メガヒヨの生息日記

メガヒヨ(観劇、旅行、鳥好き)のささいな日常

メガヒヨ in SWISSその29 《帰国・おみやげ編》

2014年07月27日 | メガヒヨのホリデイ

チェックアウト時間ぎりぎりにホテルに戻ったメガヒヨ。
その姿を見て、X-traホテルのレセプションのお兄さんは「そんなに慌てなくていいよ」といってくれた。


お世話になったホテルを後にし、チューリッヒ駅へ。
空港行きのチケットを買おうとするも、経由によって料金が違うみたい。
よく分からないので安い方を買い、すぐ来た電車に乗る。


10分ほどの乗車でも車掌さんは改札にしっかり来る。
気を抜いていたメガヒヨ。駅で買ったチケットを適当なところに突っ込んでいたので大あわて!!
リュックのポケットからチケットをようやく見つけ出し、引きつり笑顔で差しだす。
しかしながらチケットは半額料金のものなので、ハーフフェアカードと同時に見せるように指摘された。
ふたたびカバンの中を大捜索することに。

若いハンサムな車掌さんからは、ハーフフェアカードのホルダーにチケットをちゃんとしまうように厳重注意された。
はい…。仕事を滞らせちゃったものね。ごめんなさい。
あとチケットに関しては、経由駅もくまなくチェックしている様だった。
その間中、深く考えずに安いチケットを買い来た電車に乗ったメガヒヨは、ビクビクしぱなっしだった。
超過料金は後払いでOKの日本とは違って、スイスでは80スイスフランの罰金が徴収される。おまけにそれはとっても不名誉なこと!!
軽率な行動の前に1分考える時間を持とうと、しきりに反省をするのであった。

そして空港駅に着いたときにもひと波乱あった。
メガヒヨの目の前の男性が他のお客さんに「お先にどーぞ、どーぞ」と譲りまくったので、降りるのがだいぶ遅くなってしまったのだ。
しかもスーツケースは置き場の奥に押し込まれてしまっていた。
たむろしている女の子にどいてもらい、数台の自転車をかき分け、自分の荷物を手にしたときには他の客は全て降りており、次のお客さんが乗ろうとしていた。
スーツケースを抱えてタラップを降りる横を小さいお子さんが駆け抜けて行ったりして、もうパニック状態!!

そんな折に救いの手が。
メガヒヨの困った様子を見て、中華系の女性が「彼女を助けてあげて」とヨーロッパ系の旦那さんに言ってくれたのである。
タラップの下からスーツケースを受け取り、下ろしてくださった。
もう本当に助かりました。ありがとうございます!!
スイスでは大らかすぎる中華系のツーリストに呆れる場面もあったけれど、空港駅で会ったレディには感謝するばかりだった。
当たり前のことだけど、民族や国籍などで人に先入観を持ってはいけないなと改めて感じたのであった。


電車でのことを振り返るにつけ、いい歳して洗練とはほど遠い自分にへこむメガヒヨ。
気分を切り替えようと、チューリッヒ空港隣接のショッピングエリアを歩く。


大きいフードコートがあり、中にはお寿司の店も。
そういえば今回の旅行では一度も和食を食べなかったなぁ。


フードコートと同じフロアにはシュプリュングリも出店しているよ。


ルクセンブルグリのシャンパン味などを買い、小さい箱に入れてもらう。
フードコートのカフェで搭乗前のお茶を楽しむ。


いよいよ出国。
さよならスイス、また近いうちに是非来たい!!


スイスとお別れを済ませた…と思ったら、出国後エリアに再びシュプリュングリの店舗を見つけた。
3年前に比べて規模が大きくなっているなぁ。


ずらりと並ぶルクセンブリグリ。3年前は包装済みのものだけで量り売りは無かった。
これは嬉しいなぁ!!
余ったスイスフランでついついまた買ってしまう(笑)


他の商品もいい品ぞろえだった。
持ち運び時間などを考えると、本店で買わずに空港で買った方が断然いいと思う。
このエリアには、どの航空会社を利用しても来られるからね。


新しく改装された空港店にはカフェも併設されている。


シャンパンと一緒にルクセンブルグリを楽しめるよ。
サンドイッチもいくつか置いてたし、次のスイス旅行のときには必ずここに来たい!!


大事なルクセンブルグリを抱えて、メガヒヨは機上の人に。


Auf Wiedersehen, Swiss!!


予算に余裕があったらスイス航空に乗ってそのまま成田に直行なのだけど、かなしきバジェット・ツーリスト。
行きと同じくオランダ経由。

 
オランダでは、トブラローネチョコレートが本場スイスよりも派手に売られていた。
ルクセンブルグリを抱えたメガヒヨはあまり興味なし。


ところで気になったのが、チケットに記載された搭乗時刻。
出発時間の一時間前になっている。
なんでかな~、間違い?と思ったらそんなことはなく、搭乗口でボディチェックが行われたのであった。
このパターンは自分は初めてだったので、ちょっと驚いた。


これが成田行きの飛行機。お世話になりまーす。

 
またもやフェルメールの絵がプリントされた機内食。
こちらもなかなか美味しかったよ。


機内食2回目。


無事に成田に到着!!


到着エリアでは千葉県在住の妹夫婦が出迎えてくれた。
正しくはルクセンブルグリのお迎えか、なんて(笑)
じつは、成田から神奈川の自宅にルクセンブルグリやチョコレートを7月の暑さのなか無事に持って帰りたかったので、蓄冷剤を届けてもらったのだ。

  
そしてこれらが日本まで頑張って持って帰ったルクセンブルグリ。
予算をケチってはかり売りの箱で済ませてしまったので、少々割れてしまっている。
でも美味しさは変わらず。


参考までに。
上の写真は3年前に買った、進物用の箱に入ったルクセンブルグリ。
長距離持ち運びするのなら、多少高くなってもこちらの方が良さそう。

 
こちらはミニトリュフとプラリネの詰め合わせ。
十数時間のフライトにも負けずに綺麗なまま日本への輸送に成功。
成田から蓄冷剤をつけたおかげもあるしね。


そしてそして。
3年前のルクセンブリグリがメガヒヨをスイスの地におびき寄せたように、再び運命のお菓子に出会ってしまった。

有名なチョコレートメーカー、リンツの主力商品であるリンドール。
それの板チョコバージョンをスイスのスーパー、coopで購入した。(写真上)
会社へのばらまき土産の予定だったのだが、デリケートなこのチョコレートは溶けてヘナヘナになってしまい配れなくなってしまった。
でもって自分で食べて見たのだけど、これがあり得ないほど美味しかったのだ!!
言ってて変だけど、リンツの丸いリンドールどころかシュプリュングリのトリュフより美味しかった。

この板チョコリンドール、日本で探しまくったけど残念ながらどこにも無かった。
似たような商品で、不二家のルックチョコレートみたいな粒になっているリンドールなら有ったんだけど、これもスイスで買ったものには及ばず。同じスイス製なのにね。

リンツ リンドールシングルズ エクストラビター 100g×24枚セット(クール便)
Lindt(リンツ)
リンツ

あ、これを見てこのチョコを食べたいと思われた方々。空港隣接ショッピングセンターのMigrosには無かったので、くれぐれもご注意を。
あまりにもデリケートすぎるから国外には出せないのかな?

