採茶とは?
令和2年10月13日(火)
採茶とは?
お茶を採る。お茶を摘む。
お茶する。
いろいろな解釈もある。
海辺橋の傍。
多分ここに集まってお茶を飲みながら
お喋りや談議。俳句会も開いたのかな?
採茶庵は、魚問屋の杉田杉風の
別墅(しょ)。別宅である。
芭蕉は、元禄2(1689)年3月27日、
採茶庵から、「おくの細道」の旅に出た。。
当時は、仙台堀(仙台藩の蔵屋敷が
あったことから仙台堀と呼ばれる)、
現在の仙台堀川に浮かぶ船に乗り、
隅田川を遡って千住へ。
採茶庵は、芭蕉の門人、杉山杉風
(さんぷう)の別宅。
芭蕉は「奥の細道」の旅に出る前に、
それまで住んでいた隅田川と小名木川の
合流地点の岸辺にあった芭蕉庵を手放し、
門人、杉山杉風の別宅に厄介になる。
採荼庵に芭蕉を住まわせた杉風は、
日本橋で幕府御用の魚問屋を営み、
豊かな経済力で芭蕉の生活 を支えて
いたという。
弟子の杉風のお陰かな!