(9) RENAULT CLIO (日本名LUTECIA)(2代目後期型) 1400cc RXT
2002-2005ルノー函館
最高出力ネット 98ps/6000rpm、
最大トルク 13.0kg-m/3750rpm
4速オートマチック
全長 3,775mm
全幅 1,640mm
全高 1,415mm
9台目にして初めて輸入車に乗った。
実は、僕は輸入車には懐疑的だった。輸入車に乗るのは見栄でしかないと。
当時、職場の同僚が初代ルノークリオに乗っていて、何度か乗せてもらう機会を得たのだが、
その時思ったのは、小さい車なのに実に快適なシートであること。
サスペンションがしなやかであるところだった。
車はエンジンや排気量、快適装備だけで判断するべきではない。
実際に乗って、走りの質を確かめるべきだと痛感した。
事実、このクリオは、ワイパーが左ハンドル用の向きのまま、パワーウィンドウは前席のみであったが、
車はエンジンや排気量、快適装備だけで判断するべきではない。
実際に乗って、走りの質を確かめるべきだと痛感した。
事実、このクリオは、ワイパーが左ハンドル用の向きのまま、パワーウィンドウは前席のみであったが、
オートライトやサイドエアバッグが標準装備であることなど、金をかけるところが国産車とは違っていた。
エアコンもマニュアルに逆戻り、これはやはり不便だ。
イモビライザーとの関係でエンジンがかからないことが時折あったり、
エアコンもマニュアルに逆戻り、これはやはり不便だ。
イモビライザーとの関係でエンジンがかからないことが時折あったり、
ドアロックが壊れたりと国産車では考えられない精度の悪さもあったが、
こと走りについては別格だった。
出だしのエンジンの吹けは悪く、低速ではもたつくし、ATの出来も悪い。
しかし、シートの出来がすこぶるよく疲れ知らずのこと、
出だしのエンジンの吹けは悪く、低速ではもたつくし、ATの出来も悪い。
しかし、シートの出来がすこぶるよく疲れ知らずのこと、
高速になるにしたがって安定性を増すなど、
ヨーロッパ車の実力は相当なものだった。(1400ccなのにメーターは220km/hまであった。)
ずっと、乗り続けたいと思っていた車だが、残念な出来事が起こってしまう。
それは、函館市内から、当時合併した南茅部地区へ勤務箇所が移ったことである。
ずっと、乗り続けたいと思っていた車だが、残念な出来事が起こってしまう。
それは、函館市内から、当時合併した南茅部地区へ勤務箇所が移ったことである。
今ではそうでもないが、当時は、あの川汲峠を超えるのは、
特に冬場は4WDでなければ苦しいということだった。
現地でひょんなことからベルノ店の店長と顔を合わせ、
現地でひょんなことからベルノ店の店長と顔を合わせ、
強く車を勧められたこともあって、後ろ髪をひかれながらも、
泣く泣く車を入れ替えることになってしまった。
南茅部勤務にならなければ、ルノーユーザーのままだったかもしれない。