一年かけてスイス旅行記を書いたのに、オチがスーパーで売っている板チョコになってしまった。
でもこのチョコレートには充分その価値がある。
リンドールの板チョコを求めて再びスイスを訪ねる気持ちを固めているメガヒヨなのであった。
行くとしたら高山植物の時期を外してしまうのがジレンマだけどね

メガヒヨ in SWISS2013 完。


メガヒヨ in SWISSその28 《シュプリュングリで朝食を編》

2014年07月22日 | メガヒヨのホリデイ


帰国の朝。
メガヒヨは再びバーンホフ通りに来た。
今回の旅行最大の目的、シュプリュングリ(Spurüngli)で朝食を取るためである。

シュプリュングリについてはこちらの文末をご覧いただきたい。
2011年にスペインを旅行した際、経由のチューリッヒ空港で出会ってしまった運命のお菓子、ルクセンブルグリ(Luxemburgerli)。
それを製造・販売している世界一美味しいお菓子屋さんなのである。
しかもチューリッヒから150km以内にしか出店しないポリシーなので、その入手難度もほぼ世界一に近い。

 
シュプリュングリは洋菓子店に加えて、カフェレストランも併設。
ショーウインドウのサンプルに目移りしてしまう。
お値段まで表示してあるのがこれまた親切。(サムネイルをクリックすると大きい写真が表示されるよ。) 

 
ウズラの卵のように見えるけど、これはモッツァレラチーズ

 
カレー風味のチキンのサラダ

 
たまごサラダ入りドイツ風クロワッサン

 
フルーツ入りシリアルとラッシーチャイ

 
白アスパラなど、カナッペ3点

 
レシートがひっくり返っているから分からないけど、オーソドックスなサンドイッチ

 
小さいのはチーズ、大きいのはほうれん草のキッシュ 


メガヒヨは小さいサンドイッチ3点と、カナッペをチョイス。
カナッペは2.5スイスフラン、サンドイッチは各4スイスフラン。
それにオレンジジュースで合計21.7スイスフラン。(2013年7月現在)

こちらのオーダー方法はいくつかあるけど、メガヒヨのとった方法はコレ。
まずは店舗で好きなサンドイッチやケーキを選んでお会計を済ます。
お店の中で食べたい旨を伝え、お皿に載せてもらいカフェに行く。
カフェはテラス、店内1F、2Fの三か所に分かれている。
お店の人の案内により席を確保できたら、飲み物やサラダをオーダーする。

店舗に寄らなくてもカフェでオーダーは出来るみたい。
でも種類が全部揃っているわけではないので、やっぱり店舗で選んだ方が選択の幅があっていいと思うよ。

メガヒヨが行ったのは8:30くらいだったので、テラス席は一部しか設置しておらず満席だった。
そこで1Fで食べたのだけど、トイレを借りた際に2Fを見てここで食べれば良かったとしきりに後悔した。
1Fは席も混みあっているヨーロッパありきたりのカフェだけど、2Fはサロン風のレストランだったからね。
まぁ1Fも地元のビジネスマン、キャリアウーマンがささっと高い朝食を食べていく独特の雰囲気が味わえてよかったけど。
それに再びここに来て2Fでゆっくり朝食を食べるぞって目標も新たに出来たしね。


シュプリュングリのお向かいはサボイホテル。
食後はこのハイソなエリアを散策することに。


少し奥まったところには噴水が。
1Fはカフェや店舗が入っているようだけど、上階は高級アパートメントみたい。


バーンホフ通りから離れて、リマト川沿いを歩くよ。


対岸からフラウミュンスター(聖母教会)を眺める。


スイス最大のロマネスク寺院である、グロスミュンスター(大聖堂)。

 
オシャレな小道をチューリッヒ湖方面に向かって進む。


クリスタルカットガラスの素敵なお店。
若い頃はこういうのを見てとても欲しくなったけど、今だと使用用途を考えてしまうので財布のヒモは緩まず。
ウインドウショッピングで完結。


それにしてもおハイソな地域だけあって、比較的新しい建物にも凝った装飾が。
アメリカの宝くじでも当たったら、こんな所に引っ越してきたいなぁ。


チューリッヒ湖も近くなり、あちこちにカフェが。
これはとあるお店にあったブロンズ像。一瞬ドキっとしちゃった


同じ店の敷地内にはこんな像も。
なんて名前のお店か見てこなかったので、エロカフェとでも命名しておこう!!


チューリッヒ湖に到着。
綺麗な街並みに白鳥さんたちの姿が映える。


湖畔の売店。
商品のなかにはシャンパンも!! 地域色が出ているなぁ。


ケー橋を渡って、再びバーンホフ通りへ。
チョコレートのリンツ本社の建物も見える。


ビュルクリ広場では蚤の市が開催されていた。
時間の関係でよく見られなかったけどね。
もしかして掘り出し物があったかも?


そして再びシュプリュングリに参上!!


結構な気温があったので、買い物は散策した後にと思っていたのだ。


スイス風マカロンのルクセンブルグリに数々のトリュフ!!
予算と荷物の制限がなければ、お店の片っ端から買って帰りたいほどだった。
店員さんも片言英語のメガヒヨに根気よく商品の説明をしてくれてとても親切だった。


チューリッヒでも目的を果たし、大満足のメガヒヨ。
スパマロットトラムに乗って、チェックアウト時間ぎりぎりのホテルに戻るのであった。


メガヒヨ in SWISSその27 《チューリッヒホテル・レストラン編》

2014年07月21日 | メガヒヨのホリデイ


首都ベルンから電車で一時間、チューリッヒに到着。


チューリッヒ駅のコンコース。


繁華街とは別方向の北口に出る。
なんとこちらのホームは道路と直結している。
改札の無いこちらの鉄道だからあり得るんだね。
ちなみに停まっていたのはオランダ行きの国際列車だった。


駅の隣にはスイス国立博物館。
見学してみたかったけど今回は時間が無いので、次回のお楽しみに。

 
駅から歩いて10分ほどの場所にあるHotel X-tra。
チューリッヒ駅近辺では珍しいお手頃価格。


シングルで予約していたけれど、ツインベッドの部屋に案内された。


テレビはフィリップ製、
冷房設備は意識しなかったので分からないけど、扇風機があった。


使わなかったけど、ポットがあると冬は暖かいお茶が飲めるからいいだろうね。


セキュリティボックスもあったよ。
冷蔵庫は何故か鍵がかかっていて使えなかった。
まぁ一泊だけだからいいけど。 

 
水回りはシャワーのみ。これも夏だから問題なし。
そうそう。このホテルにはシェア・バスの部屋もあったよ。
自分の部屋に行く途中にシャワールームがあったけど、いつも空いている様子だった。

 
ホテルのすぐそばにはトラムの乗り場があった。
失敗したな~と思ったのはチューリッヒ・パスという24時間乗車券を買わなかったこと。
2回も乗れば元は取れるし、チューリッヒ空港までの電車も乗れたのに。
乗る度に乗車券を買っていたメガヒヨ。小銭も必要だし、色々面倒だった。


繁華街の駅向こうにやってきた。
時刻は20時に近いけれど、まだ明るい街中。


ブランドショップが建ち並ぶバーンホフ通り。

 
脇の小道も、趣のあるレストランなどが軒を連ねる。


やや、シャンパントリュフで有名なトイスチャーを発見!!
この時には営業時間が終わっていたけれど。


うーん…。すごく上等なチョコレートなんだろうけど、デコレーションがいまいちだなぁ(笑)


こちらのシャンパントリュフは、バブルの頃に姉が買ってくれたのを初めて食べた。
あの時は別次元の美味しさに感動したなぁ…。


トイスチャーでもお土産を買おうかなと考えてはいたけれど、ディスプレイのセンスに少々引いた


ここらで夕食にしようかな。
バーンホフ通り界隈の店は高いので、北口の方に戻って来たよ。

 
駅近くの居酒屋さん。
仕事帰りのおじさんたちがビールを飲んでいた。
おすすめメニューにコルドンブルー(チーズやハム入りの子牛のカツレツ)があったけど、あまり食欲は無し。
そういえばルシュティって食べてないな~と思い、ビールと共にオーダー。


駅を眺めつつ、ぼーっと待つ。


先にビールが出された。
突き出しのサラダが嬉しいなぁ。


ルシュティの到着。
ジャガイモがサクサクホクホクしていて美味しい~!!

