最近、同僚に「きのう何食べた?」を借りて読んでいるメガヒヨ。
東京に住む40代のゲイカップルの食生活を題材にしたマンガなんだけど、とても読み応えがある。
主人公は倹約家の弁護士とそのパートナーの美容師。
それぞれの業界の裏事情も描かれており、興味深い。作者の綿密な取材がうかがえる。
でも一番惹かれるのは主人公の史朗(シロさん)の調理風景。
身近にある材料と手軽な方法で、バランスの取れた食事を作っている。
たまにクレープを焼くなど、デザートメニューも登場している。
小娘時代は毎週のようにお菓子作りをしていたメガヒヨ。
最近はご無沙汰になっていた。
しかしこの本に影響されて、ちょっとパイなどを焼いてみたくなった。
そんなわけで、作ってみました。
スイートポテト・アップルパイ♪
作り方
1.中ぐらいのさつまいも2つは、15ミリくらいの輪切りにし、皮をむく。
水にしばらくさらしてアクをとる。
そして新しい水と共に火にかけ、菜箸がスッとささるまで茹でる。
2.紅玉りんご2つも皮をむき、一口サイズにカット。
バター80g、グラニュー糖100g、レモン汁少々とともに煮る。
シャリシャリ派の方は手短かに、ネットリ派の方は気長に。
仕上げにはシナモンを。
3.茹であがったさつまいもはすぐにマッシュする。
グラニュー糖30g、りんごを煮ている最中の煮汁大さじ3杯を入れ、なめらかになるまで混ぜる。
4.どこかの小人さんが作っておいてくれたパイ生地を2ミリほどの厚さにのばす。
丸でも四角でもお好きなスタイルに。
5.パイ生地、イモ、リンゴ、パイ生地の順に重ねる。
卵の黄身を水で溶いたので表面を塗り、200℃のオーブンで20分焼いて出来上がり。
メガヒヨ・キッチンはガスオーブンなもので、少々火力が強かった。
終盤3分は窓からにらめっこして、190℃くらいに調整したかな。
これは各オーブンの個性によるね。
そんな感じで出来上がり。
中途、大胆な手抜きの描写があったけど、メガヒヨの小人さんはニュージーランドの方。
ベラミーズというメーカーのパイシートなんだけど、100%フレッシュバターを使用しており生地は144層の本格派。
出来上がりがサクサクしていて、誰でも簡単に美味しく作れるよ。
本格的に作るのもいいけど、便利なものを利用してフットワークを軽くするのも大事だよね。
マンガからそんなヒントをいただいた、日曜の午後なのであった。