紀の国屋さんから弥太郎さんへ
令和2年10月16日(金)
寒い朝。早くも冬の到来?
サムイの苦手な方だから、急が
なくていいよと天に向かい囁く
のだが・・・・?
太陽もすっかりお隠れ。
今年は月単位のお出ましかな?
水辺の散歩は、時々思いついた
時にと・・・。
昔、我が庭だと来客をもてなし、
遊んだところ。
過日訪れた所は、清澄公園だった
ということが清澄庭園入口に来て
初めて分かる。
清澄には公園と庭園があるのだと
初めて知る。
(変貌するとは?)と気にしていたら、
やっぱし勘違い。一安堵!
当時確か入場料を払って入った記憶
もあったし…。
この庭園は、泉水、築山、枯山水を
主体とした「回遊式林泉公園」だ。
江戸時代の大名庭園の造園手法だ。
江戸の豪商紀伊國屋文左衛門の
屋敷跡ともいわれている。
明治になって、岩崎弥太郎が荒廃し
たこの邸地を買い取り、社員の慰安や
貴賓を招待する所として、全国から
名石も取り寄せ、完成させる。
昭和になって、東京都の名勝に指定
される。
三つの中島を配した池は本当に広く、
水面に、島や数寄屋造りの建物、
そして樹木の陰を映し出しているのも
楽しみの一つ。
十数名の植木屋さんが手入れの最中。
当初は隅田川から水を引いていたが、
現在は雨水でまかなっているらしい。
伊豆の磯石、紀州の青石、佐渡の赤石、
讃岐等の御影石等、名石も楽しめる庭と
なっている。