…でもだんだん飽きてきてしまった(笑)
あまり食べれないからプレーンのルシュティにしたのだけど、ソーセージ付きとかにすれば良かったなぁ。
とはいえ昼もアイスしか食べていないので、ここはちゃんと食べておかないと。


サラダも合間にちびちび食べながら、ここは見事完食!!


食べ終わった頃にはすっかり暗くなってしまった。
メガヒヨ、ロシュティ食っておなかいっぱいこっぱいのはずが甘いものが欲しくなった。
アイスクリームを求めてホテル周辺の店をさまようが、どこにも売っておらず。


アイスじゃなきゃ冷たくて甘いものと思い、ホテルのレストラン併設バーに入った。


アーモンド・マティーニをオーダー。
うん、冷たくて美味しい!!
グラスを飾るのは丸く切られたスイカ。


次はロング・カクテルがいいなぁと思い、シー・ブリーズを。
あ、ここでも食用ほおずきが登場。
こちらのバーはチャージ料はなく、カクテルはそれぞれ15スイスフランほど。
ビールなどはもう少し安かったかな。(2013年7月現在)

ホテルのレストランはこの日、ロリポップナイトというパーティーが開催されていたため
50年代風のふわふわドレスの女の子が多く目の保養にもなった。

実はメガヒヨ、あまりショットバーに行くことは無いのだけど、こちらのお店はリラックスしてお酒をいただくことが出来た。
ほろ酔い気分でスイス最後の夜を楽しく過ごしたのであった。 


メガヒヨ in SWISSその26 《スイスの首都・ベルン散策編》

2014年07月20日 | メガヒヨのホリデイ


いよいよツェルマットを離れる。
またもや楽団が演奏で送り出してくれた。


来たときと同じようにマッターホルン・ゴッタルド鉄道に乗車。
まずは乗り換え地点のフィスプに向かうよ。

途中駅からお向かいの席に韓国人の可愛い女の子が座った。
アメリカに留学中で、日本の映画が好きだというEちゃん。
彼女との一時間のおしゃべりはとても楽しかった。
Eちゃんが私の英語レベルに合わせてくれたというのもあるけれど、アメリカ人より話していることがよく分かった。
あとそれと、韓国の方に「ヨン様」という日本語はフツーに通じるんだね(笑)


そうそう。メガヒヨの席周辺にはEちゃんの他に中国系らしい女の子も座ってたんだけど、改札にきた車掌さん(写真・上)は日・中・韓女子を巧みに見わけて挨拶をしてくれた。


この美しいエメラルドグリーンの渓流の光景も見納め。
リッフェルベルクの女王にまたお目にかかりたいな。


電車はフィスプに到着。
ここでフィレンツェに向かうEちゃんとはアドレス交換してお別れし、メガヒヨはスイスの首都・ベルンに向かうよ。


湖の街、トゥーンを通過。
ここもいつか訪れたいなぁ。


一時間ほどの乗車の後、ベルンに到着。


スイスを旅する場合、荷物をあらかじめ最終目的地の駅に送ることが出来るファストバゲージというサービスがある。
しかし心配症な上に節約したいメガヒヨは、気合で荷物を運んでいた。
事前に調べていた通り、ベルンにはコインロッカーがあるしね。


中型スーツケースとリュックを押し込む。
使用料は7スイスフラン。(2013年6月現在)


身軽になったら、散策開始といくかな。


トラムが発達している街なのであちこち架線が張り巡られているよ。


熊公園かバラ公園に行こうと思いつつも、道を間違えたらしく別の公園に入ってしまった。


普通の感覚なら綺麗な公園なのだろうけど、標高3,800mの世界から下りたばかりの身としてはノイズが強く感じられた。
脚を開いて昼寝している人もいるし、気分はげんなり。


気を取り直して、高台から記念写真など1枚。


木陰では地元の方がチェスをするなど、のどかな光景。


ベルンはスイスの首都なだけあって、様々な建物がある。
これは国立銀行。


連邦議会議事堂。


街の中心、ブンデス広場ではお子様たちが水遊びに夢中。
その日はそれぐらい暑かった。

 
ベルンの名物の噴水。様々なモニュメントが飾られて、それぞれ由来があるよ。
この噴水はガイドブックに載っていないので名前は不明。
他のものより古いからで、由緒ありそうなんだけどね。すがるクマが可愛い。


ベーレン広場では、昼間は青空市が開かれている。

 
目にも鮮やかな青果や花々。


メガヒヨはここでモーベンピックのアイスを食べた。大好きなピスタチオ味。


平日なのにパレード? 何かの宗教の行進みたいだった。


ここでも巨大チェス。
競技人口の多いゲームを見ると、自分もルールを覚えようかなと思ったりする。
その国の言葉は話せなくても、チェスでコミュニケーションが出来たりするからね。


広場を離れてマルクト通りを東方向に進む。


街のランドマークである時計塔。


通りの両脇にはアーケード街。

 
このアーケード。ウナギの寝床の様に奥ゆきがあり、様々なお店が中に入っているよ。


通りはクラム通りと名を変え、さらに続く。

 
「オレ様の名前をいってみろ!!」というセリフが頭に浮かんでしまった、鉄仮面のクマ。
ケンシロウの兄のジャギではなく、ベルンの創始者であるツェーリンゲン家を象徴するクマの兵士の像。


あちこちに街の象徴、クマが見受けられる。


さっきの鉄仮面クマもそうだけど、旧市街には噴水が集中しいくつも見られるよ。


正義の女神の噴水まで見たところで折り返すとするかな。


帰り道はウインドウショッピングでもしながら歩く。


宝飾店に、


帽子専門店。


お花屋さんなどなど。
数々の路面店が並ぶ。昔の銀座もこんな感じだったのかな。
住んでいる方々の生活水準の高さを伺わせるラインナップ。


旧市街より一本奥に入った道も歩いてみる。
石造りの素敵なチャペルを見つけた。


ふと振り返るとお酒の気配。


あー。噴水でワインを冷やしている。いいな~!!
でもそろそろチューリッヒへの電車の時間。駅に戻らなきゃ。


そんな訳でベルンを駆け足で観光したメガヒヨなのであった。
印象としては、ヨーロッパのあちこちに見られる綺麗な街といったところ。
ルッツェルンやチューリッヒが旅程に入っているのなら、タイトなスケジュールの人は寄らなくてもいいかも。

まぁ午前中にマッターホルンの雄大な光景を見た後なので、ベルンでは何を見ても感動が薄くなっちゃったのかな。
もちろんゆっくり回れば、素敵な場所もいっぱい見つかるかも知れないし。
次回訪れるとしたら、グリンデルワルト滞在中に雨が降った場合かな。ユングフラウ地域からは結構近いので。

あ、そうそう。アインシュタインが相対性理論を発見した時の住居がここベルンにはあったんだっけ。寄らなかったけど。
もし今後の人生において、相対性理論を理解し、大きな興味を持てるような心境になった暁には訪れたいと思うかもね。
メガヒヨの頭脳がそこまで躍進する予定は、残念なことに全くないのであるが(笑)


メガヒヨ in SWISSその25 《マッターホルン・グレッシャー・パラダイス編》

2014年05月11日 | メガヒヨのホリデイ


ツェルマット最終日の朝。
昨日の雨とは打って変わって、この雲ひとつない空!!
マッターホルンが光り輝いている。まるでパラマウント映画のマークのようだ。


ホテルをチェックアウトし、ゴンドラリフトの乗り場に向かう。


街外れにある、マッターホルン・グレッシャー・パラダイス行きのリフト乗り場。
ハーフフェアカードにて、往復49.5スイスフラン。


ここにもヴォリーちゃん。


今回もリフトを貸切でライドオン!


