルメイクをこなし、
ペンダント、ピアスも装着し、通勤着に着替えた。

必死の甲斐あって、めでたく会社の始業に間に合った。

今朝の自分はかなりアスリートだったと思う。
いやアスリートというより、魔術に近いかも(笑)

長く生きた猫が猫又になるように、ＯＬも長く続けているといずれ魔女になると言われているが、
メガヒヨも間違いなくその道を進みつつあると思う。

いや。立派なＯＬ様になるのなら、魔術を身に着ける前に朝はちゃんと起きましょうって感じだけどね。

本日は汐留に行って来た

メガヒヨは本日、汐留のシンガポール料理屋さんに行ってきた。
心優しい先輩が部署の女子社員を招待してくれたのだ。

写真のは名物の茹で鶏。
鶏の茹で汁で炊いたご飯と鶏スープ、そして三種のソースが供される。
メガヒヨはジンジャー・ソースが気に入った。

本場の味を知る先輩は鶏の茹で加減がお気に召さなかったみたいだけど、
初めてこの料理を食べるものとしては充分美味しいと思った。

デザートにはマーライオン型をしたぷるぷるのマンゴープリンも頂いたし、
まだ行ったことの無いシンガポールの雰囲気を味わった夜だった。
どうもごちそう様でした♪

「イカの塩辛」をこしらえる

本日、メガヒヨは「イカの塩辛」をこしらえた。
いわずと知れた日本の伝統食であるが、これは調理という程のものではなく、
『こしらえる』という言い回しがぴったり。

前日までに塩につけておいた、イカ本体を刻み、ワタはにるにるとしぼり出す。
それらと日本酒、刻んだ柚の皮を合わせて出来上がり。
シンプルかつ、いかの素材を余すところなく活用した食べ物である。

実はメガヒヨ、結構いい年になるまでピンクのハラワタのイカの存在を信じていた。
だってスーパーで売っているのは、みんなピンク。

我が家に来るイカのハラワタは何故かみんな茶色いので、
いつかピンクのハラワタを持つイカにあえる日を夢見ていた。
でもハラワタをしぼる度に裏切られ続けた…。

今日漬けた塩辛は、さっそく明日の朝ごはんのおかずになる予定。
ほかほかご飯にのっけて食べるのだ。
朝起きるのが楽しみ