貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

芭蕉の俳句現代人が選んだ上位157句の58位に!

2021-12-13 14:56:51 | 日記
令和3年12月13日(月)
 馬の尿は、「しと」とも「ばり」とも
言われる。
 雨で湿った屋内には、「しと」と読む
のがいいかな。
 不潔な家の中を詠んでいるのだが、
人馬が一緒に住む温かさをも感じられる
句だ。
 ところで、国境の番人の家で
詠んだこの一句を素晴らしい句だと師匠は
感じたそうだ。
 芭蕉についての諸著書を開いてみても、
この句について論じられたものが少ないそうだ。
 師匠がやっと見つけたのが、
柳川彰治編著、有馬朗人・宇多喜代子
監修の
『松尾芭蕉 この一句』であったそうな。
 『現代俳人の投票による上位157作品」
の58位に選ばれているそうだ。
 そこで、三人の俳人が鑑賞文を書いている
ので、次回紹介することに。