マッターホルンの方向に向かって、スイスイ上っていくよ。


やや、反対方向から来るリフトは何ぞ。


うわ…。余計な絵がくっついている。これじゃあ折角の視界が遮られちゃうよ。


これに至っちゃ、まず乗用じゃないよねぇ…。
外の景色がまったく見えないって


普通のリフトに乗れて本当に良かった。
山小屋や牧場の光景は毎日見ても和む。


フーリを通過。
メガヒヨが昨日迷った近辺。


景色は牧草地の光景から一変。岩石が目立つように。


高度もどんどん上がってく。

 
丘のかげになって一時見えなくなっていたマッターホルンも再び顔を出した。
近くに来て、あまりの大きさに圧倒される。


シュヴァルツゼー。距離的にはマッターホルンに一番近い展望台。


少々手前の山が気になるけれど、マッターホルンを見るのならこの角度が一番綺麗だと思う。
それにしても本当に天辺が尖ってるね。
どうやればあんな場所に登れるのだろう。イモトさんはすごいなぁ。


リフトはフルクに。シュヴァルツゼーから少し標高が下がった場所。


荒涼とした岩と石の世界が広がる。


道のりはまだまだ続く。


左手を見ると、ツェルマットの街並みが小さく見える。


ブライトホルンがだんだん近づいてきた。


ここに来ると雪も結構積もっている。


リフトは大きな建物の中に入っていく。


リフトの乗り換え点、トロッケナー・シュテックに到着。


乗り換えの合間に絶景ポイントでパチリ。


ここからは大型ロープウェイに乗り換え。


この駅にはイタリア行きのロープウェイもあるよ。
間違えたら大変だ!


ロープウェイの運行は、メガヒヨが行ったときで30分おきだったかな。


展望台駅から降りてくるのをじっと待つ。


ご到着!!


登り下りで一台ずつしか無いと思われるこのロープウェイ。
かなりのすし詰め状態で運行されている。
絶景写真が撮れるので、ぜひ窓際の立ち位置をキープした方がいいよ。


マッターホルンを背に、いざブライトホルンの懐へ。


マッターホルンは雲と雪と岩の世界に隠れてしまった。
しばしお別れ。


進行方向を向くと、岩山の雄大な光景。


雪も雲も見下ろしていくよ。


マッターホルン・グレイシャー・パラダイスの斜面。

 
無事到着。あっという間に感じた。


暗くて長い通路を通り、まずは雪原に向かう。


途中こんな記念写真ポイントがあったり。
「I CLIMBED THE MATTERHORN!」だって。
撮ったら年賀状にでも使いたいものだ。


雪原への出口の手前には売店と飲食コーナーがあるよ。


ラーメンらしきものとミートソース・スパゲッティが19.5スイスフラン、
トマトソース・スパゲッティが17スイスフラン。
ヨーロッパ最高所の展望台と考えたら、こんな値段かな。


ここにも昔の登山用具が展示されている。


通路にて、担架を見かけた。
高山病の人用かな?
ひとり旅のメガヒヨが仮にばったり倒れてしまったら、展望台の人にとんでもなく迷惑を掛けてしまう。
高山病対策のリコラキャンディをなめながら、「酸素、カモーン!!」と気合を入れるのであった。


通路から外に出たら一面白銀の世界。
しかも雲がすぐ近くにあるし。さすが標高3,883m!!


日本人観光客の方々が作っていた雪だるま。
背後に見える小さな三角の山はマッターホルン。


次はエレベーターに乗って展望台に上がってみる。


これは、訪れたときにはモンテローザと思い込んでいた山だけど、よく考えて見たらブライトホルンだった。


ブライトホルンを手前として、ボリュックス、カストール、リスカム、そして奥にモンテローザが連なる。


世界で一番苛酷な場所にまつられているジーザス・クライスト像。
吹雪のときとか大変そう。せめて祠でも作って差し上げればいいのに。(日本人的発想)


はるか遠く、雲海に浮かぶマッターホルン。


…本当に遠くだなぁ(笑)
メガヒヨの中の人の写真で大体の距離感をお伝えしておきたい。

すみません、ここまで書いておいて本当に何だけど、マッターホルンを見るのが目的なら
シュヴァルツゼーか、トロッケナー・シュテックで降りる方がいいかも知れない。
ここはあくまで、ヨーロッパで一番高い場所にある展望台ってのが売りだから(笑)

ともあれ心配していた高山病にはかからずに済んだメガヒヨ。
同じルートで無事下山をしたのであった。


そんなこんなで、旅行中の予定にあった山登りを全てこなすことが出来た。
もちろん想定外のことも色々あったけどね
それでも運が良かったし、何より旅先で出会った親切な方々のおかげもあった。
この旅行で山の魅力を改めて知ったし、また是非アルプスの地を踏みたいと思うのだった。


メガヒヨ in SWISSその24 《ツェルマット街歩き編》

2014年05月04日 | メガヒヨのホリデイ


無事、山から帰還したメガヒヨ。
ツェルマットの街を散策するよ。


市街地はレストラン、お土産屋さんがひしめく。
お店ごとそれぞれ個性的なディスプレイがほどこされている。 


通りかかるたびに、見てぎょっとしたテイラーのマネキン。


箱根、小樽などなど観光地にありがちなガラス細工の店。
ここスイスにもあった(笑)
旅先だとついついこういうもの買っちゃう人っているからね。
(持って帰るの大変そうだけど。)


謎のゆるキャラ。


マッターホルンの形をしたチョコレート。
日本で売ったら富士山チョコレートでも通用しそう。


名物の仕掛け時計も様々なサイズが売られていたよ。


こちらはアンティークショップ。
年代物の登山用具が売られている。


でっかいカウベルも。
こんなの付けられた牛はたまんないな。


見てるだけ、見てるだけと思っていたメガヒヨも、何か買いたくなってしまった。
ベタな土産物屋さんをのぞいてみる。


そんなんで買っちゃったよ。
エーデルワイスの種に栽培セットと、方位磁石付きのホイッスル。
あ、手前のアーミーナイフはゴルナーグラート展望台で買ったものね。
ハサミ、爪やすり、ペーパーナイフ、とげぬきが入ってるよ。

 
今こそ中国・韓国の観光客に押されているものの、日本人はツェルマットの重要顧客。
あちこちに日本語の看板を見つけたよ。


車にも日本語を大きく書いていただいて、正直恐縮する。


こちらはどのガイドブックにも載っている、和食のお店「妙高」。
それほど和食欠乏症にはなってなかったし、いいお値段なので行かなかったけど、美味しいという評判を聞いてるよ。


そういえばツェルマットと妙高高原は姉妹都市なんだって。
妙高高原って行ったことがないけれど、ツェルマットと似ているのなら訪れて見たいものだ。


あと、ツェルマットでは普通のガソリン車を見なかったなぁ。確か環境条例で制限されているんだっけ。
電気自動車と馬車が活躍していた。


散策中見かけた中で、ベスト・オブ・ベランダなホテル。
でもこの花って水が滴ってくることもあるので、下にいる人は要注意!!
(メガヒヨも現地でやられた(笑))


一方こちらのゴージャスな5つ星ホテルは、グランドホテル・ツェルマッターホフ。
超高級ホテルも憧れるけど、眺めはメガヒヨの泊まったお宿の方が上じゃないかな~♪

 
華やかなホテルが建ち並ぶ一方、昔ながらの高床式倉庫みたいな建物もよく見かけた。
ちょっと日本の農家の倉と似ているよね。
石瓦といい、何かと共通点が多いようだ。


街の中心、キルヒ広場にあるマーモットの泉。
是非いつか、こんな感じでわらわらと集まっているところを見てみたい!


