「ついで参り」とは、
神社やお寺、またお墓をお参りし、そのついでに用事や買い物などをするということ。
また、反対に用事や買い物のついでにお参りをするなども
同様に「ついで参り」になります。
多いのが、目的の神社・仏閣やお墓をお参りし、
その帰り道にお土産を買ったり、
また、誰かと待ち合わせして食事をして帰るなどがあります。
本来の目的は、神社・仏閣やお墓参りですので、
お参りをすれば、何処にも寄らずに真っ直ぐに帰るのが基本です。
ちょっとついでに近くを観光して帰ろうというような場合も
同様にダメな行為です。
せっかくお参りしてお蔭をいただいても、
ウロウロしている間にそのお蔭をどこかに置いてくる。
また、取られてしまうということで、なくなってしまいますので、
せっかくのお参りが無駄になってしまいます。
せっかくお参りしても真っ直ぐ帰らないと意味がないのです。
そういう意味で、
昔から「ついで参り」をしてはいけないと言われております。
ただ、お参りが遠方の時の途中行く食事などは、仕方のないことですが…。
当山の月次祭でも同様に真っ直ぐ帰るのが基本です。
ツアーの〇〇巡りなどは、観光の部類になります
南無大師遍照金剛