マーモットの泉に対面する位置に山羊の像もあるよ。
いつか野生動物がいっぱいいる地域をトレッキングしたいと思うけど、今回みたいなお気軽では済まないだろうな。


同じくキルヒ広場にある、手前はマッターホルン博物館、奥はカトリック教会。


観光用寺院ではなく、地元の方々が祈りを捧げる場みたい。


そしてすぐ近くにはお墓が並ぶ。
ここにはマッターホルンなどの山々の登頂を目指して、志半ばで旅立たれた方々が眠る。
墓碑を見ると、最近亡くなった方、まだ若かった方、ご遺体が見つからない方のことが刻まれてあった。


墓守のようなシロ猫さん。


静かに眠る方々を見守りつつ、新たな登山者を魅きつけてやまないマッターホルン。
下から眺めて充分だと思う人もいれば、命をかけてまで登頂したいと思う人もいる。
メガヒヨは前者の方だけど、後者の気持ちもよく分かるのであった。


メガヒヨ in SWISSその23 《リッフェルアルプ迷走編》

2014年05月01日 | メガヒヨのホリデイ


リッフェルアルプ・リゾートの敷地を突っ切れば駅にたどりつけるのに、見当違いな道を進むメガヒヨ。
駅はまだかな~見えないな~と思いながら、森の深みにはまっていく。


行く手には何か住んでいそうな樹が。


やや、獣の気配。

 
遭遇したのはハイイロリス。
NYのセントラルパークでも似たようなのを見かけるけれど、こちらの方が野生的。
見ててありがたみを感じる。


アルペンローゼの群生の中を歩くこと15分。
駅にたどり着かないことに不安を抱く。


突然小さい村に到着。
鉄道駅がある雰囲気ではない。
ここで道にまた迷ったことにやっと気づく。


リッフェルアルプ駅まで後戻りで15分だって。
でもってツェルマットまでは60分とのこと。
こうなったらツェルマットまで歩いて帰っちゃえ!!


そうだよね、ジーザス・クライスト。


そうと決めたらさっさと下山、下山!!


村を出て、人の少ない道をてくてくと歩いて行く。
途中で会ったのは下から登って来たご夫婦くらいだったかな~。
東洋人女性が一人で歩いていたのに驚いた様子だった。
そんな訳でメガヒヨが取っていた行動はかなりイレギュラー。
無事に帰れたから良かったけど、同じコースで歩くのは決しておすすめしない。


途中、道がこんな感じになっていて、かなりビビった。
柱だけ残った標識だけ立っていて、ここは行き止まりなんじゃないかって不安になったりして。
もし道が続いていたとしても、山の裾野は広いからどんな場所に下りちゃうか分からないものね。


最悪、元来た道を戻ってリッフェルアルプ・リゾートに泊まっちゃえばいいや~と、開き直りながら歩く。
幸い、行く道はどんどん広く歩きやすくなってきた。


さらにしばらく歩くうちに線路が見えた。
しかし駅でないと電車には乗れない。
ここらで疲れもじわじわと感じてきた。しかし耐えつつ、黙々と下山する。


道が二手に分かれてる。あ、右手の木に標識がついてるよ。


ツェルマットはこちら方面ね。
生きてる木にペンキが塗られてて気の毒だけど、標識を見てほっとしたのも確か。


階段が続く先に赤いものが見える。
もしかして駅?
ずっと緑の世界を歩いていたので胸が高鳴る。


残念、ただのカフェ。しかも休業中。
営業していたら温かいコーヒーでも飲みたかったのに。


それでも標識があったので助かった。よしよし、この道でいいんだね。
ちなみにこのポイントで標高は1,906m。


カフェを後にして下っていくこと10分…。


舗装道路に出た!


あとは道なりに行けばツェルマットに帰れる。
さぁ頑張って歩こう。


ここでメガヒヨ、あることに気づく。
舗装道路の向こうにはツェルマットの街並みが見えるのだけど、この道は傾斜でくねくねしてるため、直線距離よりはるかに長い距離を歩かなくてはいけない。
これはしんどいっっ!!


へとへとなメガヒヨの横をサイクリングの人達が颯爽と走りぬけていく…。
道はまだまだ続く。


疲労困憊の中、目に映ったのはこの看板。
登山鉄道のリッフェルアルプの次である、フィンデルバッハ駅が近くにあるって!!

 
こんな夕方なら終電の時間は近いはず。
くたくたな体に鞭うって舗装道路から山道に戻り、標識の差す方向に小走りする。


なんか本当に駅があるんかな~って感じの山道を登ると…


あった、あった!!
これで長い距離を歩かなくて済む!!
行きの時に買った往復キップを無人改札機に通して駅構内に入る。


巡礼者なみに疲れたメガヒヨには、駅舎が霊験あらたかな寺社に見えた。

  
駅舎の入口に腰かけて電車を待つ。
そんなうちに一人の男性が駅構内に入ろうとしていた。
しかしその方はキップを持っていないらしく、無人改札機を通れずにいた。
メガヒヨは駅舎をノックして駅員さんに出てきてもらおうとしたけど、残念ながらその時間は誰もいないようだった。


まもなくして電車が到着。
駅舎側に立っているメガヒヨに対して、運転手さんが線路の向こう側に立ちなさいと相図を送った。
スローながらも動く電車の前を横切る経験は初めてだったので、ドキドキしてしまった。


そんな訳でめでたく電車に乗ることが出来た。
車窓から眺めるフィンデルバッハの滝も格別の美しさである。


おかげさまでツェルマットに戻ってきたよ。
あのくねくね道を歩いていたら、日が暮れていたかも。


登山に革命を起こしし、文明の利器よ、ばんざーいっっ!!


行きのときに撮り忘れていた登山鉄道駅。
またいつかこの電車に乗ってゴルナーグラート展望台に行きたいな。
次回は是非晴れていますように!!


無事帰還したメガヒヨを楽団がお出迎え。
さすがに今回は疲れてしまった。
と同時に、現地でちゃんとした地図を入手することの重要性を学んだのであった。
重ねて言うけど、ひとり旅のお嬢さんはメガヒヨのマネはしないでね。


メガヒヨ in SWISSその22 《リッフェルベルク迷走編》

2014年04月30日 | メガヒヨのホリデイ


あいにくの天気でマッターホルンは見られなかったけど、雪景色を満喫したメガヒヨ。
登山鉄道でツェルマットに戻ることに。


ガラ空きの車内。
そりゃあ日程に余裕のある方々は、こんな天候の日にわざわざ展望台まで来ないよね。

ゴルナーグラートから二つ目のリッフェルベルクという駅に電車が到着した頃、雨がほとんど止んでいるのに気がついた。
もし晴れていたのなら、一つ目のローテンボーデンから三つ目のリッフェルアルプまでのハイキングを予定していたメガヒヨ。
一駅分だけでも歩いてみるかと、ここで下車した。


この駅でもヴォリーちゃん。
標識がゴルナーグラートのままになっているけれど、リッフェルベルクは標高2,582m。


霧にくもっているけれど、山々を見渡すことができる。


るるぶ先生のマップに従って線路に対し垂直方向に歩くつもりが、それらしき道がない。


本当にそれ通りに歩くとしたら、こんな急斜面だものね


要はあの麓にあるリッフェルアルプ・リゾートまでたどり着けばいいのかも。


そんな訳で線路沿いに歩いてみることに。


と思ったら工事中。


だけど歩行者用にこんな通路が用意されていた。


外国の工事現場を興味深く見ながら、前に進む。


渓流を横切る線路。
スイスの土木工事技術には心から敬服する。

 


斜面がだいぶ緩やかになったので、線路に対して垂直に歩いてみることに。
そうすればるるぶ先生の意図するハイキングコースにたどり着けるからね。


けもの道のような細い道をてくてくと下りる。
駅と線路が遠くに見える。


ここでリッフェルアルプの位置を確認。


もやーっと見えたのはマッターホルンだったのかな?


ようやくるるぶ先生記載のハイキングコースに合流できた。


やや、獣の気配。


うわっ!! マーモットだぁ!!


スイス散策でマーモットを見られたのは後にも先にもこれ一回のみ。
途中下車して良かったなぁ。


その後、いくつかマーモットの穴を見た。
だけどなかなか住人さまにはお目にかかれなかった。
さっきは本当にラッキーだったんだね。


しばらく渓流沿いを歩いて楽しむ。


今回もハイキングコースはメガヒヨの貸切り状態。
本当に誰にも会わなかったな~。


渓流の近くにあった緑色の綺麗な石。
スイスの川の水の色がグリーンがかっているのはこういう石のおかげなのね。
メガヒヨはこの石をリッフェルベルクの女王と命名。


ではそろそろ下界に降りるとするかな。

 
 
花々を愛でながら、リッフェルアルプ・リゾートに向かう。


ずっと一人で歩いてきたので、建物の近くにくるとほっとする。


こちらが5つ星ホテルのリッフェルアルプ・リゾート。
温水プールから湯気が立っている。


標識を見ると、リッフェルアルプ駅の方向がこのホテルを向いているんだけどどういうことだろう?


まさかこのおもちゃの電車がそうって訳じゃないよねぇ…。


おもちゃの電車に目がいった自分は正しかった。
その送迎用トラムの線路に沿いながら、ホテルの敷地を突っ切っていけばリッフェルアルプ駅にたどり着けたのだ。
しかしメガヒヨはホテル従業員の目が気になって、違う道を行ってしまった。
そしてそこからさらなる迷走が始まったのであった。


メガヒヨ in SWISSその21 《ゴルナーグラート展望台編》

2014年04月29日 | メガヒヨのホリデイ


ツェルマット滞在二日目の朝。
早朝はマッターホルンが見えたのだが朝食後に雨が降り始めてしまい、本日予定していたゴルナーグラート展望台行きをどうするか迷い始めた。 


でも雨が降ろうが槍が降ろうが、貴重なスイスでの一日。
無駄にすまいと展望台行きを決行。


雨の中を駅に向かう。


ゴルナーグラート登山鉄道に乗車。
ハーフフェアカードにて、往復41スイスフラン。

 
車窓を雨粒が叩きつける。


電車は高度を上げていく。


ゴルナーグラード展望台ひとつ手前の駅、ローテンボーデン。
ハイキングの名所だけど、誰もいない。


森林限界を超えているので、見渡す限りの岩と石の世界。
奥にゴルナー氷河が見える。


ゴルナーグラートに到着。
ここでは雨ではなく、雪が降っていた。


ヴォリーちゃんがお出迎え。


こちらが展望台の建物。
山岳ホテルも兼ねているよ。

 
地図を眺めつつ、思えば高いところに来たものだ。
右のサムネイルをクリックすると拡大された地図が見られるよ。 


雪が止むまで休憩しようかと、上階のカフェテリアで待機。


水とスープで15.5スイスフラン。高っっ!!
まぁ標高3,000mを越えたところだものね…。
でもこのスープはぬるくて塩辛くて残念な代物だった。
もっと予算を多くして、レストランの方に行けば良かったなぁ。


雪はなかなか止まないので、ロビーにある売店で買い物をすることに。
一つは買おうと思っていたアーミーナイフ。


色々あって目移りするなぁ。


でもぶっちゃけ、普段はハサミしか使わないんだよね(笑)
缶切りとか、ノコギリってそうそう使う機会もないし…。
そんな訳で結局、19フランのエーデルワイス柄の初心者モデルを購入したのであった。


そうこうしている内に雪も小降りになってきたので、外に出て見た。


寒さに震えながら見るゴルナー氷河の美しさ。


雪にツルツル滑りつつ、さらに高い場所に登った。


ここで自分撮り!


降りしきる雪に耐えつつ、記念写真を撮り続けるメガヒヨ。


お天気は残念だったけど、静けさと霧に浮かぶ山々は美しかった。
迷ったけど来て良かったとしみじみ思うのであった。


メガヒヨ in SWISSその20 《座り込みレディース編》

2014年04月28日 | メガヒヨのホリデイ

メガヒヨが宿泊したHotel Couronne前はマッターホルンのビューポイントとして有名。
常に多くの人でにぎわっているよ。
その中でメガヒヨは残念な日本のお客さんに遭っちゃった。

ホテルの入口は幅のせまい階段があるのだけど、ある日の夕方、そこを塞ぐようにして三人のおばちゃんが座り込んでいた。
食事に出かけようとしていたメガヒヨ、行く手を阻まれてその方達に注意をした。
「あのう、ここはホテルの出入り口ですよ。」

そしたらおばちゃん達、まさかの反撃。
「うちら、疲れてるの! だから座っているの!!」

おいおい…。そんなの他の人には関係ないでしょ。
でも70代と見受けられる方々だから、お疲れなのは確かだろう。
さらにその方達は某トラピーーックスのバッジをしていた。
ということは、あの旅行社の過酷なスケジュールに振り回されているよね。相当イライラしているかも…。
ここは下手に関わらないのが身のため。

「…分かりました。でも今は通して下さい。」

おばちゃんの一人を立たせてメガヒヨはその場を後にした。
でもちょっとだけ後悔した。
その後にもそこを通りたい人はいたはずだから、彼女達は迷惑を掛け続けただろう。
メガヒヨは日本人だから話が出来たけど、その他の国の人々だったら彼女らをどかせるのも大変だろうから。
階段は何段かあったのだから、せめて縦に座る様にアドバイスしてあげた方が良かったかもなぁ。

ここ数年、マナーの良さで海外の方々からお誉めをいただいている日本人観光客。
それでもまだまだ至らない部分は多いと思う。
高い評判にあぐらをかかず、現地で人様に迷惑を掛けないように旅を楽しんでいければ、と思っている。


メガヒヨ in SWISSその19 《ツェルマットおすすめホテル編》

2014年04月27日 | メガヒヨのホリデイ

次はお宿のご紹介。泊まったのはHotel Couronne。
シングルでバスタブがあり、出来ればマッターホルンが見えるという条件で探したのがココ。


山の動物のジオラマが飾られたロビー。


お部屋は広々している。
ベッドはダブル並みの大きさ。


ご挨拶状と無料のグミキャンディ。


ここもテレビは日本製!


お部屋は日本でいう1Fなので、部屋についているのはバルコニーではなくテラス。


緑も多いし、眺めはいいよ。


しかーし、レストランの窓もすぐ近くにあるのだった。
うーん。落ち着かないなぁ


でもまぁ隣の部屋に比べればいい方か
お隣さんはレストランからもろ見えだものね


バスルームは広くて綺麗。
今回の旅行で最高だった。
でもトイレットペーパーの補充がなくて、真夜中に焦る一場面もあった


こちらのボディシャンプーはものすごく泡立った。もうモコモコ♪
二泊ともバブルバスにして、山歩きで疲れた体をいたわった。


一泊目の翌朝。
テラスからは雲に隠れたマッターホルンを見ることが出来た。


朝食はツアー客もおらず、落ち着いた雰囲気で。
パン、ハム、チーズ、卵料理、フルーツ、シリアルが並ぶ。


レストランからの眺め。
ここには映ってないけど、天気のいい日にはマッターホルンも見られるよ。


そうそう。
日本人のお客さんがレストランのスタッフにお願いしてコーヒーを水筒に詰めてもらってたなぁ。
レストランの方もにこやかに応対していた。
こちらもホスピタリティ精神あふれるホテルだったので、次回ツェルマット訪問の際にも是非泊まりたいと思う。


メガヒヨ in SWISSその18 《ツェルマットおすすめレストラン編》

2014年04月06日 | メガヒヨのホリデイ


無事下山したメガヒヨ。
体力を消耗し、カラダはたんぱく質を求めている!!
ホテルで登山着からワンピースに着替えて、トラベルアドバイザーのクチコミで好評を得ているレストランに向かった。
Hotel Julenのダイニング、Restaurant Schaferstubliである。

メガヒヨが訪れた19:00頃は混みあっていた。
すぐには座れなかったのだけれど、直前に帰ったお客さんがいたらしく、しばらく待った後に席を用意してくれた。
満席なのに一人で四人掛けを用意して下さり申し訳ない


山小屋の可愛らしいインテリア。


見上げると羊さんのはく製と目が合ってしまう(笑)


メガヒヨがオーダーしたのは名物のラム・チョップ。
こちらのお店のラムはくさみが一切なく、柔らかくて美味しかった!!
付け合わせのマッシュポテトも肉汁が浸みていてコクがあったなぁ。


甘いものが欲しくなったので、ブルーベリー・パフェをオーダー。
盛りつけも綺麗♪


最後はコーヒーで締め。


お会計は、ラムチョップ、ワイン2杯、ミネラルウォーター、パフェ、コーヒーで75スイスフラン。
レシートはこんな可愛いカードに挟んでくれるよ。
このイラストはマダムのダニエラさんが描いたんだって!
え?何で2枚もあるのかって?


それはね次の日も続けて行っちゃったから!!(笑)
この日は早くお店に入ったので、メガヒヨ一番乗り!!


他のお客さんがいないので、店内の写真を撮りまくり。


レシートカードの原画も飾られているよ。


右がダニエラさん。
とても感じのいい方だった。
スタッフの方はスイスの民族衣装を着ているのだけど、一人一人違ったデザインで可愛かったなぁ。


この日はスターターにサラダ。


そしてチーズフォンデュをオーダー。
せっかくスイスに来たのだもの、食べなきゃね。
他のレストランでは二人分からしかオーダーを受け付けてくれない所もあるのだけど、
こちらでは一人分からでもサーブしてくれる。嬉しいな。
お味もやさしい風味で日本人好みだった。


しかし鍋いっぱいのチーズフォンデュを一人で食すというのは、いくら美味しくてもキツかった。
まさしくチーズとの格闘!! リングでの孤独な戦いのようであった。
この時ほどツレが欲しかった瞬間は無かったなぁ。

頑張って食べたつもりでも、結局残してしまった。
ダニエラさんは「お口に合いませんでしたか?」と悲しそうに聞いてきたので、
「美味しかったけど、私には量が多かったです。」と答えるしかなかった。申し訳ない。


チーズがお腹にガツンときたので、フルーツで口直しをすることに。
あ、ここでもほおずきが入ってる。
それにしてもこのお店は盛りつけが本当に綺麗だよね。

ちなみにサラダ、ワイン2杯、チーズフォンデュ、フルーツで、この日のお会計は58.5ユーロなり。
スイスではチップの請求はないので、基本的にメニュー表通りの金額となるよ。
日本人の感覚からするとかなり高い気がするけれど、ツェルマットで食事をしたら大抵こんな額になるみたい。

しょっちゅう訪れるのは無理だとしても、またいつかラムチョップやチーズフォンデュを食べにここに来たいなぁ。
もちろんその際にはフォンデュ・メイトも連れて行かなきゃね!! 


メガヒヨ in SWISSその17 《スネガからツェルマットひとり山歩き編》

2014年03月10日 | メガヒヨのホリデイ


ライゼー湖を過ぎたあたりで、今まで雲に覆われていたマッターホルンが顔を出しかけた。
マッターホルンは我らが富士山とは違って気まぐれな山の女王といったところ。
雲の衣で滅多に姿を見せてくれない。
ツェルマットには古くから、
「初めて来た客には見せてやらない、
二度目の客には少しだけ、
三度目の客には全て見せてやろう。」という言葉が伝わっているくらい。


貴重なシャッターチャンスなのでメガヒヨ、張り切って写真を撮る。


あ、雲が少し切れたといいつつ更にパチリ。


そして同じような写真ばかり、SDカードに貯まるのであった。
(中の人の写真に関しても、こんな感じで何枚も撮っていたりする(笑)


下を見るとエッゲンと呼ばれる地域が。
本当はここを抜けていき、フィンデルン村を通るのがメジャーなハイキングコースなのだけれど、メガヒヨは道をまっすぐ行ってしまった。

 
ここでいいのかな~?(良くない)
不安に思いつつ、真下は崖という道をてくてく一人歩く。
※サムネイルをクリックすると大きい写真にリンクするよ。崖っぷち感満載!!

 

 
デンジャラスな道だけど、道端は可憐な高山植物でいっぱい!!


谷を越えた向かいの山には登山鉄道が走る。


花々の小道を抜けるとカラマツの林に入る。
メガヒヨ、この時点でも道を間違えたことに気がつかない。
おかしいな~、人がいないなぁ~、としか思っていなかった。


うっそうとした林の中を一人歩く。
カラマツの枝はレース模様みたいでそれはそれは美しかった。

 
30分くらいずっと誰にも会わずに歩いていたかなぁ。
綺麗な景色を堪能出来ているけど、ここまで「一人占め」な山歩きになるとは思っていなかった。
老婆心ながら、一人旅の娘さんには絶対にすすめられないコースである。
見通しのよかったユングフラウ地域のコースとは違って、茂みに何が隠れているか分からないものね。
もっとも間違わなければこんなところを歩かないけれど。


メガヒヨは一人なのをいいことに、景気付けの歌を歌い始めた。
曲目は伝説のバンド・たまの名曲『方向音痴』。
今の状況にぴったりのチョイスである。

 

 
数十分歩いても、誰かを追い越すことも追い越されることもない。
自分はツェルマットまで戻れるのか、強烈な不安に押しつぶされそうになった頃…


やや、標識発見!!


はぁあ。これで遭難せずに済んだ!!
しかーし、ツェルマットは別方向の二つの矢印が標示している。
どちらかが遠回りなんだろうけどね

ちょうどそのとき、別方向から白人のご夫婦がやって来た。
その方々も悩んでいる様子で、迷いながらツェルマットを差すうちの一方向へ。
メガヒヨは「二人のところを邪魔しちゃ申し訳ないなぁ」と思い、別の方向に進んだ。

だけどその道は進むにつれ幅が狭くなり、ますますハードな山道に!!
けっきょく元の場所に戻り、先ほどのご夫婦と同じ道を歩くこととなった。


道幅も大分広くなり安心…と思ったところで遠雷の音が。


小雨がちらつき始めたので、傘をさしながら歩く。


でも道端の花々を愛でる余裕も戻って来た。


カラマツ林の隙間から、ふもとの家々が見え始めた。

 

 
ゴルナーグラート鉄道の線路。
明日はこれに乗って展望台に行く予定。


名所・フィンデルバッハの滝にてパチリ。


苦労してやっと人里に下りてきたメガヒヨを祝福するかのように、再びマッターホルンが顔を出してくれた。
この時には雨もすっかり上がり、傘はリュックの中へ。


ヴィンケルマッテンと呼ばれる地域へ。
山小屋風の邸宅・別荘が立ち並ぶ。


ちなみに滝との距離感はこんな感じ。


一軒一軒、お庭や建物に見とれてしまう。


ちょっとした水栓にも遊び心が。


ここの地域ではワンフロア・週単位で貸し出されている山小屋もあるとのこと。
メガヒヨは日本語の案内も見つけたよ。
お金と時間に余裕のある身分だったら是非滞在してみたい!!


マッターフィスパ川のほとりに来たあたりで、同業者の香りを感じる。


やっぱり! 建設中の山小屋を発見!!


ヴァリス州独自の石瓦の屋根ってどうやって作るのか興味があったので、じっくり観察。


街中にも道案内が。
最後の最後で迷わないよう(笑)、しっかり見なきゃ。
ツェルマットは右方向。


スイスは山もそうだけど街中も花に溢れてる。
こぼれんばかりのミモザ。


無事にハイキングをゴールしたメガヒヨに、三たびご褒美のマッターホルン。
明日はますますよく見えるといいなぁと思うのであった。 


メガヒヨ in SWISSその16 《スネガからツェルマット山歩き迷い編》

2014年03月09日 | メガヒヨのホリデイ



時刻は13時半。
スネガ展望台に行くためにホテルに荷物を置いて駅に戻ったメガヒヨ。
ケーブルカー乗り場までの地図を観光案内書でもらおうとしたけれど、思ったような地図をいただけなかった。
何となくの勘で乗り場まで歩く。
どこかに案内表示が出ていることを期待したがなかなか見つからず。


線路沿いに歩いているとキャンプ場などみつけちゃったり。


カラフルなテントにバーベキュー。
リゾートホテルもいいけど、こんなバケーションも楽しそうだなぁ!!


遠くから見ると駅っぽい施設を発見。
しかし近くで見ると何かの採掘場のようだった。
道を間違えたことに気づき引き返す


高級別荘街のあたりをうろうろ迷う事30分以上。


やっとケーブルカー駅の表示を発見!!


ケーブルカー駅の前は日本人ツアー御一行様でいっぱい。


チケットを買って長い通路を歩いて行くよ。
次の出発が近いので急かされる。
そんなわけでケーブルカーの写真はなし。


スネガ・パラダイス展望台に到着!!


雲が厚いけど、いい眺め!


まずはツェルマット駅前のベーカリーで買ったサンドイッチを食べて腹ごしらえ。


出発する前にるるぶ先生の付録マップを見てみよう。
「駅を出てマッターホルンの方向にある十字架からチェアリフトの下を左に下がる。」
だって。


見渡すと…いくつか道があるね。


あ、チェアリフトの下を左に下がる道を発見!!


さらに左の方に下る道があるよ。こっちの方かな?


うわっ綺麗な景色だけど、整備されていないなぁ…。


このごつごつの岩だらけの道…。絶対違うよねぇ。
ってことで元の場所に戻ろう。


で、さっきの分岐点に行って広い方の道を歩いたんだけど、
これまた上り下りが激しい道でモトクロスのレース場みたい。
ここもおそらく違うよね。


下り坂のハイキングコースって楽なことは楽なんだけど、
道を間違えたら坂を上らなきゃいけない。
こりゃまたしんどい!!


その後もこれはと思う広い道を歩いていったメガヒヨ。
それでもスネガ・パラダイスから歩いて5分の場所にあるというライゼー湖を見つけられず。
写真は代わりに見つけたマーモット公園。


3度も間違った道を歩き、駅近くの道案内に戻る。


周囲にはるるぶを抱えて迷う日本人が数組もいた。


再び十字架の場所に行き、下を見下ろして見る。
そして視線を左方向に向けると…


あ、リフトチェアがもう一本ある。
そして三日月形の湖…というか沼も!!


こちらがライゼー湖。
晴れた日には逆さマッターホルンが湖面にうつるという話。


こちらはゴルナーグラート鉄道のゆるキャラ、ウォリーちゃん。


ウォリーちゃんの手のひらはカメラを乗っけるのにとても都合が良かった。
そんなわけでいわくつきのチェアリフト(笑)をバックに、タイマーセルフィを一枚。

それにしてもるるぶ編集部、チェアリフトは二本あるということを書いておいて欲しかったなぁ。
これで多くの人が迷っていたもの。かなり時間をロスしちゃったしね。
これからこちらを訪れる方は気をつけていただきたいと思うメガヒヨなのであった。


メガヒヨ in SWISSその15 《グリンデルワルトからツェルマット編》

2014年01月19日 | メガヒヨのホリデイ


XX年越しのユングフラウ詣でが叶った翌朝。
グリンデルワルトを発ってツェルマットに向かうよ。
9:19発のBOB登山鉄道でインターラーケン・オストへ。


スイスの電車はどの車両にも荷物置き場があるから便利だね。

 
インターラーケン・オストからシュピーツまで、国際特急に21分間乗車。
トゥーン湖沿いを走るよ。雨だったのが残念


シュピーツからさらに電車乗り換え。
スイスのコンコースとホームは階段でもつながっているけれど、こんな長いスロープもあるよ。
傾斜がゆるいので、スーツケースやベビーカーの人は助かると思う。
日本でも導入されないかなぁ。


やや、自動販売機発見!!
水でも買ってみるかな。


説明をまず読んでから。


お札は使えず、硬貨のみの受付とのこと。
しかも一枚毎にレバーで押し上げなければならない。
さらに水(エビアン500ml)は3.5スイスフランもした。

何でか分からないけど、水の値段はスーパーとキオスク・自動販売機では数倍違う。
そりゃあ日本でも値段は違うけど、ここまでじゃあないよね


シュピーツからフィスプまで26分乗車。
ここはトンネルを突っ切る区間なので写真はナシ。


フィスプについたらお待ちかねの、私鉄のマッターホルン・ゴッタルド鉄道に乗車!!

 
座席テーブルの路線図も、ここではこんな感じ。


マッター谷沿いを走るこの路線。
マッターホルンの雪どけ水の川を眺めながら行くよ。


変わった形の教会の時計塔。


ヴァリス州名物の石瓦の家が多くなってきたのに気付く。


犬小屋でさえ石瓦(笑)


この渓谷では滝をいくつも見ることが出来る。


採石場も見かけた。
石瓦の原料はここで取れるのかな?


おそらく今は営業していないだろう、駅のホテル。
こういう風情のある場所に(一泊くらいなら)泊まってみたいものだなぁ。


だいぶ曇っているなぁ。
現地の天気が心配。


この路線での1時間の旅もそろそろ終盤。
ずっと川沿いに走って来たよ。


ツェルマット駅に到着!!
時刻は12:13。グリンデルワルトを出て3時間弱といったところ。


ツェルマットに着いたばっかりだけど、ハイキングノルマをこなさなくてはならない弾丸トラベラー・メガヒヨ。
ホテルに荷物を置くやいなや、山の方向に向かうのであった。